記入者 学校名:平田中学校 氏名:牛丸 関典
○印の項目は必ず記入してください。 ※印の項目は静止画を加えた別資料にしていただくこともできます。
○タイトル(表題) 中学校における小学校算数学習の定着
見出し
(キャッチコピー)
  
○概要
(250字以内)
中学校数学の学習では,小学校算数で身に付けた力が不可欠である。生徒の中には算数での学習が十分理解されないまま現在に至っているものもいる。そこで,中学校の学習の中で,算数をふりかえり確かなものにするために実践をした。1学級の生徒がパソコン室に入り,生徒自身に「算数の学習の中ではっきりわからなかったり,もう少し学習してみたいところを自分で選ぶ」ように助言をした。
キーワード 中学校 数学 算数 確かな学力    
          
○校種 中学校
○学年 1年
○教科 数学
○学習指導要領の
 項目番号
  
地域・時代・季節
(地域・時代・季節に
 関連のあるときのみ記入)
  
○実施属性
 岐阜 県  平田町 立  岐阜大学 教育学部 附属小 学校
 牛丸 関典 教諭 03年 1月   校時
ネットワークエリア番号:
校時数(授業時間)   
実施態様 ○単独 ・ 共同
○授業展開の
 基本的な考え方
1学級の生徒全員がパソコン室で学習をする。算数で学習した中で,はっきりわからないまますぎていたり,もう少し学習してみたいと考えたりしている学習内容を生徒にふりかえさせる。自分で選んだ単元や節のwebを開き,それぞれの生徒が自分の学習ペースで行う。学習の終わりに自己評価をする。
○学習目標 小学校の算数学習の中で学習したほうがよいと思う単元を選び,webを使った学習を行うことを通して内容の理解を深める。
メディア活用の意義 個々の生徒が学習したいと判断する単元が異なっていることに対応できる。
個々の生徒の学習進度にあわせて取り組める。
生徒自身が求めた解答をリアルタイムで採点できる。
メディアの利用環境(表形式で記入)
 パソコン室を使用
生徒1人に1台
機種 富士通FMV
通信 衛星インターネット
クラスの状況 実践学級 1年1組生徒数33名
          2組33名
          3組34名
公開授業 / ○非公開授業
○学習展開 パソコンを起動してIEを開き,ID,PWを入力する。
小学校の算数の学習で,もう少し学習した方がよいと思う単元を選ぶ。
パソコンを使って,選択した単元の学習をする。
終わりに学習をふりかえり自己評価する。
○指導計画 授業の時間数、学習活動、指導上の留意点などを表形式で記述します。

学習内容・活動 指導上の留意点 評価・配慮事項 教材

  • ひとりひとりがパソコンを起動してIEを開き,自分のIDとPWを入力する。
  • 全員がトップ画面を表示するのを待つ。
  • IEを正しく操作することができる。
算数評価コンテンツ

  • 小学校の算数の学習をふりかえり,不十分だったのでもう一度学習してみたいと思う単元を選ぶ。
  • 自分が選択した単元のプリントを開いて学習をする。
  • コンテンツを選択する際の目的が正しく理解されるように具体例をあげる。
  • 思考の過程がわかるように,学習プリントを使用し計算や作業ができるようにする。
  • 自分の理解が不十分だったと判断する単元を選択することができる。
 


  • 自分が学習した足跡をふりかえる。
  • 自己評価をする。
  • 家庭に持ち帰って学習をしたほうがよいと思う単元のプリントを印刷する。
  • 学習の記録を見て,コンテンツの活用によって理解が深まったかどうか判断をする。
  • 今回の学習によって算数の理解が深まったか判断する。
 
○学習活動の実際※
  • 実践した複数の学級のうち,1学級の実践時に衛星インターネットに不具合が生じ,急遽ISDN回線での接続で行うことになった。そのため,新しいweb画面が表示されるまで数分かかる状態となり,一人の生徒あたり5ページ程度の学習しかできなかった。衛星インターネットで接続できた他の学級は支障なく行えたため,十数ページの学習ができた。
  • 「速度・距離・時間」のふりかえりを多くの生徒が選択していた。教師や仲間と共に問題の意味を考えて,復習としての効果をあげることができた。
  • 「見積もる」の意味が理解されていないようであった。教師の助言により問題を解決した。
○学習者の反応・
 学習者からの質問
  • 「見積もる」の意味
  • 速度・時間・距離の関係
自由記述項目※    
○学習評価の方法と
 その結果※
  • 仲間と共に考えることを通して,互いの学習を評価させた。わからないことを恥ずかしがらず積極的に取り組み成果をあげた。
○授業の成果※
  • 小学校の復習をする時間をとる意義は大きいと感じた。ただ,限られた時間数の中で確保することは現実には難しい。
今後の課題
  • PDFファイルで保存をしてあるため,それを読むためのソフトがなければ閲覧ができない。実践前に試行をしてみたところ,本校のすべてのパソコンで読むことができなかった。無償でダウンロードができるが,40台のパソコンすべてに行う手間がとてもかかった。
これからへの提言  
○本実践の成果を
 閲覧できる方法※
 
ワンポイント
アドバイス
 
協力者及び
協力団体※
 
参考事例※  
参考文献※  
謝辞  
備考