さらに,パソコン通信を利用して,気象衛星の雲画像やアメダス情報にアクセス し,実際に観測した気温の変化や風の向きや強さなどの情報とあわせて明日の天気 を予想させることを通して,日常生活における気象現象を意欲を持って追求する態 度を育てる。
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指導計画(6/6) | 留 意 点 | |
(1) | 天気の観測をする。 |
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(2)(3) | 観測の結果と雲画像から天気変わり方を予想する。 |
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(4) | コンピュータを使った雲画像のシミュレーションより日本付近の雲の動きを知る。
※自作ソフト |
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(5) | コンピュータを使い雲画像より天気を予想し,調べる。
※自作ソフト |
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(6) | 観測の結果や雲画像より,明日の天気を予想する。
☆インターネットの利用 |
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学 習 活 動 | 活動への働きかけ | 備 考 | |
1 | 天気の変化には,どんなきまりがあったか発表する。
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2 | 本時の学習課題を知る。
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3 | コンピュータを利用して学習する
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コンピュータを利用して学習する
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4 | 気温の変化や風などの観測記録,翌日の雲の位置から,明日の天気を各自が予想する。 |
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5 | 各自の予想を発表し合い,明日の天気予報をする。 |
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6 | 本時のまとめをする。
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児童からは,「日本上空の雲が,西から東へ行く様子が本当に分かった。」「コンピュータを使うと雲の動き方が,写真だけよりもよく分かった。」「アメダスと雲の様子は関係があることがよく分かった。」「パソコン通信を使うと,雲画像やアメダスの情報がほとんど生で見られるので驚いたし,今までの授業と違って天気予報をテレビの天気予報みたいにできるので,すごくやる気がでた。」「今日の学習のように,これからは,天気予報を自分たちの生活に上手に生かしていきたいと思う。」などの感想が聞かれた。
ワンポイント・アドバイス
高知大学情報科学科とNIFTYの気象情報について インターネット上で高知大学情報科学科のホームページにアクセスしての気象情報のダウンロードでは,雲画像を5つ読み込んだところ約15分間かかった。この情報料は無料であるが,プロバイダーとの契約料金と電話料金がかかる。また,接続ソフトが必要である。一方,NIFTYからも,気象情報をダウンロードすることができる。雲画像とアメダス降雨情報を5つ読み込んだところ,約4分程度であった。この情報は有料30円/分であり,情報料と電話料金がかかる。接続するためには,NIFTY−Managerというソフトが必要である。アメダス降雨情報は,NIFTYでしか得ることができない。また,NIFTYの情報は1時間毎にデータを更新しているが,高知大学情報科学科のそれは3時間毎である。しかし,高知大学情報科学科のページには,25コマの雲画像のシミュレーション機能があるので,授業のねらいに合わせて使い分けるとよい。 |