![]() 図1 学習活動の構成図(社会科の視点) |
![]() 図2 インターネットで情報検索する児童 |
![]() 図3コンピュータグラフィックにまとめる児童 |
|
|
|
|
|
つ
か む |
年 活 動 2 ・ 社 会 科 4 |
・鶴丸小学校の友 達と交流しよう | ☆テレビ会議システムを活用し ての交流授業,ビデオレターの交換を通して交流を行う。 | ○鹿児島県との地域の 違いに気付き,自分 たちの住む鳥取県に興味関心を持てるようにする。 |
・鶴丸小学校の友 達にもっと鹿児 島県のことを聞 いてみよう | ・ファクシミリを使い鶴丸小学 校に質問を送る。 | ○鶴丸小学校からも児 童への質問を受ける ことで自分たちの住む鳥県への興味・関心を高める。 | ||
・私たちの○○○ な鳥取県を紹介 しよう | ・鶴丸小学校から受けた質問に ついて話し合い,自分自身の学習問題を考える。 | ○問題提示を受けて, 自分の学習問題をも てるようにする。 | ||
べ る ・ ま と め る |
|
・グループで調べ 学習の相談をし よう | ・同じ学習問題をもつものがグ ループをつくり,調べ方やまとめ方を話し合い,学習計画をたてる。 | ○課題別選択グループ の活動ではT・Tを 生かし,児童の多様な興味や関心に対応できるようにする。 |
・いろいろな方法 で調べてみよう | ・グループでたてた学習計画に したがって,調べ学習を行 う。
・メディアの特性を知らせ,活 用のための方法を話し合う。 ★WWWを使っての情報収集 ★電子メール・ファクシミリを 使っての個人からの情報収集 ・見学とインタビューによる情 報収集 ・書籍を使っての情報収集・電 話を使っての情報収集 |
○学習計画にしたがっ て,多様なメディア を使って調べ学習ができるようにする。 | ||
・わかりやすく伝 える方法を工夫 しよう | ・グループで調べたことを,グ ループ同士で発表し合いながら,調べた内容を深め,鶴丸小学校に伝えることができる ようにまとめる。
☆コンピュータグラフィックに まとめる。 ・ビデオレターにまとめる。 ・壁新聞にまとめる。 |
○学年及びグループで お互いに関わり合い ,他の人の調べ方やまとめ方の良さに気付き,学ぶことがで きるようにする。
○調べた内容を図や表,メディアを使っ てまとめ・表現でき るようにする。 |
||
伝
え る |
社
会 科 2 |
・鶴丸小学校と情 報を交換しう。 | ・調べて分かったことを,鶴丸 小学校に発表したり聞いたりして情報の交換をする。 | ○自分たちの調べた内 容と鶴丸小学校が調 べた内容を比べて聞くことにより,多様な見方を身につける ことができるように する。 |
広
げ る |
学
級 活 動 2 |
・テレビ会議を使 って感想を伝えよう。 | ☆お互いの発表について感想を 話し合い,お互いの県の共通点と違っている点について話し合う。
★インターネットを使って,他 の県の様子を調べる。 |
|
学
校 行 事 |
・私たちの鳥取県 を学習発表会で 発表しよう。 | ・学習した内容をまとめ,歌や 劇にまとめて学習発表会で発表する。
・壁新聞にまとめた内容を展示 し,鳥取県資料館を開く。 |
○総合的な学習としての各教科学習内容とメディア活用の関連
3 本時の学習内容
(1) 本時の目標
|
||||
鳥取県の地理・人口グループ | 鳥取県の農業・なしグループ | 鳥取県の特産品グループ | 鳥取県の自然グループ | 鳥取県の歌・祭りグループ |
○方言班
テレビ会議システムを使って鶴丸小学校の友達と交流し,鹿児島の方言の言い方(イントネーション)や意味・使い方を確認する。 ○観光地班
|
○農業班
ファクシミリであつめた市町村別特産物を白地図にまとめる。 ○20世紀なし班
|
○海産物班
インターネットやCD−ROMを使い,鹿児島県の海産物について調べる。 鹿児島県と鳥取県の漁業の違いについて調べる。 ○木材班 鳥取県の木材産地をパソコンでコンピュータグラフィックに表現する。 |
○鳥取砂丘班
鳥取砂丘のイメージをパソコンでコンピュータグラフィックに表現する。 ○大山班
|
○童謡唱歌班
テレビ会議システムを使って,鶴丸小学校の友達に歌を歌い,その歌の作者や内容等を伝える。歌の感想をもとに鶴丸小学校の友達と話し合いを行う。 |
![]() 図5 鳥取砂丘のイメージ(児童作品) |
ワンポイント・アドバイス
インターネットに接続できるコンピュータが1台しかない場合,授業での活用が大きく制限されてしまう。そこで,本校では,簡易校内ネットワークを構築して1電話回線で複数のコンピュータでインターネットに接続できる環境を整えた。これによって,インターネットの授業活用ができるようになった。最近では,ダイアルアップルータやPROXY(ソフト)などハードもソフトも市販されているので予算を計上して,環境を整備していきたい。OSにWINDOWS95 を使っているコンピュータを使用していれば,比較的簡単に校内ネットワークを構築することができる。 今回の取り組みではT・Tで取り組み,メディアと各グループの支援に教師の役割を分担した。これによりコンピュータの操作に慣れない児童についても比較的スムーズに活用を図ることができた。全ての教師がコンピュータの操作が可能なことが理想であるが,T・Tなど積極的に活用して役割分担のもとに授業を進めることも必要であると感じている。 |