資料13 Eスクエア・プロジェクト表彰

(1)   協働企画・地域企画部

最優秀賞
全国発芽マップ・プロジェクト
全国発芽マッププロジェクトは,1995年4月のスタートの時から,「自然や人々から直接学ぶ」ことを柱として進められている。植物の生育に関する全国的な協働観察を実施している。植物栽培を通して自然や社会に直接働きかけて進められる学習を目指し、インターネットにより教室や学校の枠を超えて対話が広がり、地域同士の交流が深まる学習を行うプロジェクトである。

優秀賞
酸性雨/窒素酸化物調査・プロジェクト
酸性雨/窒素酸化物調査プロジェクトは、1995年8月以来活動を続け、現在に至っている。測定したデータをインターネット上で登録/公開するための環境を構築し、これまでに多くのデータを蓄積している。各学校におけるデータ観測・閲覧・分析といった活動を基盤とし、参加校間でメーリングリストを中心に、電子掲示板、チャット等により交流学習を行っている。

ア・ラ・カルト方式による学社協働「こめのくに」・プロジェクト
本プロジェクトは,稲作農業県としての特色を持つ新潟県の地域性,専門性,歴史的背景を活かし,教師と各分野の専門家からなる学社協働体により稲作とくらしをテーマとするWeb教材「こめのくに」を企画制作し,公開している。

エネルギー・環境問題総合教育用地理情報データWebシステムの構築と活用・プロジェクト
学校教育用としてエネルギー・環境問題を総合的に理解させるための情報提供を目的に、インターネットとGIS(地理情報システム)を活用したWebシステムを構築し、「自然放射線の測定」を題材としたエネルギー・環境教育が実践できる、従来にない新しい教育手法と教育環境を教育現場に提供し、参加協力校を全国規模で呼びかけ活動を実施している。

(2)先進企画部門


最優秀賞
「ネット社会の歩き方」レッスンキット・プロジェクト
児童・生徒が教室で可能な限りリアルな情報社会との接触を体験し、ネット社会を「安全に、楽しく、賢く」歩くための知識を身につけるためのカリキュラムとソフトウェアを開発し、その成果を利用した授業を実践する事を目的とした。特に日々実践を試みている小、中、高の情報教育の担当者が、実際に授業でどう使うかということを想定しながら、共同作業によって開発した。

優秀賞
特別支援教育ネットワーク・センターの実践研究・プロジェクト
特別な教育的支援を必要とする子どもたち,その援助者である教員や保護者を対象にインターネットを利用して情報技術活用の支援を行う「特別支援教育ネットワーク・センター」の運用を通して,「特別支援教育においてインターネットを利用した情報技術活用支援センターの望ましい在り方」を調査し明確にした。


(3)学校企画部門


Eスクエア賞
 山辺町立鳥海小学校     IT時代を見据えた児童一人一人のためのインターネット活用の実践研究
  宮城県立ろう学校      聾学校における情報携帯端末を活用した指導の考案
  千葉学芸高等学校      発想法の育成Webプロジェクト
  横浜市立盲学校       理科地学教育におけるインターネットおよびイントラネット利活用の試み
 
石川県立小松工業高等学校  専門高校と小学校の協同学習
  半田市立亀崎小学校     小学生にもできる国際貢献
  大津市立瀬田小学校     WBT(Web Based Training)システムを利用した学力評価システムの構築
  三木市立教育センター    地域の音風景を紹介しよう
  岡山大学教育学部附属中学校 「インターネット情報局」に参画して電子絵本協同編集の輪を広げる研究
  桜丘女子中学・高等学校   インターネットと図書資料を用いた「検索の女王」コンテスト