記入者 学校名:岐阜大学教育学部附属小学校 | 氏名:大門 佳孝 | |
○印の項目は必ず記入してください。 | ※印の項目は静止画を加えた別資料にしていただくこともできます。 |
○タイトル(表題) | 3年生算数2学期までの復習 | ||||||||||||||||||||||||
見出し (キャッチコピー) |
2学期までの問題がいつでも解くことが出来るように、繰り返しチャレンジしよう。 | ||||||||||||||||||||||||
○概要 (250字以内) |
文溪堂のホームページには「力だめし」がある。この教材にある問題集から、学習プリントファイルを作成し、個人のペースに合わせて問題を解く。この学習を週に1時間設け、学習済みの内容について基礎的・基本的な知識や技能を身に付けることをはかる。 なお、実践は少人数指導で行い、個々にあわせた指導の在り方を検討することも含まれる。 |
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キーワード | 基礎・基本の定着 | オンラインドリル | 小学校3年生 | 復習 | 少人数指導 | ||||||||||||||||||||
2学期までの学習内容 | |||||||||||||||||||||||||
○校種 | 小学校 | ||||||||||||||||||||||||
○学年 | 3年 | ||||||||||||||||||||||||
○教科 | 算数 | ||||||||||||||||||||||||
○学習指導要領の 項目番号 |
A(1)、A(2)、A(3)、A(4)、B(1)、B(2)、B(3)、C(1)、D(1) | ||||||||||||||||||||||||
地域・時代・季節 (地域・時代・季節に 関連のあるときのみ記入) |
2学期末・3学期(2学期までの復習内容) | ||||||||||||||||||||||||
○実施属性 |
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校時数(授業時間) | 2時(10時) | ||||||||||||||||||||||||
実施態様 | ○単独 ・ 共同 | ||||||||||||||||||||||||
○授業展開の 基本的な考え方 |
学習済みの問題に、今までの学習でつけた知識・技能や、筋道を立てて考える力を生かして挑戦することで自信を持って問題を解く力を身に付ける。 | ||||||||||||||||||||||||
○学習目標 | 個の学習速度にあわせながら、ドリルに取り組むことができるプリント集を解くことで、基礎的・基本的な知識・技能が身に付けられる。 | ||||||||||||||||||||||||
メディア活用の意義 | 印刷したプリントに直接書きこむことの出来るwebページを利用し、問題を学校でも家庭などでも利用できるよさがある。また、自分だけの問題集作りや答え合わせの活動ができ、自主的な活動が期待できる。 | ||||||||||||||||||||||||
メディアの利用環境(表形式で記入) パソコン1台 プリンター1台 ネットワークの利用 |
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クラスの状況 | 男子20名、女子20名 計40名 授業者は2名、同じ教室で20名ずつの2グループに分かれて、少人数指導の形態での学習を行う。 公開授業 / ○ 非公開授業 |
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○学習展開 | webから印刷しておいた「力だめし」のプリント集を配布し、問題を解く。 児童のつまずきを答え合わせで教師が把握し、知識・技能の定着を図る。 |
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○指導計画 授業の時間数、学習活動、指導上の留意点などを表形式で記述します。
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○学習活動の実際※ | 既習内容のプリントファイルを配布し、自分が取り組みたい問題から取り組んでよいと助言した。児童は、それぞれの考えでプリントを選択し、問題にあたった。1枚終わるごとに、担当の先生に答え合わせをしてもらい、全問正解だったら次のプリントへ、間違いがあったら間違い直しが済むまで取り組むという流れで行った。進度の遅い子で2枚、速い子では6〜7枚取り組めた。自分で選択した問題にあたり、全部やりきることに意欲を持つ児童がほとんどで、間違いの理由をよく考え、見直しをする児童の姿が多く見られた。なかには、仲間に自主的に自分がどうしてつまずいたのかをはっきりさせるために質問をし、修正をする姿が自然に見られ、集中して問題を解いていた。 答え合わせには、20名につき1人の教師があたるという形式で行った。名簿を準備して、問題をどれだけこなしたか把握した。また、つまずきのある児童に対して、「どこがうまくいかなかったのだろうね。」と問いかけをし、自分の計算のつまずきを振り返る言葉かけを丁寧に行うことが出来た。しかし、答え合わせ待ちの並びが長い時ができてしまい、スムーズであればもっと取り組むことが出来る児童もいた。 特に、学習において見られた姿として、分からないことに対してどうするとうまくいくのかを、自分で考えながら取り組む児童がたくさんいたことが挙げられる。 |
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○学習者の反応・ 学習者からの質問 |
できるだけ問題をたくさん解こうとする児童からは、「どうして間違えたのだろう?」というつぶやきがあった。また、全問正解をした児童からは「やった!」・「つぎもがんばろう」という声が挙がり、問題にあたる姿が見られた。問題に対して高い意欲を持ち、集中して問題を解くことが出来た。 | ||||||||||||||||||||||||
