インターネットを利用した授業及び「調べ学習」

草加市立松江中学校

 

 最新のコンピューターが整備され,インターネットが接続された。そこでコンピューター及びインターネットを活用した授業実践ができるようコンピュータの操作方法及びインターネット接続に関する研修を行う中で本企画を計画した。具体的には全教師が授業実践できるように各学年共通の指導計画を立て授業実践を行う。さらに教科指導に生かせるようにしたいと考えた。これは生徒の興味関心を高め,学習指導が効果的に行われることを目的としている。実践の内容は第1学年では進路指導及び教科学習で2学年では特別活動である。

JAS(日本エアーシステム)整備工場勤労体験学習

 第1学年の進路指導においてJAS整備工場勤労体験学習を実施した。これは体験を通して具体的な職業観の確立を目指すものである。したがって興味・関心をかきたてると共に,職業に対する知識,実体験を通して将来に対する夢や希望を持たせるねらいも併せ持つ。

 航空機整備に関する内容をインターネットを通して知ることにより,職業に関する興味や関心を持たせる。また勤労体験活動を通して職業理念や意義などをより深く考えさせる。

 勤労体験事前学習でコンピュータを活用する。具体的にはインターネット接続し,JASホームページを検索させる。そこでは初めてインターネットを活用した生徒が操作法を学び,自分にとって必要な情報を見つけその活用を経験するだろう。また,学習の形態は事前にホームページ内の内容から「調べ学習のプリント」を作成しておき,質問に答える形式とした。

  JAS勤労体験事前学習での調べ学習 2時間(本時)インターネットに接続

JAS勤労体験学習(羽田空港JAS整備工場)1日

・職業調べ及び働く人へのインタビュー 2時間

・航空機整備の体験学習を実施することを知らせ,興味や関心を持たせる。

     JAS勤労体験学習事前学習用プリント

社会科(地理)でのコンピュータを活用した学習活動

 ・雄大な自然・開拓と移民の歴史1時間

 ・大規模な農業1時間

 ・巨大な工業力1時間

 ・アメリカ文化の世界への広がり1時間(本時)インターネットに接続

 〔CD-ROM「データマップ・WORLD」の「情報カード」から,「暮らしと住まい」「世

  界の食事」「アメリカのファーストフード」の順でクリックする。〕

・ハンバーガーは,本当に世界に広まっているのか,マクドナルドを例にして確認する。