インターネットを活用し,学校図書館を生かし,地域に開かれた授業作り

草加市立新田小学校 

 

 子供たちの調べ学習の情報を集める手段としては,書籍・ビデオ・テレビ・アンケートなどの調査・パンフレットなどである。しかし,インターネットを利用することにより,その情報の量は拡大し,素早く見付けることができ,学習の幅が広がってくる。

 これまでは,教師側からのインターネット情報の提供だったり,児童自身の家からの情報を利用してきたため,子供たち自身が知りたい情報をうまく提供できないところや,インターネットの操作を知らない児童がほとんどであった。

 しかし,子供たちがインターネットを自由に操作できる環境ではないのが実情であるため,少しでもインターネットを利用して,その操作になれることと,情報活用のすばらしさを体得させるように支援しながら学習を進めていく。

 現代の情報化社会において放送局の仕事は,日常の生活や産業活動において欠かすことができない様々な情報を収集し,提供していることや,それらの産業が国民生活の向上や発展につながっていることを一放送番組を通して,学習させたい。

 児童が意欲を持って追求できるよう身近な番組を取り上げ,ビデオ教材や書籍からの情報と交えて,ホームページを検索し,比較検討をしながらまとめていきたい。インターネットだけでなくコンピュータを意欲的に活用できるよう「キッドピクス」などを利用した作業を加えて学習を進めていくことにした。

 コンピュータの支援者として教員一人では対応できない所も見られるので,地域の協力者を得て授業を展開。活動場所が多岐にわたるため,援助者がいて児童もとどまることなく,活動を続けることができた。

 放送番組づくりに興味・関心を持ち,一人一人がめあてを持って,図書資料,ビデオ資料,インターネット資料,等を効果的に利用して調べることができる。調べたことを模造紙,紙芝居,コンピュータを使ってわかりやすくまとめることができる。