記入者 学校名:岐阜県羽島郡川島町立川島小学校 氏名:埴岡 靖司
○印の項目は必ず記入してください。 ※印の項目は静止画を加えた別資料にしていただくこともできます。
○タイトル(表題) 小数でわる計算
見出し
(キャッチコピー)
整数÷小数,小数÷小数のわりきれる計算をしよう
○概要
(250字以内)
岐阜県・算数コンテンツ活用法改善プロジェクトの作成した「楽しく学ぼう 算数力だめし」のWebページや岐阜県学園学習室のWebページを用い,小数でわる,わりきれる計算の問題を解き,理解を深める。本実践では,少人数学級で算数学習を進めているので,その進度の調整に活用した。
キーワード 小数 わり算 わり進み あまり
概数 小学校算数 5年    
○校種 小学校
○学年 5学年
○教科 算数
○学習指導要領の
 項目番号
A 数と計算
(3) 小数の乗法及び除法の意味について理解し,それらを適切に用いることができるようにする。
イ 乗数や除数が整数の場合の計算の考え方を基にして,乗数や除数が小数である場合の乗法及び除法の意味について理解すること。
ウ 小数の乗法及び除法の計算の仕方を考え,それらの計算ができること。また,余りの大きさについて理解すること。
地域・時代・季節
(地域・時代・季節に
 関連のあるときのみ記入)
11月
○実施属性
      岐阜 県      羽島郡川島町立       川島小学校
      埴岡 靖司 教諭   2002年  11月   4 校時
ネットワークエリア番号:
校時数(授業時間) 7時間/11間
実施態様 ○単独 ・ 共同
○授業展開の
 基本的な考え方
本時の学習内容を示す問題を共通で解く。その後,興味や理解度に応じてWebページで学習を進めたいと考えた。
○学習目標 整数÷小数の筆算のしかたや小数÷小数の計算でわり切れるまでわり進む筆算のしかたを理解して用いることができる。
メディア活用の意義 Web上の学習プリントを,個人の興味や理解の速度に応じて必要な情報を表示できることであると考えた。
メディアの利用環境(表形式で記入)
メディアの利用環境(表形式で記入)
5年1組教室 2台
OS   WindowsME,98SE 
ブラウザ Internet Explorer 6
プリンタ インクジェット方式
クラスの状況 男子19名 女子18名 計37名 の内 男子9名 女子9名 計18名

○ 公開授業 / 非公開授業  
○学習展開
  • 本時の学習内容が分かる。
  • 本時の学習課題が分かる。
  • 学習プリントの問題を解き,答え合わせをする。
  • Web教材を使い,単元の確認問題を解く。
  • 本時の学習を振り返る。
○指導計画

学習内容・活動 指導上の留意点 評価・配慮事項 教材

  • 小数でわる計算について前時までの学習内容を確認し,Web等を使って練習問題を進めることが分かる。
  • 本時取り組む問題数を明確にして,意欲を高める。
   

  • 学習プリントを選択し,印刷してから問題に取り組む。
  • 解答後,コンピュータを使って各自で答えを合わせる。
  • 時間まで,学習プリント学習を進める。
  • 学習プリントは,各自必要な分を印刷して用いるよう指導する。解答は,各自のコンピュータからアクセスして行うよう指導する。
  • 学習プリントは,学んだ順にノートに貼るよう指導する。
  • 正しく計算ができる。
    (表現・処理)
  • Web上の 問題に進んで取り組み,正しく速く解答する。


  • 本時の学習から分かったことを発表し,学習を振り返る。
  • できるようになったことを認め合う場をつくる。
  • 興味を持って楽しく学習を進めることができる。 (関心・意欲,態度)
 
