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実施概要

授業内容

教材概要

主な授業の感想

 

 

 

 

 

 

 

 

 

* 実践事例

 

特定非営利活動法人 キーパーソン21

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■実施概要

 

タイトル名

 

自分の夢発見授業プログラム〜面白い仕事人がやってくる

授業の狙い

 

多種多様な職業人とのリアルな出会いとインターネットを利用して生徒各自が自分の将来の夢や仕事を考えるきっかけとすることを目的とする。

教育機関名

 

小野学園女子中学校

学年

 

中学1年生〜3年生

教科名

 

学級活動及び情報科

クラス数

 

3クラス

生徒または児童数

 

70人

実施日

 

2001年6月9日、2001年11月17日、2002年6月22日

合計授業時間

 

900分(詳細は以下の通り。)

2001年6月
  講演&意見交換  120分
  調べ学習  50分 × 2回 × 3学年
・2001年11月
  講演&意見交換  90分
  調べ学習  50分 × 1回 × 3学年
・2002年6月
  講演&意見交換  90分
  調べ学習  50分 × 1回 × 3学年

 

 

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■授業内容

 

実施単位

 

1時限目

テーマ

 

「自分の夢発見」授業

実施時間

 

90分

実施場所

 

小野学園女子中学校図書室

講師

 

(株)ケイ インターナショナル社長 ジェフリー・L・ハンフリー氏

使用教材

 

講師の会社・仕事概要、講師プロフィール、アンケートシート、講師に対して伝えたいことを書くシート、職業意識に関するセルフチェックシート、ドッグフード(仕事に関連するもの)

使用機器

 

ハンドマイク、ホワイトボード

授業進行及び内容

 

(事前:生徒に対して仕事に関する事前意識調査の実施)

10:40 特別授業開始

小野学園三本先生によるご案内 特別授業の趣旨について

ハンフリ−氏のプロフィ−ルご紹介(5〜10分)

10:50 ハンフリ−氏登場 お話(70分)

12:00 ハンフリー氏が生徒の真ん中に座り交流の時間

12:30 終了

ハンフリー氏から犬を飼う生徒たちに自然食ペットフードのプレゼント

(事後:生徒に感想文を提出してもらい、まとめて講師に郵送)

講師と意見交換

講演の様子

 

実施単位

 

2時限目

テーマ

 

調べ学習

実施時間

 

50分

実施場所

 

パソコン教室

協力者

 

(キーパーソン21のインターンスタッフがパソコン操作を指導)

使用教材

 

キーパーソン21がつくった調べ学習用のサイト

使用機器

 

パソコン

授業進行

及び内容

 

Ø         STEP1

K-9ファミリ−のホ−ムペ−ジ訪問 

・それぞれの生徒が、興味のある分野について調べる。

・生徒が社員やお客さまになったつもりで アイデアなどを考える。

・セキュリティがかかっている小野学園専用の掲示板に書き込みをする。

Ø         STEP2

・ハンフリ−氏からいただいたコメントを、セキュリティのかかった掲示板訪問により見る。

さらなる発展へ。

・仕事というものを意識したところで「お仕事カタログ」、「キャリナビ」、

「リクル−トの進学ネット」などのサイト訪問による職業調べを行う。

     授業後アンケ−トに答える。

 

調べ学習の様子

 

 

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■教材概要

 

教材タイトル

 

調べ学習用サイト

教材仕様

 

IDとパスワードによる生徒向けクローズドサイト

教材概要

 

生徒が調べ学習を行うためのサイト。講師の会社や関連する情報、他社(またはNPO)が構築している仕事データベースサイトへのリンク集。

 

 

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■主な授業の感想又は反応

 

PTA

 

<講演会に参加したPTAの意見>

・このような講演を毎年継続して行って欲しい。

・子どもと共通の話を聞く機会がないので良い機会だった。このことをきっかけに子どもとと

もに考え、いろいろな話をしていきたい。

・自分のちっぽけさに気付きました。子どもも自分と同じように感動してくれたらと思う。

・講師の生き方に感動した。親にとってもよい勉強になった。

・子どもには少し難しい話だったのではないか。

・もっと多くの親に聞いて欲しいと思う。

・子どものみならず親にとっても視野が広がった。子どもには無限の可能性があるのだと改め

て思った。

※またアンケート結果の抜粋は以下の通り。

[質問]子どもたちが仕事や将来について考えるきっかけになったと思うか
     ・大変そう思う 39%
     ・そう思う     42%
[質問]このような機会をこれからも設けた方が良いと思うか
     ・大変そう思う 63%
     ・そう思う     32%

担当教員

 

「世の中にはこんな職業もあって、こんな思いで仕事をしているんだ」とか「仕事がなければ創ってしまおうという人もいるんだ」ということを知らせたいと考えるようになった。ちょうどその時に、「キーパーソン21」の朝山代表と知り合い、外部講師の講演とインターネット上での双方向授業を提供していると伺い、早速、学園で採用することになった。

講演とWEB上での双方向授業をした結果、生徒の進路に対する意識が高まるとともに、世の中には様々な仕事があり、なければ創ればいいという考えに思い当たり、勉強へのモチベーションも上がった、というアンケート結果が出た。

総合的な学習の時間の「プレゼンテーション」や「国際交流」とともに「進路指導」は小野学園の重要な学習の一つになっている。そこには、今までの進路学習とは全く違った観点から進路学習の時間を作ることができる「キーパーソン21」の存在が欠かせないと考えている。

講師

 

生徒たちは悩みを解消する材料、夢を持つ為の材料、将来を選択するための材料、社会を把握する為の材料、将来を楽しくするための材料を求めている。職業だけではなく職種や実際の体験、そして社会、それらを小さいころから知ってもらう、それが大人の役割ではないかと思っている。

生徒または児童

 

・自分の経験・体験から自分に合っている仕事を自分で作ってしまうということに感動というか、すごいなぁと思いました。私も自分の夢に向かってがんばりたいです。

・お話しがとても分かりやすかったです。やはり夢をもつことは大切なんだということを気付かせていただきました。

・たくさん辛い思いをしてたくさん悩んでいくからこそ、自分を誇れる、また仕事に気合を入れられ頑張れるんだと分かりました。

・私はスチュワーデスになりたいです。そのためには自分次第でなれるかなれないかが決まると思うので頑張ります。

協力者

 

自分の意識が及ぶ範囲が広がって初めて、世の中のことに関心を抱いたり、その中で自分が果たす役割について考えたりすることができるはずだと思っている。受験のことだけを考える人間をつくるのは比較的容易であるが、それでは世の中楽しくないし、ちょっとまずいと考え、自分にできることがあればと協力している。講演者に出会って正直なところ企画側の自分としても感銘を受けるところがあった。このようなプログラムが自分の学校にもあったらよかったのに、と思っている。

(学生インターンの意見)

 

 

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