シニアネットともに学び合う子どもたち

半田市立亀崎小学校

 

 シニアネットとの交流を企画した。生きがいを求めているシニアの方々の中には生涯学習としてネットワークコンピューティングを学び,自らのスキルをあげている方が多くいる。また,学校教育現場ではこれらシニアの方々の豊富な経験に基づいた考え方にふれる機会が少ない。

 地域においてボランティア的にネットワークコンピューティングについて子どもたちに支援をしたいという方との連携は欠かせないものと考える。

 最初に,地域の生涯学習センター・シニアネットに登録されている方々に,ボランティアで小学校5年生(3クラス)でおこなわれる正規の総合科・情報の授業(各クラス週1時間で合計週3時間)の中に入って交流授業をしていただける方を募集した。

 そうしたところ,17名のシニアの方がボランティアに応募してくださり,シニアネットの方々と小学校児童の交流授業を展開していく運びとなっていった。

授業内容は「電子メール」と「webページ作り」の2単元である。

 今回の実践がもたらした地域の生涯学習センターやボランティア団体との学校教育における連携の仕方は他地域,他校においても実施可能なものである。