指導計画(6/6) | 留 意 点 |
@短歌・俳句について学び,教科書の6首の短歌の情景を感じ取る。 | 俳句・短歌の特質について学び,五・七調のリズムに親しませ,朗読や視写をさせる。 |
A教科書の7句の俳句を朗読して,作品のおもしろさを味わう。 | 磨かれた言葉による表現をイメージ豊かに読ませる。季語についてもふれる。 |
B朗読発表会をして,文語の味わいに ついて話し合う。 | 好きな詩歌を発表させ,言葉のもつひびきの美しさを感じとらせる。 |
C俳句をつくる。 | 言葉の使い方によって,意味の違いや感じの違いがあることに気づかせる。 |
Dクラス内鑑賞会をする。 | 友達の意見と自分の考えを比べながら読み取りを深めさせる。 |
Eテレビ会議システムで他学校と接続し,共同鑑賞会をする。 | 他校のクラスの意見を自分の考えを比較しながら読み取りを深めさせる。 |
3 利用場面
(1) 目標
学 習 活 動 | 活動への働きかけ | 備 考 |
1 自己紹介 | ・お互いの学校の似ている点や異なる点について気付かせる。
・緊張をほぐすように声をかける。 |
自己紹介は学校の周りの様子を撮影したビデオテープを用意しておく。 |
2 作者による作品の朗読
3 作品の鑑賞文の発表と意見交換 4 作者による解説 |
・相手の学校から指名された児童その作が自分の作品を朗読し,その作品についての意見を交換する。
・意見が出切ったところで,作者が作品について解説する。 以上の流れを繰り返す。 |
どの作品について意見交換をしたいかあらかじめ児童の希望を取っておく。 |
5 まとめ
・学習のまとめとして授業の感想を発表する。 |
・何人かの感想を発表させる。 |
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4 実践を終えて
ワンポイントアドバイス
手軽にテレビ会議を行うことができるCU-SeeMeだが,そこでやりとりされるデータがネットワークにかける負荷は比較的大きい。インターネット上のトラフィック量が少ない午前中ならスムーズに交信することが可能だが,平日の昼前から午後にかけての時間帯,しかも相手がネットワーク的に遠距離にあるような場合の利用はほぼ絶望的といってもよい。ネットワークが混む時間帯は,曜日や時刻によってだいたいの予想が立つので,テレビ会議システムを活用するした授業を計画する場合は,事前に調査しておくことが必要である。CU-SeeMeの設定については,インターネット上に様々な情報が公開されているが,今回は,http://ando.ecc.u-tokyo.ac.jp/index-j.html/を参考にした |
参考文献