自由記述項目※ | この取り組み後に、自由勉強としていつでも取り組んで宿題として提出してもよいと話をした。次の日までに全部取り組み提出した児童が3名いた。また、4日後に全部取り組み提出した児童は8名いた。この取り組みからも本教材に対する意欲の高さが伺われる。 | ||||||||||||||||||||||||
○学習評価の方法と その結果※ |
表現・処理と関心・意欲・態度の観点については、取り組みの枚数量や行動観察において評価をした。 | ||||||||||||||||||||||||
○授業の成果※ |
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今後の課題 | 個の把握をするのに、教師1人に対して20人が限度だと考える。 また、プリントを子どもに預けると、意欲のある子は1日で解いてくる。答え合わせの在り方をどのようにするとよいか考えなければならない。また、印刷の手間があり、児童が打ち出せるとよいと考える。 |
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これからへの提言 | いつでもどこでも問題に取り組むことの出来るよさが、本実践にはあるととらえている。今回は、教師が準備を行ったが、家庭や学校でいつでも利用できることは今後に広げて行きたいと考える。また、今回の実践は見方や考え方を高める指導のあり方について究明できなかった。教材のあり方・学習のあり方等について考えていきたい。 | ||||||||||||||||||||||||
○本実践の成果を 閲覧できる方法※ |
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ワンポイント アドバイス |
本実践を行うにあたって、少人数指導の在り方に関して意義があると感じた。また、この手だては、知識・技能の定着を図るためには有効であると思います。是非、個々の高まりを求めるためにも少人数での細かな指導をしていきたい。 | ||||||||||||||||||||||||
協力者及び 協力団体※ |
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参考事例※ | |||||||||||||||||||||||||
参考文献※ | |||||||||||||||||||||||||
謝辞 | 岐阜大学教育学部算数科の伊藤泰介先生と奥田浩順先生には、本実践における基礎・基本の定着の在り方などをご示唆いただきました。ありがとうございました。 | ||||||||||||||||||||||||
備考 |
記入者 学校名:岐阜大学教育学部附属小学校 | 氏名:大門 佳孝 | |
○印の項目は必ず記入してください。 | ※印の項目は静止画を加えた別資料にしていただくこともできます。 |
○タイトル(表題) | 3年生算数 単元「大きな数」 | ||||||||||||||||||||||||
見出し (キャッチコピー) |
単元「大きな数」の問題をできるようになろう。 | ||||||||||||||||||||||||
○概要 (250字以内) |
「大きな数」の単元末に、文溪堂のホームページ「力だめし」の印刷ページとオンラインページを教材として用いる。最初に、印刷ページの問題を、間違いがなくなるまで児童が取り組む。後に、プリントは個人ファイルに綴り、オンラインドリルに挑戦する。 特に、評価のあり方について実践したいと考える。 |
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キーワード | 基礎・基本の定着 | オンラインドリル | 小学校3年生 | 単元末 | 評価 | ||||||||||||||||||||
大きな数 | |||||||||||||||||||||||||
○校種 | 小学校 | ||||||||||||||||||||||||
○学年 | 3年 | ||||||||||||||||||||||||
○教科 | 算数 | ||||||||||||||||||||||||
○学習指導要領の 項目番号 |
A(1)数の表し方 | ||||||||||||||||||||||||
地域・時代・季節 (地域・時代・季節に 関連のあるときのみ記入) |
特になし | ||||||||||||||||||||||||
○実施属性 |
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校時数(授業時間) | 7時(7時) | ||||||||||||||||||||||||
実施態様 | ○単独 ・ 共同 | ||||||||||||||||||||||||
○授業展開の 基本的な考え方 |
個の数を用いる能力が身についたかを教師が把握しやすい環境を用いて、児童が単元「大きな数」の問題プリントに取り組み、児童のつまずきが見られる部分を指導しながら千万の位までの数の構成を理解し、表したり読んだりすることができる。 | ||||||||||||||||||||||||
○学習目標 | 単元で身につけた力をもとにして問題を解き、力がどれだけ身に付いたか振り返りながら、千万の位までの数の表し方、読み方、位取りとその構成を理解することができる。 | ||||||||||||||||||||||||
メディア活用の意義 | 印刷したプリントに直接書きこむことの出来るwebページとオンラインドリルを利用し、個のつまずきを教師が把握したり、身につけた力を振り返ったりしやすい環境の工夫ができる。 | ||||||||||||||||||||||||
メディアの利用環境(表形式で記入) パソコン室(児童40名が一斉に取り組める環境である) オンラインドリルの利用 webから印刷したプリント |
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クラスの状況 | 男子20名、女子20名 計40名 授業者は2名、同じ教室で20名ずつの2グループに分かれて、少人数指導の形態で、学習を行う。 公開授業 / ○ 非公開授業 |
