3.2.実施段階

(1) 学習活動への反映

 

 しかしモバイルの出現により、家庭が強大な世界の図書館=インターネットとつながります。さらにそれがモバイルという形で個人の文房具として提供されるならば、情報を得つつ自己を創造していくというモバイルの活用と自己成長の有機的な結合が期待できます。   家庭学習の内容がモバイルの活用により大きく変わって来ます。

 モバイルは学校の壁を越え、他校の生徒とも同じ学校の生徒の様にコミュニケーションができます。私学と公立、受験校と職業高校、それぞれの立場からお互い同世代を生きる仲間としてプロジェクトを組むことが可能です。

 

 

 

 何よりも自信のなさからこのような状況がもたらされていると考えます。

 デジタルの素材はいつでも取り出すことが可能です。生徒個人の活動もモバイル端末を手にすることによって「個人史」が端末内に蓄積されることになります。

 このようなモバイルならではの特性を活用し、生徒は自分の活動内容を簡単に振り返ることができます。

 できなかったことができるようになり、内に眠る創造性を取り出し、まとめることができます。

 このような視点からモバイルをとらえたとき、発言力ある、自信に満ちた生徒の育成が可能となります。

 

 

 

(2) プロジェクト成功要件

モバイルプロジェクト成功要件において次の様なことが重要です。


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