マルチメディア学習支援システム「スーパーYUKI Pro」

1 ソフト開発の意図

コンピュータを、先生の教えるための道具としてだけでなく、児童・生徒が主体的に自ら学ぶための道具として、簡単な操作性、豊富なマルチメディア機能、そしてネットワーク機能を提供し、児童・生徒の情報活用能力の育成を支援するソフトウェアです。

2 本ソフトの特徴

・マルチメディア
文章、表計算、グラフ、関数式、アニメーション、メロディの作成、イメージスキャナやフォトCDから撮り込んだ写真やイラスト、ビデオで撮影した映像、CD、マイク入力による音声などのマルチメディア情報の編集を、一つの画面内で自由に行い組み合わせることができます。豊富なマルチメディア機能を活用して、生徒は情報の活用能力、分析力、プレゼンテーションにおける表現力などを自然に身につけることができます。
・ネットワーク
教室内LAN、校内LAN上でマルチメディア情報を電子メールでやり取りできるほか、映像などの素材データをファイルサーバに蓄積し、必要に応じて共有することも可能です。生徒同士や教師と生徒間で資料や作品を交換し、自分の意見を発信するコミュニケーション能力や、他人の情報を正しく扱うルール等を身につけることができます。
・操作性等
マウス中心の操作方法であること、メニューやコマンドの表記はできるだけ日常的な言葉を使用していることなど、コンピュータや電子メールの知識を全く必要としない、簡単な操作性の設計に配慮しています。

3.利用アドバイス

先生や生徒が、授業の中で教科や単元などタイミングを選ばずに利用できる汎用性を持ち、文章や静止画、ビデオ映像、音声などのマルチメディアを編集加工し、ネットワークを通じて相互にやり取りすることで、情報を「集める」、「理解する」、「創造する」、そして「発信する」、マルチメディア・ネットワーク時代に必要な能力、資質を育成することができます。また、教材会社、ソフトウェア会社から多数提供されている、スーパーYUKIシリーズ対応のコンパニオンソフトウェアを活用することで、授業の幅を広げ、児童・生徒のより深い理解と興味づけを行うこともできます。

4.必要機器等の条件

・基本ソフトウェア:
クライアント−Microsoft Windows3.1以降
サーバーMicrosoft WindowsNT3.5以降、
Netware3.1以降(ネットワーク版)
・CPU:i486SX/25MHZ以上
・必要メモリー:10MB以上
・インストール時のHD必要容量:
120MB以上(内20MBをスーパーYUKI Pro使用)
・必須機器:CD-ROMドライブ(先生システム必須)、マウス
・ディスプレイ:解像度640×480ドット以上、256色表示
・サウンドボード:PCM音源、FM音源又はMIDI音源、リズム音源
・その他の周辺機器:スキャナ、LDプレーヤ、ビデオデッキ、MPEG再生ボード、ビデオキャプチャーボード、ウィンドウアクセラレータボード
(ネットワーク版では他にLAN環境必須)

5 問い合わせ先

日本電気株式会社
文教システム事業部 第二営業部 小宮
E-Mail:komiya@p10-25230.star..nec.co.jp
電話:03-3798-6225
FAX:03-3798-6230
URL:http://www.sw.nec.co.jp/educate/


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