MUSIC DRILL 音楽帳2.0
1.ソフト開発の意図
- 児童・生徒が将来、音楽を楽しむ機会を広げるため、“楽譜を読めて書けるように”なるために、また、先生が簡単にお使いいただくための工夫や授業での活用を広げるための機能が盛り込まれています。
2.本ソフトの特長
- 音の高さや長さの概念を楽しみながら学習できる「おとであそぼう」、階名と音符のつながりを理解するための「おんぷであそぼう」、楽譜上で自由なパート構成とレイアウトで創作を行う「入門」「初級」「中級」
- 「上級」と6段階のレベルで、児童・生徒の学習レベルにあったソフトを選択することができます。
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- 音符や記号をパレットから選択して、五線上に貼り付けることで創作ができ、貼り付けた音符や記号はすべて演奏に反映されます。MIDIに関する用語はできるだけ使用せずに、音楽の知識だけで創作することができます。
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- 「上級」レベルではMIDIキーボードで弾いた演奏が楽譜になるリアルタイム録音やステップ入力、別の楽譜から特定部分をコピーする曲の参照機能、楽譜にメモ書きをする注釈機能、コードとパターンやスタイルで伴奏パターンを作る伴奏コード機能があります。
3.利用アドバイス
- 小・中学校の歌唱用共通教材全32曲や、タッピング演奏用、教材作成事例などサンプル曲が全69曲収録されていますので、すぐに授業で活用いただけます。


- 特定のパートを移調したりパート譜表示・印刷機能、特定のパートのみを演奏させたり、カラオケのようにマイナスワン演奏、テンポを調整する演奏パネルを使ってブラスバンドやコーラス練習などにもご利用いただけます。
- MIDIキーボードを自分のテンポと強弱で叩くこと(タッピング演奏)によって、指導者のように演奏させることで音楽の表現力を養うことができ、また演奏ができなくても演奏へ参加する喜びを味わうこともできます。
4.必要機器等の条件
【Windows95】
- CPU : Intel 486DX2 66MHZ以上
- (486DX4 100MHZ以上を推奨)
- メモリ: 8MB以上(16MB以上を推奨)
- 【Windows3.1】
- CPU : Intel 486SX2 25MHZ以上
- (486DX2 66MHZ以上を推奨)
- メモリ: 5.6MB以上(8MB以上を推奨)
5.問い合わせ先
- 株式会社 河合楽器製作所
- コンピュータミュージック事業開発室
- TEL.053-457-1350 FAX.053-457-1355
- ホームページ http://www.kawai.co.jp/
- ニフティサーブ FMIDIカワイ会議室 FMIDIVB
平成9年度市販ソフト実践事例集III