ネットワーク利用技術向上プロジェクト

上野原町立巌中学校

 

 現在コンピュータの進歩は著しく学校教育においても急激にその導入が図られている。全国の学校へのインターネット導入が本格的に計画されているなか,特にネットワーク環境によるコンピュータの利用はここ23年の間にその対応に迫られつつある。そこで,ネットワーク化されたコンピュータの授業実践を目指すために,本校が位置する上野原地区の教職員を対象にその利用技術向上のための研修会を行い,情報教育の効果的な実践を目指すと同時に,地域の人的なネットワークづくり推進の手だてとするための研修会を開催する。

 上野原町立巌中学校は,1997年度より単年度ごとに,上野原町教育委員会より「コンピュータ教育推進モデル校」に指定されてきている。教育委員会指定3年目にあたる今年度は,学校内でのネットワーク活用授業と平行して,本校の施設・設備を地域教職員に開放して,上野原地域の教職員のネットワーク活用についての技術向上を目的とした研修会を開催することにした。研修会の目的として次の点を考えた。

○全ての学校にインターネットが導入されることを考え,地域教職員のインターネット利用技術の向上をはかる。

○山梨県境に位置する本地域にあって,山梨県総合教育センターなどの遠距離での研修は時間・距離とも教職員には負担が大きい。そこで,在籍する学校現場と研修会場を隣接させ,地域に根ざした情報教育の研修を推進させる。

インターネット研修会(使用予定ソフトInternet ExplorerFrontpage Express

ネットワーク利用技術向上研修会の要項

 現在コンピュータの進歩は著しく学校教育においても急激にその導入が図られています。特にネットワーク環境によるコンピュータの利用は,全国の学校へのインターネット導入が本格的に計画されるなか,ここ23年の間に小中学校でもその対応に迫られつつあります。そこで,ネットワーク化されたコンピュータの授業実践を目指すために,上野原地区の教職員を対象にその利用技術研修会を行い,情報教育の効果的な実践を目指すと同時に,本地域の人的なネットワークづくり推進の手だてとするため,この研修会を実施した。

 同時に巌中学校の校内ネットワーク資源・管理方法の見学などを行った。

(a) 研修会参加者の希望や能力にあった研修会の実施

(b) より多くの授業での情報機器活用の実践の紹介

(c) 受講者の技術レベルのあった研修会の実施

インターネット利用のメリット  

今回の研修会では,ホームページの閲覧・情報の簡単な活用方法・作成方法などが直接インターネットに関わる内容だった。本校では,各教科での授業でも情報機器やインターネットの利用が推進されているが,本地区の他の学校ではインターネット未接続の学校もあり,教職員の研修会でのインターネット利用は,インターネット利用への興味や研修会参加への関心を高めることにつながったと考えられる。