「学校は地域の情報ステーション」を合言葉に!

築館町立玉沢小学校

 

 情報化が急速に進む社会情勢の中で,情報活用能力が必要不可欠なものになりつつある。学校教育の場でもインターネットや電子メールなどの情報ネットワークを活用した学習活動に積極的に取り組むことが期待されている。情報ネットワークの有用性を実感させるために,海外の学校も含めた4校での「遠隔共同授業」を行ったり,高齢者のボランティア団体とのメール交換などを行う。通常の学習では経験できない相手との交流を通して,子どもたちの情報に対する興味関心を喚起する。

 学校の持つ教育機能を地域に開放することで学校に対する理解を深め,より良い協力関係を構築することが必要である。地域にも情報化の流れを生み出すために,学校の施設設備を利用して「パソコン教室」を開催する。指導はパソコンサポータとしてボランティア活動をしている高齢者に依頼するが,今後学校ボランティアとしてパソコンの指導に取り組む参加者が生まれることを期待している。

 コンピュータの特性を生かした学習の創造をねらいとして,積極的に情報収集,情報発信の活用を図ったり,環境,福祉,国際理解など,様々な分野での活用を工夫した。

 学区内に湖(沼)を有する各学校において,それぞれの土地の環境や特性を生かしつつ,100年後の未来に「生き物と共生できる小屋づくり」に取り組んだ。

 学校に整備されている情報機器や施設を活用し,保護者や地域の方々に情報学習の  機会を提供すると共に,学校の教育活動への理解を深めた。

 環境,福祉,国際交流,など様々な分野で積極的に情報収集・発信に取り組ませ,総合的な学習の創造と合わせて本校独自の学習活動を開発したいと考えている。