ふるさとの環境

岡山県小田郡矢掛町立川面小学校

 

 本校では昭和62年より飼育栽培委員会の児童を中心にホタルの飼育・養殖に取り組んでいる。校内にもホタルの季節になると人工のホタル川でホタルの光を観ることができる。 そこで,13年間のホタル飼育から得た様々な情報をインターネットやTV会議,電子メール等のメディアを通じ発信することで,環境保護の大切さを多くの人々に呼びかけたい。また,同じ考えをもち,様々な取り組みを行っている学校間のネットワークを構築することで,環境保護の必要性について様々な面から広く深く考えてもらう機会を提供できると考え,本プロジェクトを計画し実践した。

ホタルの飼育

ホタルの幼虫の観察 雨の降っている夜にホタルの幼虫が川からあがって土の中に潜るのを観察する。

ホタル幼虫の飼育観察 餌のカワニナを採ってくることと,ホタルの幼虫の観察と飼育箱の水の管理をする。 

環境ネットワーク 

ネットワークはホタル情報の単なるリンクでなくキーワード的な言葉をクリックすると複数のリンクをサブウインドウで表示させ,いろんな関連の情報を調べることができるように工夫した。

他校との情報交換 ホタルの飼育をしている他の学校と調べた内容についてメール・チャット・掲示板を使って発表し合い,お互いに意見交換する。

 飼育栽培委員会の活動からホタルを中心にして総合的学習に取り組んだグループがあった。

学習活動と児童の意識・思考 教師の支援と評価

 教師は各グループの発表ごとに,活動内容のよさや,広報活動での相手への接し方・配布したものなど伝達手段のよさを賞賛する。

 他のグループの報告や,もらったカードのコメントを参考にして,自分たちの活動を振り返り,よかったことや改善したいことを考え,次の時間の計画の見直しをする。