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○学習展開 | webから印刷しておいた単元「大きな数」の内容にあわせた「力だめし」のプリントを配布し、問題を解く。その答え合わせや、後に行うオンラインドリルをもとに、児童のつまずきを把握し指導を行う。そのことを通して、児童が千万の位までの数の表し方、読み方、位取りとその構成を理解することができる力を高められる。 | ||||||||||||||||||||||||
○指導計画
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○学習活動の実際※ | 既習内容である単元「大きな数」のプリントを3枚配布しファイルに綴じた。プリント問題を解く意欲が大きい児童たちは、問題に素早く取り組む姿が見られた。3枚の問題は、時間として5分で終わる子が多く、担当の先生に答え合わせをしてもらいたいと、勢いよく子どもたちは並んだ。間違いのあった子どもは、間違い直しを、全問正解だった子どもは、確認のオンラインドリルを取り組んだ。間違えた子からは、間違いの理由をよく考え、見直しをする姿が見られた。なかには、仲間に自主的に自分がどうしてつまずいたのかをはっきりさせるために質問をし、修正をする姿が自然に見られ、集中して間違いをなおしていた。答え合わせには、20名につき1人の教師があたるという形式で行った。名簿を準備して、問題をどれだけこなしたか把握した。特に、この単元では、「万の位」を読んだり表したりするときの位取りでつまずく場合があるので、その内容でつまずきのある児童に対して、「よく読んでみよう」ともう一度位取りに気を付けて問題に取り組む助言をしたり、「どこがうまくいかなかったのだろうね。」と問いかけをしたりし、振り返りがしやすい環境をつくることができた。しかし、答え合わせ待ちの並びが長い時ができてしまい、スムーズであればもっと問題に取り組むことが出来る児童もいた。20名に1名の教師がついて答え合わせを行ったが、つまずきのある子について、丁寧な対応をすることができた。 その後取り組んだオンラインドリルでは、問題を解くとすぐに答えがでるので、大変興味を持って取り組んでいた。間違いを把握しようと、教師がチェックリストを見て確認をしたが、つまずいた児童はいなかった。 |
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○学習者の反応・ 学習者からの質問 |
自信を持ってはやく問題を解く児童の姿が見られた。間違いがあった児童でも、「どうして間違えたのだろう?」というつぶやき、再度取り組めた。オンラインドリルでは、すぐに答えがでるため、意欲を持って問題を解くことが出来た。両方の取り組みから、千万の位までの数の表し方、読み方、位取りとその構成を理解することができる力を高められることに喜びを感じていた。 | ||||||||||||||||||||||||
自由記述項目※ | 取り組んだプリントのうち2枚は「次の数を10倍しなさい。」「次の数を100倍しなさい。」という問題だったので、仕組みを理解している児童にとっては、秒単位で問題を解くことができるものである。 | ||||||||||||||||||||||||
○学習評価の方法と その結果※ |
児童の取り組んだプリント問題の答え合わせし、つまずきに応じて指導・助言をする。10倍の数、100倍の数を答える問題では、取り組みの遅かった子に、簡潔に問題を解く方法について、助言などをしながら身につけてほしいと願った。また、万の位の場合には、特に、読んだり表したりするときの位取りでつまずいたときに、位取り表を用いて、再度確認をするなどの援助を行った。オンラインドリルで処理された、援助を要しそうな児童についてはいなかった。 結果として、児童は、それらのつまずきを真剣に見直し、ほとんどの子が修正することができた。また、3枚のプリントを全員がやりとげることができた。また、オンラインドリルの問題も、再度取り組み、すべての子が、問題をやり終えることができた。 |
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○授業の成果※ |
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今後の課題 | 個の把握をするのに、教師1人に対して20人が限度だと考える。 また、今回用いたオンラインドリルやプリント週の内容を、復習を中心にした学習で用いる場合は、比較的に易しいものであるから、問題量や難易度などが豊富になるとよいかもしれない。 |
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これからへの提言 | 本校は、1人に1台ずつネットワークにつながったパソコンを利用できる環境があるが、他校で同実践を検証できるような環境になると、もっと本実践が深いものになると思う。また、今回の実践は数の相対的な大きさの見方などを高める指導のあり方についてや、数についての豊かな感覚を高める指導のあり方については、深めることが難しかった。教材のあり方・学習のあり方等について考えていきたい。 | ||||||||||||||||||||||||
○本実践の成果を 閲覧できる方法※ |
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ワンポイント アドバイス |
本実践を行うにあたって、少人数指導の一方向として今回の取り組みの意義を感じた。また、この手だては、知識・技能の定着を図るためには有効であると思う。是非、個々の高まりを求めるためにも少人数での細かな指導をしていきたい。 | ||||||||||||||||||||||||
協力者及び 協力団体※ |
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参考事例※ | |||||||||||||||||||||||||
参考文献※ | |||||||||||||||||||||||||
謝辞 | 岐阜大学教育学部附属小学校算数科の伊藤泰介先生と奥田浩順先生には、本実践における基礎・基本の定着の在り方などをご示唆いただきました。ありがとうございました。 | ||||||||||||||||||||||||
備考 |