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指導計画(17/17) | 留 意 点 |
社会
「地球の環境と世界の平和」 (2時間) |
・ビデオ視聴により,地球をおおっている諸問題を意識する。
環境問題 −温暖化 酸性雨 水質汚濁 平和に関わる問題− 民族紛争 人種問題 |
理科
「ヒトとかんきょう」 第1次 学校のまわりの環境は どうなっているの? (3時間) |
・イメージ画を通して環境破壊の原因,影響を意識する。
・学校のまわりの環境はどのようになっているのか,考える。 ・学校のまわりの環境調査方法を決める。 水の汚れ 空気の汚れ 酸性雨 騒音 緑の減少 |
第2次 学校のまわりの環境調
査活動をしよう。 (4時間) |
・学校のまわりの環境調査活動をする。
水の汚れ−CODパックテスト,水の観察 空気の汚れ−気体検知管,浮遊塵 酸性雨 − pH計,BTB液 緑の減少− 航空写真の比較 騒音 − 騒音計 |
第3次 日本各地の環境を調べ
よう (2時間) ★ インターネットの利用 |
★WWWを利用しながら,環境情報提供サーバーを調べる。
★電子メールにより,環境情報を集める。 ★酸性雨調査プロジェクトへの参加と酸性雨の調 |
第4次 生き物と環境のつながり(1時間) | ・NHK「生き物地球紀行」のビデオを視聴し,生き物と環境のつながりを考える。 |
総合学習「遠くの人と」
発信!福井から(2時間) ★ インターネットの利用 ☆ Kidpix |
★学級を紹介するホームページを作成する。
★日本海重油流出事故を知らせるホームページを作成する。 ★電子メールのやりとりを行う。 |
総合学習「遠くの人と」
「重油流失事故」に関しての TV会議 (1時間) ★ インターネットの利用 ☆ CU-SeeMe |
★CU-SeeMeを利用して,遠隔地の学校と環 境調査活動の結果について意見交換する。
★CU-SeeMeを利用して,日本海重油流出事 故について,意見交換する。 |
学級活動 (2時間)
「ボランティアをしよう」 |
・身近な環境について自分達でもできるボランティア活動を話し合う。
・ボランティア活動に取り組む。 募金活動,川の清掃活動 |
3 利用場面
(1) 目標
学 習 活 動 | 評価と支援 |
○本時の学習課題をつかむ。
明新地区の酸性雨調査について発表し,どのような環境かを考えよう |
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○明新地区に降った雨の酸性度調査の方法を発表する。 | ・明新地区の環境調査をするのに,水,空気,酸性雨,緑の破壊,温暖化を調べる,興味・関心別のグループを構成しておく。 |
○降った雨が酸性雨かどうかを調べる。
・BTB液 ・pH計 ・酸性度試薬用紙 |
・酸性雨グループの子供がリトルティーチャーとして報告する。
*降った雨が酸性雨かどうか,調べられたか。 |
○実験結果を発表する。 | ・実験の方法が分かるように,OHPで提示する。 |
○酸性雨グループのこれまでの調査結果を報告し,明新地区に酸性雨は降っているのかどうか話し合う。 | ・2週間採集した雨や雪の酸性雨のデーターをもとに考えを深める。 |
○日本各地にも酸性雨が降っているかどうかを考える。 | ・子供達が参加しているインターネットの酸性雨調査プロジェクトの結果も参照する。 |
○交流校の子供達と酸性雨について意見交換する。 | ・TV会議システムを利用し,考えを深める。 |
○酸性雨がどうして降るのか考える。 |
*イメージ画をもとに、酸性雨が降る理由を考えられたか。
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4 実践を終えて
ワンポイント・アドバイス
CU-SeeMe を使い,画像と音声で遠隔地の子供達と直接会話をすることができた。しかし、回線速度が128Kでは,画像がモザイク上になったり,止まってしまったり,音声が聞きとりにくくなったり,コミュニケーションをとるのにだいぶ苦労した。phenixなどTV会議用のシステムが充実しつつある。デジタル回線も簡便に設置することができるようになってきている。TV会議用のシステムの導入が望まれる。 また,電子メールで情報交換を行った。環境破壊の現状や対策など,有効な情報が返信されるものもあった。しかし、基準となるものをはっきりしておかなければならないものもある。例えば,水が汚れているといったメールが返信されても,何を持って汚れていると意味しているのか分からないからである。酸性雨調査プロジェクトのように,pHを共通の測定方法で数値データーとして登録していくものは,情報交換がしやすい。数値,もしくは映像としてデーター交換できる環境情報の提供や広域にわたって共同で調査する企画・運営のしくみをつくることが望まれる。 |
利用したURLなど