ハイパーキューブ for Windows Ver.2.1
スズキ教育ソフト株式会社
1.必要機器等の条件
- ・動作環境 日本語MS−Windows3.1/MS−Windows95
- ・コンピュータ本体 CPU486以上を搭載するパーソナルコンピュータ
- ・必要メモリ 16MB以上
- ・必要HD容量 システムインストールに,最低3MBが必要,
- その他,サンプルデータ・実データ用領域が必要
- ・ディスクドライブ CD−ROMドライブ
- ・ディスプレイ画面解像度 640×480以上,256色以上の表示が可能なもの
2.ソフト開発のねらい
- 「子どもが迷わず活用できるように」というコンセプトに基づき,用語・操作性機能面での配慮をおこなうことで,子どもにとっての使いやすさと先生にとっての馴染みやすさの双方の実現を目指している。
- 先生主導型の授業や子どもの主体的な学習活動の中で,さまざまな可能性を追求し,幅広い場面での「道具」としてのコンピュータ活用を支援する。
3.本ソフトの特徴
- 統一された操作環境のなかに,ワープロ,表計算・グラフ,お絵かき(図形処理),データベースの機能を凝縮した統合型ソフト。それぞれのデータの組み合わせにより多彩な画面作成(表現)ができる。
- <3つのモード>
- 使用する子どもたちにあわせて,ふつう・ジュニア・かんたんの3つのモードが選択できるため,校種や学年によって「独自のハイパーキューブ」が構築できる。
- <メール機能>
- キューブ上で作成した画面は,絵や音を含めてすべてメールとして送ることができる。また,設定が簡単にでき専用のメールサーバーも必要ない。
- <ホームページ作成>
- キューブワードで作成した画面は,メニューをクリックするだけでHTML形式に書き出すことができるため,インターネットを活用した情報発信の手だてとなる。
- <データ互換>
- さまざまなデータ形式に対応しているため,他のソフトやインターネット上のデータの活用が簡単にできる。
- <マルチメディアの活用>
- デジタルカメラ・イメージスキャナ・ビデオなど,さまざまなマルチメディア機器が利用できる。キューブレコーダーでは,声や音を直接とり込む事ができ,さらに速度や音程などの編集がその場でできる。
- <豊富な事例と素材>
- 現場の先生方の活用事例を参考にまとめたヒント集「さぁ,キューブで授業!」やイラストを集めた「ペイントカット集」その他,すぐに利用したいといった場合に必要な材料が豊富に用意されている。
4.利用アドバイス
- ●学習内容の理解
- ・教材提示 ・子ども自身がコンピュータを操作しながら理解する場面など。
- ●ドリル学習・教育用ゲーム
- コンピュータから出題される問題にこたえる反復練習としての使い方。
- ●情報の活用
- わからないことを調べたり,問題を解決したりする場面での利用方法。データ自体を子ども自身で作成することも可能。
- ●情報の整理や作成
- ・資料の整理や作成 ・グラフ化 ・データベースの作成や検索・観察記録他
- ●プレゼンテーション
- 自分の考えや思いを相手に分かりやすく伝える活動。発表活動での利用。
- ●コミュニケーション
- お互いの考えや意見を交換しながら学習を進める利用方法。メール機能他。
5.問い合わせ先 スズキ教育ソフト株式会社
- 商品サポートセンター (053)444−0081
- 東日本営業部 (03)3561−7523
- 九州営業所 (092)573−8282
平成9年度市販ソフト実践事例集III