第1次 | 第1時 | ・食生活を支える各種の水産物から,漁業に対する疑問や調べてみたいことなど,日本の水産業について調べる視点を考える。 |
第2時 | ・日本近海の自然条件や漁港,漁業別漁獲量の推移より,水産業で働く人々の工夫や努力を予想し,単元の学習計画を立てる。
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第2次 | 第3時〜第5時 | ★図書資料・ビデオ資料・インターネット資料等を活用して個々の課題を調べる。 |
第3次 | 第6時〜第9時 | ・調べたことを新聞形式でまとめ,発表する活動を通して,沿岸漁業,沖合漁業,遠洋漁業,養殖業・栽培漁業で働く人々の工夫や努力を話し合う。 |
第4次 | 第10・11時 | ・これからの日本の水産業のあり方について座談会を開き,単元のまとめをする。 |
3 利用場面
(1) 目標
段
階 |
学 習 活 動 |
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指 導 上 の 留 意 事 項 |
問
題 を つ か み ・ 見 通 し を 立 て る |
1 前時までにまとめた個々の学習課題を確認し,本時の学習内容と方法を知る。
(1) 本時に調べる内容を明確にする。 ○ 友達の発表を聞く。 ○ 自分の課題を明確にする。 (2) 調べる方法と場所の確認をする。
(3) 持ち物の確認をし,教室移動をする。
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○数名の児童を指名し,前時までに調べられた課題とその方法,本時に調べる課題と方法を発表させることにより,本時の学習への意欲付けを図る。
○T1は会議室でインターネットを利用するグループの援助に当たり,T2はその他のグループの援助に当たることを児童に知らせ,課題追求の際,困っている児童の支援をする。 評本時の学習課題を明確にし,活動意欲を持つことができる。 (観察)
○教室移動を速やかにさせ,課題追求の時間確保を図る。 |
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追
求 す る |
2 個々に学習課題の追求をする。
○ グループ内で意見交換し合いながら,個々に課題追求を進める。 ○ ワークシートにメモを取りながら発表資料の収集を行う。 |
8 | ○興味ある漁業の種類によって分けられたグループごとにまとまって行動させる。
○互いに意見交換をさせながら,課題追求がスムーズに行えるように支援する。 評友達と積極的に意見交換しながら,自分の課題を追求していこうとする。 (観察)
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[沿岸漁業]
・漁法,漁獲量の推移等 |
[遠洋漁業]
・漁法や市場,加工工業等 |
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[沖合漁業]
・町や港,漁場や漁法等 |
[養殖・栽培漁業]
・水産資源の育成,栽培漁業の方法等 |
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○図書資料については,他の児童も利用することを考え,時間内でメモをとれない児童に対してはコピーをとって与えるなどの支援をする。
○ビデオ資料については,3セットのビデオデッキとTVを用意し,課題追求の選択の幅を広げるようにした。 また,必要な情報等はストップボタンを押したり,巻き戻したりして繰り返し視聴するなどの注意を与える。 ○個人資料は,本人の意志を尊重しながら,他の児童の共通資料として活用させたい。 ○3つの教室を巡回しながら,個々の児童の支援を行う。 T2
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○今回は時間的制約もあるため,コンピュータリテラシィの学習はカットし,インターネットへの接続やサーチエンジンの始動については教師自らが行い,その過程を理解させるにとどめる。
○調べていく過程で,新たに見つけ出した課題も追求していこうとする姿勢を大切にする。 ○必要な資料は,プリントアウトし,児童の学習のまとめに活用させる。 ○時間内でプリントアウトできない場合については,コンピュータのハードディスクに記録された履歴フォルダの内容を後日呼び出し,児童に与える。 T1
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42 | 評各種資料から,自分の課題を進んで解決していこうとする。 (ワークシート点検)
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ま
と め る |
3 次時の学習課題を知り,本時の まとめをする。
(1) 調べ学習のまとめをする。 ・解決した課題 ・未解決の課題と解決策 (2) 次時の学習課題を知る。
(3) 各会場ごとに終わりの挨拶をする。 |
45 | ○3時間の調べ学習のまとめとして,個々に課題解決のチェックをさせ,未解決の部分の今後の取り組みについて支援する。
○まとめ方等の支援をし,次時への意欲付けを図る。 ○一斉には集まらず,各会場ごとに終わりの挨拶をする。 |
(3) 実践内容とその様子
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○ インターネットという新しい情報収集手段を知り,活用することを通して,調べ学習に対する意欲が高まった
○ インターネットのホームページから,個人の課題解決のための最新の情報を得ることができた |
○ コンピュータ操作に関わる学習を十分に行っておくこと。
・ コンピュータリテラシィの学習に対する時間の確保 ○ 児童自らが,必要とする情報を適切に得ることのできる力を身に付けさせる。 ・ インターネットへの接続方法の学習 ・ 情報倫理に関する学習 ○ 設備・環境面を充実させる。 ・ いつでも,どこでも自由にコンピュータに触れることができる環境 |
ワンポイント・アドバイス
検索エンジンには,YAHOOとinfoseekを使用した。検索ワードとして沿岸漁業・沖合漁業・遠洋漁業・養殖業・栽培漁業の5つで調べたところ,YAHOOは該当する数が少ない反面,期待通りのホームページを得ることができた。infoseekは該当する数が多すぎて,かえって調べにくい面もあった。児童用の資料として,「お魚探偵団」ホームページアドレス=http://seaclub.power.co.jp/fish/map.htmlは有効な資料であった また,昨年度より南知多町の8つの小学校と5つの中学校がそれぞれの学校のホームページを作り,南知多町のホームページとしてまとめている。本年度は,南知多町の位置や史跡などを新たに加えたり,データを新しいものに差し替えたりするなどの改訂作業を進めてきた 南知多町の小中学校のホームページアドレス=http://www.japan-net.or.jp/~minami |