防災教育の取組みを世界に向けて発信する

兵庫県立舞子高等学校

 

インターネットの利用の意図

教員の立場からの総合的な学習の時間における防災教育の取組み及び生徒の立場からの防災教育の取組みをホームページで発信する。今後,他校との防災教育や総合的な学習の教育実践の交流や防災についての生徒同士の交流が期待できる。

実践事例1 総合的な学習の時間における防災教育の取組み

教員の立場からの総合的な学習の時間における防災教育の取組みの実践事例を紹介する。

 教科の統合による社会的実践(ボランティア活動等)

 地域と関わることができる教育

 幼・小・中・高の一貫した教育

 阪神・淡路大震災を教訓とした学習

ただ紙面の都合からすべての学習指導案を紹介できないため,残りの学習指導案は本校のホームページhttp://www.hyogo-edu.yashiro.hyogo.jp/~maiko-hs/ を御覧いただきたい。

総合的な学習の時間における防災教育の取組みが2年目を迎え,継続的にまた多様に行うことをテーマとする。今年はより興味・関心を深めるために,「自ら主体的に動く」をメインテーマにして教科・LHR・特別活動からのアプローチにより,防災教育を総合的な学習活動としてとらえることができるように設定した。

 グループであらかじめ決めておいた防災パンフレットの内容を模造紙に書く。(各班でパンフレットを参考に,説明や絵を書く。)

 災害時にどのような情報が必要かグループ討議をしながら,インターネットで情報を収集し,意見をまとめる。

 情報教育に対して,生徒も大変関心が強く,学校教育においての重要性を感じた。

 生徒会およびコンピュータ同好会による生徒会主宰のホームページを作成し,本校の特徴である太陽光発電の施設の紹介や防災教育の取組みなどの情報を発信する取組みを紹介する。

 太陽光発電の紹介のページを作成するにあたり,生徒に取材をさせ,生徒達自身でホームページを作成することにより,防災についてより身近に感じさせる。そして,今後,他校との交流ができることを期待している。

 平成11年9月にコンピュータ同好会が発足し,生徒会とコンピュータ同好会が連絡を取りながら,生徒会のホームページの製作に着手した。

 生徒達自身が発信者になり,生徒会による太陽光発電の紹介のホームページが製作することができた。生徒会活動とクラブ活動での活動が主体のため,生徒の自主的な活動に任せているために,情報を発信するまでで終わり,交流するところまではできなかった。今後,各地の高等学校と防災についての交流を行っていきたいと考えている。