記入者 学校名:羽島市立発堀津小学校 氏名:横山 政司
○印の項目は必ず記入してください。
○タイトル(表題) 基礎的・基本的な力を鍛えるプリント学習
見出し
(キャッチコピー)
自らを鍛え・伸ばす「かがやきの時間」
○概要
(250字以内)
本年度新学習指導要領の本格的な実施にともない、基礎・基本のさらなる定着が叫ばれる中、学校裁量の時間に学習を支える基礎的・基本的な力を鍛える時間(15分ずつ週2回)を新しく設定した。その中で学習プリントを使い自分の力や習熟度に合わせ、自らプリントを選択し、自ら答え合わせをして間違いを直し、自らのペースで学習を進めていく。この時間は担任を中心として加配教員をはじめ、教頭や教務も各学級を回り指導・援助にあたる。
キーワード 基礎・基本 学校裁量の時間 学習プリント 習熟度 指導・援助
         
○校種 小学校
○学年 1〜6年
○教科 算数
○学習指導要領の
 項目番号
 
地域・時代・季節
(地域・時代・季節に
 関連のあるときのみ記入)
 
○実施属性
  岐阜県      羽島市立       堀津小学校
      横山政司教諭 他全学級担任
ネットワークエリア番号:
校時数(授業時間)  
実施態様 単独 ・ 共同     ○印
○授業展開の
 基本的な考え方
 週2度、朝の活動の15分間に事前に用意したプリントを児童自身が取捨選択し、各個人で取り組む。できた児童から自分で答え合わせをして、間違ったところを直し、カードにチェックをして次に進む。担任と支援教師が要援助児童を中心について指導・援助にあたる。
 算数の授業を支える基礎・基本を培い、鍛えていくことを目的としている。
○学習目標  各自の進路や習熟度に合わせて学習プリントを選び取り組むことを通して、自ら進んで自分に足らない力を付けることができる。
メディア活用の意義  この取り組みをするにあたって、一番負担になるのは学習プリントづくりである。そのプリントと解答がインターネット上からダウンロードでき、各担任に余り負担をかけることなく学習プリントを作成する。担任が自らのパソコンで特別なソフトも使うことなく作成することができるのが大きなメリットである。
メディアの利用環境(表形式で記入)
クラスの状況 公開授業 / ○非公開授業  (○印)
○学習展開  前回までの進み具合を確認し、各自の目標をもつ。各自で選択したプリントに取り組むみ、終わった児童から自己採点し、間違いを直す。取組表に記録をして次のプリントに進み、同様に繰り返す。分からない問題や質問があれば、担任や支援教師に質問する。時間がきたら学習プリントをファイリングして終わる。
○指導計画

学習内容・活動 指導上の留意点 評価・配慮事項 教材

  • 個々が前回までの進み具合を振り返り、学習のめあてをもつ。
  • 自分の進路をしっかり把握することができるよう要援助児童に声をかけ、適切なプリントを選択できるよう助言する。
 
  • これまでの学習プリントファイル
  • 複数の学習プリント

  • 自分で選んだ学習プリントに取り組み、自己採点をし、自分の間違いを直すことができる。
  • できるだけ個人の力で解決できるよう励ます。
  • 解決できずに困っている児童に解決する手だてを助言する。
  • 自らプリントを選択することができたか。
  • 答え合わせで間違った問題をやり直し、間違いに気づくことができる。
 


  • 自分の学習の進みを振り返ることができる。
  • 間違いをそのまま放っておくことのないように配慮する。
  • 取組表に足跡を残させる。
  • 振り返り表
  • ファイル
○学習活動の実際※ その時の様子は次の写真で示す。
・ストックされた学習プリントを選ぶ。
・学習プリントに取り組む。
○学習者の反応・
 学習者からの質問
  • 自分のペースで進むことができていい。
  • 終わった学習プリントがたまっていき、足跡として残り、学習の進み具合が目に見えてうれしい。
  • 不安だった単元や前の学年までもどって取り組むことができるのでいい。
  • できなかった問題を家に持って帰ってやってもいいのか。
自由記述項目※
  • 算数だけでなく、漢字やローマ字、県名などのプリントも準備して、曜日によって取り組む内容を変えている。
  • 算数コンテンツからのダウンロードだけでなく、プリント作成ソフト(フリーソフト)を利用して計算や漢字、ローマ字、県名等プリントを多種多様なプリントを作成することができます。
○学習評価の方法と
 その結果※
  • 学習の進み具合は個人によって違いますが、やり終えたプリントをファイリングすることで、担任が確認することができます。また、個々では取組表に記入することで自己評価している。
  • 学期の終わり頃に、評価問題による振り返りテストを行っている。
  • 苦手を克服することに目を向けて進めることができた。
  • 上位の児童に関しては、プリントの数だけでは対応できないため、百マス計算などの取り組み時間にも目を向けて評価できるようにした。
○授業の成果※
  • 個々に応じた学習プリントを選択することで、どの子も学習に真剣に向かうことができるようになった。
  • 低次の児童の取り組み姿勢が意欲的になり、学習習慣も含めて少しずつではあるが、確実に力を見に付けてきている。
  • パソコンを使うことでプリント作成の労力が軽減され、学年に応じた多様なプリントが準備でき、個の選択範囲が増えることで取り組みをズムーズに進めることができた。
今後の課題
  • 来年度は取り組みの時間を増やす。
  • 取り組みの成果を具体的に検証できるようにする。
これからへの提言  
○本実践の成果を
 閲覧できる方法※
羽島市立堀津小学校URL http://www.mirai.ne.jp/~hotsues/
ワンポイント
アドバイス
 
協力者及び
協力団体※
 
参考事例※  
参考文献※  
謝辞  
備考