○学習活動の実際※  最初の学習プリントは,Webページのものを教師が印刷をした。問題を解くスピードが個によって違うので,できた児童から,Webページで答えを表示して答え合わせをした。ゆっくりの児童には,教師が援助に当たることができた。
 出来上がった児童から,Web上の確かめ問題に取り組む。じっくり考えて解答し,「正解」の画面が出ると大変喜び,達成感がもてたようである。正解した児童は,今までの学習の確認問題に取り組もうと,進んでWeb教材に向かっていた。
 また,授業時間にできなかった児童は,教室でWeb教材に取り組んでいた。
○学習者の反応・
 学習者からの質問
  • 学習プリントの答え合わせが,自分の速さでできる。
  • 答えの解説があると,どこが間違っているのか考えられる。でも,先生に質問ができた。
  • 友達と相談しながら学習ができた。
自由記述項目※  同じプリントを用いたもの同士,「どうしてここ間違ってるの?」「そうか,こうやってやるといいのか。」という学び合いの姿が多く見られた(学習意欲の高い児童の間に)。また,プリントを印刷するときでも,「このプリントほしい人」と聞いてまとめて印刷する姿や「わたしは初めから順番にやりたいから」と待っているなど,児童の学び方の個性が出た。
○学習評価の方法と
 その結果※
表現・処理
  • 整数÷小数の計算が正しくできたか
  • わり進みのあるわりざんの計算が正しくできたかプリントでの確認。確かめ問題の履歴が残るように,項目のチェック表を作成し,その記録を確認。
○授業の成果※
  • 関心を持って学習に取り組む姿勢がついた。
  • 理解度に応じて,自主的に学習を進めることができた。また,近くの児童と教えあいながら進めることができた。
  • プリントを使って,自主的に学習する方途が身についた。
  • 児童のよって,学び方が違うことが明確になった。
  • 少人数指導で,他方のクラスとの時間調整に活用できる。
今後の課題
  • 理解度が明確になると,1人の教師では対応できないこともある。TTを採り入れるなど,指導法の改善を図りたい。
  • プリントの学習履歴を残すようにしたい。
これからへの提言
  • コンピュータ操作を確実にできるようにしておくことが必要。
  • 児童がわかるような,学習の出口を明確にする必要がある。
○本実践の成果を
 閲覧できる方法※
 
ワンポイント
アドバイス
 
協力者及び
協力団体※
岐阜大学カリキュラム開発センター
文溪堂
参考事例※  
参考文献※ 学習システム誌
謝辞  
備考  

授業の様子


写真 1 考え方を交流している様子


写真 2 コンピュータの答えの画面を見ての答え合わせの様子


写真 3 コンピュータの答えの画面を見ての答え合わせの様子


写真 4 黙々とプリント学習に取り組む


記入者 学校名:岐阜県羽島郡川島町立川島小学校 氏名:埴岡 靖司 
○印の項目は必ず記入してください。 ※印の項目は静止画を加えた別資料にしていただくこともできます。
○タイトル(表題) 分数と小数,整数
見出し
(キャッチコピー)
分数と小数,整数の学習をまとめよう
○概要
(250字以内)
岐阜県・算数コンテンツ活用法改善プロジェクトの作成した「楽しく学ぼう 算数力だめし」や岐阜県学園学習室のWebページを活用して,分数を小数,整数で表すことができるように繰り返し学習を行うことができるように,分数はわり算を使って小数や整数に表すとよいことを理解するための練習問題に取り組んだ。
キーワード 分数 整数 小数 小学校算数
5年        
○校種 小学校
○学年 5学年
○教科 算数
○学習指導要領の
 項目番号
A 数と計算
(4) 小数の意味とその表し方について理解するとともに,小数の加法及び減法の意味について理解し,それらを用いることができるようにする。
イ 小数が整数と同じ仕組みで表されていることを知るとともに,数の相対的な大きさについての理解を深めること。
ウ 1/10の位までの小数の加法及び減法の計算の仕方を考え,それらの計算ができること。
地域・時代・季節
(地域・時代・季節に
 関連のあるときのみ記入)
12月
○実施属性
 岐阜 県  羽島郡川島町 立  川島小 学校
 埴岡 靖司 教諭   2002年  12月  5 校時
ネットワークエリア番号:
校時数(授業時間) 5時間/5時間
実施態様 ○単独 ・ 共同
○授業展開の
 基本的な考え方
本時の学習内容を示す問題を共通で解く。その後,興味や理解度に応じてWebページで学習を進めたいと考えた。
○学習目標 小学校5学年「分数と小数,整数」の単元では,分数はわり算を使って小数や整数に表すことができることを理解する。
メディア活用の意義 Web上の学習プリントを,個人の興味や理解の速度に応じて必要な情報を表示できることであると考えた。
メディアの利用環境(表形式で記入)
第1学習センター<コンピュータ室> 40台
OS   Windows98SE
ブラウザ Internet Explorer 6
クラスの状況 男子19名 女子18名 計37名

