活動計画 | 活動内容や留意点 |
コンピュータ通信やインターネットについて | 現在のコンピュータ通信やインターネットの現状について講義をする。 |
HTML文法の基礎 | ページを作成する上での基本的なタグについて学習する。
<HTML>〜</HTML> <BODY>〜<BODY> <HR> <BR> 等 |
文書の作成 | ワープロを利用する要領でタグを含めたHTML文書を作成していく。 |
背景(壁紙)や図の作成 | 背景や図については自分で作成してもよいが,Web ページを検索して壁紙集やGIF アニメーションのサイトを見つけ,無償で利用できる 素材についてはダウンロードし利用してもよい。その際ネチケットや著作権については十分に注意させる。 |
インターネット利用による素材収集 | |
Webページの体裁を整える | 文字の大きさや色を背景色や壁紙にあわせて変えたり,体裁を整える。 また<IMG>タグを利用し画像をページに張り付ける。 |
リンクの設定 | <A> タグを利用し,他のページ(自分が作成したものでもよいし, 世界中のWebページでもよい)にリンクを張ってもよい。 |
WWWサーバ 転送 | 完成したページを ftpで WWW サーバに転送する。ただし,転送の際には WWWサーバにログインするためのパスワード入力が必要なため,転送は教師のみが行う。転送は授業中に行うこともあるし,放課後に転送するこ ともある。 |
○ページづくりに関するサイト | |
日本語版yahoo! | http://www.yahoo.co.jp/ |
NTT Directory | http://navi.ntt.jp/ |
ホームページづくりに役立つページ | http://tnk1.cs.csse.yamaguchi-u.ac.jp/kozima/ww.html |
KDD WWW/HTMLメモ集 | http://w3.lab.kdd.co.jp/technotes/WWW/ |
福井県立大学 田中先生Page | http://mtlab.ecn.fpu.ac.jp/ServerSetUp/EasyHTML.html |
福井県立大学 宮内先生Page | http://miya.ecn.fpu.ac.jp/thishmpg.htm |
○アニメーション関連 | |
奥野竜太郎さんのページ | http://www.big.or.jp/~ryutaro/index.html |
P4room | http://www.big.or.jp/~roro/ |
BEAT Factory | http://members.aol.com/IndoModel/GIF/index.html |
○JAVAアプレット関連 | |
BigTime applet (c) The Internet Conveyor Ltd. | http://www.conveyor.com/ |
GAMELAN | http://www.gamelan.com/index.shtml |
生徒各自が実際にインターネットのWebページにアクセスし情報を得る方が,遙かに効率よくページを作成していくことができる。実際,生徒たちは画像やページづくりに役立つような情報を自分たちで検索して探し出したり,附属中学校の技術科ページから「ホームページづくりに役立つページ」のリンクをたどりながら背景の画像を手に入れたり,アニメーションを手に入れたり,流れる文字を設定したりと思い思いの工夫を凝らしている。これらのテクニックや工夫については教師が強制的に指導したものは一つもなく,生徒同士の情報交換や教えあいといった相互作用の中で展開されてきたものである。したがって,授業の進め方も,教師は期間巡視を行い,必要に応じて支援するといった形態で行っている。
教師が支援する内容として
こうした主体的なページ制作活動を行うことによって,情報活用能力,情報選択能力,情報受信・発信能力が身につけられ,将来にわたって生きて働く力になり得ると考えている。
◎生徒作品例 生徒作品は福井大学教育学部附属中学校ページ内「各クラス」のページに掲載されています。( http://jhssrv1.fukui-u.ac.jp/student/class.html)
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技術の時間はとても楽しい。インターネットやホームページづくりを最新のコンピュータを使ってできるからだ。インターネットは本当に便利だ。世界中の情報が見られるし,わざわざ店に行かなくても買い物ができるし,メールを出せばすぐに着くし,インターネットの利点は数多くある。こんな便利なものがこの世にできてとてもうれしい。そんな世界的な情報交換の場でもあるインターネット上で世界中のいろいろな人たちに僕のページを見てもらいたい。(男子 T.N)
時間的な制約から,本当に凝ったページを作ろうとすると大変だが,「自分が作ったものをより多くの人に見てもらいたい」という生徒たちの気持ちが大きな意欲につながり,興味・関心を高めることができたのではないだろうか。
授業でのページづくりは終了したが,今後インターネットが一般家庭の中でもより身近なものになったとき,今回の授業内容が「生きる力」になってくれるものと願っている。