テレビ会議システムを使って,オーストラリアの小学校と交流しよう

香寺町立香呂小学校  

 

 本企画の実践にあたって,交流をさらに推進していくために教室からの電子メール等の送受信を可能にする校内イントラネットを構築した上で,テレビ会議システムによる遠隔地のオーストラリアの小学校と画像と音声で交流することによって学校間の結びつきを強め,両校の国際理解に役立てることを目的としている。

 21世紀からの総合的な学習の展開を図る上で,コンピュータは,欠くことのできないとても大切なツールになってきている。総合的な学習の中の情報教育は言うまでもなく,国際理解教育,人権教育,福祉教育,環境教育等の教育を推進していくためには,インターネットの整備は,急務である。

 そこで,オーストラリアの小学校とのテレビ会議を進める上で,(1)校内のイントラネットの構築を実施した上で,(2)オーストラリアの小学校とのテレビ会議を使っての交流の実施を考えることにした。

 CECの学校企画を推進しながら,簡易ネットディの実施とNTサーバの講習会をもつことで,インターネット環境を整えることをねらいとする。

1階,2階,3階と天板を外し,ケーブルを通していく作業を4,5人で行った。夏休みは,1階,2階,3階の廊下のケーブルを這わす作業で終了した。その後,私一人でできる作業となり,暇を見つけての作業で,3年生以上の教室の校内イントラネットの構築もほぼ完成をみることができた。そして,同時にコンピュータ室のルータに10/100Mbpsスイッチングハブを入れ,そのハブに1階,2階,3階のケーブル及びコンピュータ室のクライアント20台のハブをそのスイッチングハブにつなぐことにも着手した。

 コンピュータ室のサーバ機とクライアント20台等の設定は,コンピュータ会社のSEの手によるものであり,校内イントラネット構築後,新規に接続するには,NTに先ず接続しないとインターネット等を利用することができない。また,校内イントラネット構築の一つである職員室のLANに本校職員が接続するコンピュータのセキュリティの問題点を解消する必要性もあるために,郡内の情報教育担当者を含めた講習会をもつことにしたのである。

 上記の企画の実践(1)校内のイントラネットの構築は,ほぼ完了した中で,企画(2)の実践を英語版ホームページの作成によりスムーズな交流の展開を図りながら,オーストラリアの小学校とテレビ会議を使っての交流をすることをねらいとする。

NetMeetingによる本校職員の研修

USB対応のCCDカメラを2台購入して,NetMeetingによる本校職員の研修を校内LAN上で,行ったりもしている。