○ 公開授業 / 非公開授業  
○学習展開
  • 本時の学習内容が分かる。
  • 本時の学習課題が分かる。
  • 学習プリントの問題を解き,答え合わせをする。
  • Web教材を使い,単元の確認問題を解く。
  • 本時の学習を振り返る。
○指導計画

学習内容・活動 指導上の留意点 評価・配慮事項 教材

  • 分数と小数,整数について前時までの学習内容を確認し,Web等を使って練習問題を進めることが分かる。
  • 本時取り組む問題数を明確にして,意欲を高める。
練習問題を解いて,単元の学習をまとめることが分かる。  

  • 学習プリントの問題を解き,各自で答え合わせをする。
  • 自信がもてたなら,「楽しく学ぼう 算数力だめし」のWebページの確認問題をする。
  • 本時使うプリントは,教師が印刷しておく。解答は,各自のコンピュータからアクセスして行うよう指導する。
  • 学習の進捗状況を,カードに記録し,学習状況を明らかにするように指導する。
  • 正しく計算ができる。
    (表現・処理)
  • 学習プリントをまず行う。
  • Web上の確認問題に進んで取り組み,正しく速く解答する。


  • 本時の学習から分かったことを発表し,学習を振り返る。
  • できるようになったことを認め合う場をつくる。
  • 学習カードをもとに今日の学習を振り返るように指導する。
  • 興味を持って楽しく学習を進めることができる。
    (関心・意欲,態度)
  • 学習記録カードに学習の評価を記録する。
○学習活動の実際※ 最初の学習プリントは,Webページのものを教師が印刷をした。問題を解くスピードが個によって違うので,できた児童から,Webページで答えを表示して答え合わせをした。ゆっくりの児童には,教師が援助に当たることができた。
 出来上がった児童から,Web上の確かめ問題に取り組む。じっくり考えて解答し,「正解」の画面が出ると大変喜び,達成感がもてたようである。正解した児童は,今までの学習の確認問題に取り組もうと,進んでWeb教材に向かっていた。
 また,授業時間にできなかった児童は,教室でWeb教材に取り組んでいた。
○学習者の反応・
 学習者からの質問
  • 学習プリントの答え合わせが,自分の速さでできる。
  • 答えの解説があると,どこが間違っているのか考えられる。でも,先生に質問ができた。
  • 今日の単元の確かめ問題ができた。習ったところを復習してもいいのか聞くことができた。
自由記述項目※  自分のページがあり,マークがつくので,学習意欲が高まるようである。教師側としては,興味関心の低い児童や理解がゆっくりの児童とともに学習ができるので,単元のまとめで使うのはよいと感じている。
 確かめ,チャレンジ問題以外は,評価マークがつかないので,取り組み表を印刷して児童に渡している。Pdfのプリントを行ったときには,自分で印をつけて履歴を残すようにしている。
○学習評価の方法と
 その結果※
プリントの確認。確かめ問題の履歴が残るように,項目のチェック表を作成し,その記録を確認。
○授業の成果※
  • 分からない児童に,個別に対応ができた。
  • 理解度に応じて,自主的に学習を進めることができた。
今後の課題
  • 理解度が明確になると,1人の教師では対応できないこともある。TTを採り入れるなど,指導法の改善を図りたい。
  • プリントの学習履歴を残すようにしたい。
これからへの提言
  • コンピュータ操作を確実にできるようにしておくことが必要。
○本実践の成果を
 閲覧できる方法※
 
ワンポイント
アドバイス
 
協力者及び
協力団体※
岐阜大学カリキュラム開発センター
文溪堂
参考事例※  
参考文献※ 学習システム誌
謝辞  
備考  

授業の様子


写真 5 学習プリントの答えをWebの答えを使って合わせる。


写真 6 確かめ問題の正解したときの様子。記録をプリントに残す。


写真 7 できなかった分は,教室のコンピュータで行う。