4.実施授業・交流




4.3 高大連携遠隔授業 II(美術)

4.3.1 指導案

(A)タイトル

ネットワークを用いた高大連携授業「彫刻家への手ほどき」


(B)日時

平成14年11月28日(木)6・7校時(14:20〜16:10)


(C)実施校、実施場所、授業担当教員、参加生徒

実施校 実施場所 授業担当教員 参加生徒
広島市立基町高等学校 1階南棟音楽室1 難波太教諭
下田真路教諭
創造表現コース
40名 (高校2年生)
広島市立大学 情報処理センター(6階)、
芸術学部第2・第3工房
芸術学部美術学科
彫刻専攻 教員
<石彫>
教授細井良雄氏
(現芸術学部長)
助教授前川義春氏
<金属>
教授綿引通郎氏
講師伊東敏光氏
 

(D)使用教材・機材・アプリケーション

  広島市立基町高等学校 広島市立大学
使用教材 質問項目用紙(生徒たちが遠隔交流相手への質問をまとるもの)  
使用機材 指向性マイク、マイクスタンド、音声ミキサー、MPEG2TS・MRAT用PC、HUB、プロジェクター、10Base-Tケーブル、AVケーブル、デジタルビデオカメラ(送信用)、TVモニタ(自画映像用)、スタッフ用ノートPC、スピーカー(備付)、ラック、音声ラック(備付) <共通>
MPEG2TS・MRAT用PC、音声ミキサー、スピーカー、デジタルビデオカメラ(送信用)、AVケーブル、10Base-Tケーブル、
<情報処理センター>
DV再生機(彫刻実習ビデオ再生用)、スタンドマイク(2本)、プロジェクター、液晶ディスプレイ(自画映像・DV再生画面用)、ビデオミキサー、
<工房棟>
無線アクセスポイント(2箇所)、マイク、延長ケーブル、台車、液晶ディスプレイ(基町高校映像用)
使用アプリケーション MPEG2TS、MRAT MPEG2TS、MRAT

(E)活動概要

 高校には美術部や美術専攻のコースがある。しかし「彫刻」については 完成した作品を見ることはあるが、実際に高校生が金属や石彫などの彫刻作品を作る実習が行われていることは少ない。そのため、高校から美術学部への進学などを考える学生にとって、彫刻に対するイメージがつかみにくくなっているのが実情である。広島市立大学の彫刻専攻で学生の作品製作過程を見ながら、教官の説明を聞くことにより彫刻専攻のイメージをつかむことを目的とする。の
 高校生の質問にリアルタイムで答えてもらい、インタラクティブな講義を体験することにより興味関心を促進する。また、学習指導要領の美術 Iの「表現」の内容を彫刻での指導にもなる。


(F)活動目標

 彫刻の専門家から直接指導を受け、対話をすることができる。
 高校では実習のできない分野であっても、大学からの授業を体験することにより興味・関心を高めることができる。また高校生が将来の進路を決定することにも役立てることができる。


(G)活動内容

  広島市立基町高等学校 広島市立大学
11月28日(木)
14:20〜
遠隔講義システムの説明
情報処理センター (前田助教授)
開始の呼びかけ、美術教員・学生の紹介(難波教諭)
14:25〜 彫刻」講義の内容説明
(講義担当者)
 
14:30〜 「石彫」作品製作過程ビデオと解説
(「石彫」講義担当者)
 
14:40〜 「金属」作品製作過程ビデオと解説
(「金属」講義担当者)
 
14:40〜 質疑応答  
15:00〜 工房棟へ移動 休憩
15:20〜 石彫学生作品講評
(「石彫」講義担当者)
 
15:30〜 金属学生作品講評
(「金属」講義担当者)
 
15:40〜 質疑応答  
15:50〜   アンケート記入
15:50〜16:10 クロージング (代表) クロージング (美術教員)



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