440215 | 学習資料データベース |
大分類 | 4教育方法 | 時期 | 通年 | 使用ソフト | Access |
中分類 | 4視聴覚 | 利用対象 | 視聴覚主任 | コード番号 | 44000 |
校 種 | 0共通 | 文書形態 | データベース | 作成者 | 岩佐 澄男 |
ねらい | ビデオテープ、ディスク、スライドなどの学習資料を効率的に管理し、必要な資料を迅速・確実に検索・入手するためのデータベース。 |
解説対象 |
【テーブル】 (A)学習資料一覧 学習資料のすべてのデータが収められたテーブル (B)関連教科マスター 資料が関連する教科の一覧が収められたテーブル (C)資料種別マスター 資料の形態の種類が収められたテーブル (D)保管場所マスター 資料の保管してある場所が収められたテーブル (E)受入先マスター 資料を受け入れた先の会社名などが収められたテーブル (F)除籍資料一覧 資料の中で破棄されたり、紛失した資料の一覧が収められたテーブル 【クエリー】 (G)関連教科別 関連する教科別に資料を表示するクエリー (H)資料形態別 資料の形態別に表示するクエリー (I)保管場所別 資料の保管してある場所別に表示するクエリー (J)キーワード別 資料につけられたのキーボードワード別に表示するクエリー (K)受入時期別 資料を受け入れた時期(年度)ごとに表示するクエリー (L)受入先別 資料を受け入れた先ごとに表示するクエリー (M)除籍処理 1:[学習資料一覧]テーブルから、除籍情報のあるデータを、[除籍資料一覧]テーブルに転記する追加クエリー 2:[除籍資料一覧]テーブルに入力されたデータを、[学習資料一覧]テーブルから削除する削除クエリー 【フォーム】 (N)学習資料入力 学習資料一覧のデータを入力・修正するフォーム |
利用法 |
1.テーブル・クエリー・フォームの基本操作の方法 ◆(A)「学習資料一覧」〜(F)「除籍資料一覧」テーブルの基本操作 〈テーブルを開く〉 (1)[テーブル]タブをクリックする。 (2)開きたいテーブルをクリックする。 (3)<開く>ボタンをクリックする。 〈データを修正する〉 (1)修正したいレコードをクリックする。 (2)データを入力する。 〈データを追加する〉 (1)メニューから[挿入]→[新しいレコード]をクリックする。 (2)データを入力する。 〈テーブルを閉じる〉 メニューから[ファイル]→[閉じる]をクリックする。 ◆(G)「関連教科別」〜(M)「除籍処理」クエリーの基本操作 〈クエリーを開く(実行する)〉 (1)[クエリー]タブをクリックする。 (2)開きたい(実行したい)クエリ−をクリックする。 (3)<開く>ボタンをクリックする。 (4)(実行する場合のみ)メッセージボックスが表示されたら、<はい>ボタンをクリックする。 〈フィールドの幅をデータに合わせた幅で表示されるように変更する〉 (1)変更したいフィールドをクリックする。 (2)メニューから[書式]→[列の幅]をクリックする。 (3)<最適幅>ボタンをクリックする。 〈クエリーを閉じる〉 メニューから[ファイル]→[閉じる]をクリックする。 ◆(N)「学習資料入力」フォームの基本操作 〈フォームを開く〉 (1)[フォーム]タブをクリックする。 (2)開きたいフォームをクリックする。 (3)<開く>ボタンをクリックする。 〈すでに入力されているすべてのサンプルデータを削除する〉 (1)メニューから[編集]→[すべてのレコードの選択]をクリックする。 (2)メニューから[編集]→[削除]をクリックする。 〈データを入力する〉 (1)メニューから[挿入]→[新しいレコード]をクリックする。 (2)1項目ずつデータを入力し、[Enter]キーで次の項目に移る。 ・前のレコードを見る方法 フォームの下にある左向きの移動ボタン(<)をクリックする。 ・次のレコードを見る方法 フォームの下にある右向きの移動ボタン(>)をクリックする。 ・最初のレコードを見る方法 フォームの下にある左向きの移動ボタン(|<)をクリックする。 ・最後のレコードを見る方法 フォームの下にある右向きの移動ボタン(>|)をクリックする。 ・任意の番号のレコードを見る方法 移動ボタンの間の番号をクリックして、数字を入力して、[Enter]キーを押す。 〈フォームを閉じる〉 メニューから[ファイル]→[閉じる]をクリックする。 2.(N)「学習資料入力」で自校のデータを入力する方法 あらかじめ、既に入力されているサンプルデータを削除しておく。 ※入力内容は次のとおり。 ・「登録番号」…受入順の通し番号が自動的に入るので、入力しない。 ・「受入年月日」…登録した日付を、年月日を2桁ずつ/(スラッシュ)で区切って入力する。1999年4月1日の場合は「99/4/1」と入力する。 ・「請求記号」…学校として定めた分類規定によって各資料に与えた請求記号を入力する。 ・「資料種別(資料形態)」「関連教科」「保管場所」「受入先」…▼をクリックしてリストを表示し、対応する内容をクリックする。「受入先」で寄贈者名、自作者名などマスターにない場合は入力する。 ・「受入種別」「題名」「製作者」「作者・演者」「添付資料」「キーワード」…漢字で入力する。(自動的に日本語入力がオンになる) 「受入種別」は購入、寄贈、自作などの別 「製作者」は、資料を製作、販売している会社名 「作者・演者」音楽CDの場合は作曲者や演奏者、劇映画の場合は演出者や主演者 「添付資料」はスライドやCD-ROMの場合に解説書など関連資料の有無 「キーワード」は、その資料で学習できる内容をことばで入力し、複数のキーワードを入力する場合は、"、(読点)"で区切って列挙 ・「受入価格」「数量」「金額」…半角の数字で入力する。購入した資料については、購入価格を入力する。 ・「規格」…形状・寸法・方式など、その資料の特長を記入する。 [方式]は、VHS、ベータマックスの別(ビデオ)、天然色、白黒、着色の別(スライド) [サイズ]は、ディスクの場合は直径 [量]は、スライドの場合はこま数、ビデオの場合は時間 3. 除籍資料の処理の方法 除籍資料のデータを(A)「学習資料一覧」テーブルから削除し、(F)「除籍資料一覧」テーブルに転記するには、以下の手順で行う。 3−1.(N)「学習資料入力」フォームに除籍の情報を入力 (1)フォームの下にある右向きの移動ボタン(>)をクリックして、除籍する資料を表示する。 (2)「除籍年月日」フィールドに、除籍する年月日を2桁ずつ/(スラッシュ)で区切って入力する。 3−2.(M)「除籍処理1」(「除籍資料一覧」テーブルへの転記)クエリーを実行 (F)「除籍資料一覧」テーブルに除籍資料のデータが追加されるので、テーブルを開いて確認する。 ※この処理を実行する前に、必ず(N)「学習資料入力」フォームで除籍のデータを入力しておく。 3−3.(M)「除籍処理2」(「学習資料一覧」からの削除)クエリーを実行 (A)「学習資料一覧」テーブルから除籍資料のデータが削除されるので、テーブルを開いて確認する。 4.特定の「教科」のクエリーを作成する方法 本文例では、「国語」「理科」の2教科で関連資料を表示できるようになっているが、他の教科でも以下の手順によってクエリーを作成することができる。 なお、ここでは「教科別」を例に説明するが、「資料形態別」「保管場所」も同様にできる。 (1)[クエリー]タブをクリックする。 (2)「関連教科[国語]」をクリックする。 (3)メニューから[編集]→[コピー]をクリックする。 (4)メニューから[編集]→[貼り付け]をクリックする。 (5)表示されたダイアログボックスに、「関連教科別[○○]」と入力し、<OK>ボタンをクリックする。(○○は表示したい教科名) (6)そのままの状態で、<デザイン>ボタンをクリックする。 (7)クエリーデザイングリッドの「関連教科」フィールドの[抽出条件]に、Like"△△*"と入力する。(△△は、「関連教科マスター」テーブルにある教科の番号で、全角で入力する。) (8)メニューから[表示]→[データシートビュー]をクリックする。 (9)閉じるときは、メニューから[ファイル]→[閉じる]をクリックする。変更を保存するかどうかのメッセージボックスが表示されたら、<はい>ボタンをクリックする。 5.特定の「キーワード」のクエリーを作成する方法 本文例では、「高山植物」「方言」の2つのキーワードで関連資料を表示できるようになっているが、他のキーワードでも以下の手順によってクエリーを作成することができる。 (1)[クエリー]タブをクリックする。 (2)「キーワード別[高山植物]」をクリックする。 (3)メニューから[編集]→[コピー]をクリックする。 (4)メニューから[編集]→[貼り付け]をクリックする。 (5)表示されたダイアログボックスに、「キーワード別[○○]」と入力し、<OK>ボタンをクリックする。(○○は表示したいキーワード) (6)そのままの状態で、<デザイン>ボタンをクリックする。 (7)クエリーデザイングリッドの「キーワード」フィールドの[抽出条件]に、「Like"*○○*"」と入力する。 ・○○は、「学習資料一覧」テーブルのキーワードに入力したもの。半角全角を注意すること。 たとえば、「Like"*伝統工芸*"」と入力すると、「伝統工芸」の学習に役立つ学習資料の一覧を表示するクエリーができる。 (8)メニューから[表示]→[データシートビュー]をクリックする。 (9)閉じるときは、メニューから[ファイル]→[閉じる]をクリックする。変更を保存するかどうかのメッセージボックスが表示されたら、<はい>ボタンをクリックする。 6. 特定の「受入時期」のクエリーを作成する方法 本文例では、「平成10年度」「平成9年度」の2つの時期で関連資料を表示できるようになっているが、他の時期でも以下の手順によってクエリーを作成することができる。 (1)[クエリー]タブをクリックする。 (2)「受入時期別[平成10年度]」をクリックする。 (3)メニューから[編集]→[コピー]をクリックする。 (4)メニューから[編集]→[貼り付け]をクリックする。 (5)表示されたダイアログボックスに、「受入時期別[○○]」と入力し、<OK>ボタンをクリックする。(○○は表示したい時期や期間) (6)そのままの状態で、<デザイン>ボタンをクリックする。 (7)クエリーデザイングリッドの「受入時期」フィールドの[抽出条件]に、期間を入力する。 ・たとえば、平成10年度では、1998年4月1日(98/4/1)から1999年3月31日(99/3/31)までとなるが、条件は「>#98/03/31# And <#99/04/01#」と入力する。 (8)メニューから[表示]→[データシートビュー]をクリックする。 (9)閉じるときは、メニューから[ファイル]→[閉じる]をクリックする。変更を保存するかどうかのメッセージボックスが表示されたら、<はい>ボタンをクリックする。 7. 特定の「受入先」のクエリーを作成する方法 本文例では、「△△株式会社」「○○文具」の2つの受入先で関連資料を表示できるようになっているが、他の受け入れ先でも以下の手順によってクエリーを作成することができる。 (1)[クエリー]タブをクリックする。 (2)「受入先別[△△株式会社]」をクリックする。 (3)メニューから[編集]→[コピー]をクリックする。 (4)メニューから[編集]→[貼り付け]をクリックする。 (5)表示されたダイアログボックスに、「受入先別[○○]」と入力し、<OK>ボタンをクリックする。(○○は表示したい受入先の会社名) (6)そのままの状態で、<デザイン>ボタンをクリックする。 (7)クエリーデザイングリッドの「受入先」フィールドの[抽出条件]に、「Like"*○○*"」と入力する。 ・○○は、「学習資料一覧」テーブルの受入先に入力したもの。半角全角を注意すること。 たとえば、「Like"*文具*"」と入力すると、「文具」が含まれる会社の学習資料の一覧を表示するクエリーができる。 (8)メニューから[表示]→[データシートビュー]をクリックする。 (9)閉じるときは、メニューから[ファイル]→[閉じる]をクリックする。変更を保存するかどうかのメッセージボックスが表示されたら、<はい>ボタンをクリックする。 8.クエリー・テーブルを利用して、一覧表を印刷する方法 クエリーで表示した各「資料一覧」、テーブルの各「資料一覧」は、それぞれのリストを印刷することができる。また、印刷形式を詳細に設定したい場合は、Excelにデータをエクスポートして印刷することができる。 〈クエリー(テーブル)のデータをExcelにエクスポートする〉 (1)印刷したいクエリー(テーブル)を開く。 (2) メニューから[ファイル]→[名前を付けて保存/エクスポート]をクリックする。 (3)[外部ファイルまたはデータベース]をクリックして、<OK>ボタンをクリックする。 (4)[ファイルの種類]ダウンリストボックスで「Microsoft Excel97」をクリックする。 (5) ファイル名を入力して、<エクスポート>ボタンをクリックする。 |
概要 | 学習資料を効率的に管理し、必要な資料を迅速・確実に検索・入手するためのデータベース。 |
100字解説 | ビデオテープ、ディスク、スライドなどの学習資料を効率的に管理し、必要な資料を迅速・確実に検索・入手するためのデータベース。 |
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