◎Eスクエア・ニュース(第37号):授業情報システムのリニューアル 今号の目次: ==================================== 1.Eスクエア・ホームページ:授業情報システムのリニューアル 2.プロジェクト紹介:「国際交流のハードルを超えて, 子どもたちを世界へ」 ==================================== 「Eスクエア・ニュース」への、ご意見・ご感想そして投稿をお待ちしています。 (お友達への再配信またはご紹介は、ご自由にどうぞ。バックナンバーの参照、 送信先の変更または中止等のご連絡は、「Eスクエア・ニュース」のページ http://www.edu.ipa.go.jp/E-square/kan/e2news.html をご覧下さい。) 1.Eスクエア・ホームページ:授業情報システムのリニューアル 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜  Eスクエア・プロジェクトのホームページ http://www.edu.ipa.go.jp/E-square/ では、このたび授業情報システムをリニューアルしました。 http://edb.schoolhelp.cec.or.jp/cis/html/index.html をご参照下さい。  授業情報システムは、コンピュータを活用した授業を行う際に参考となるよう な授業実践情報を提供し、先生方の授業プランの作成を支援するマルチメディア データベースです。検索から登録まで全ての操作がWebブラウザ上で行え、先生方 からの情報登録により、データベースが成長する、全国の先生方みんなで育てる 授業実践事例データベースです。2001年10月末現在、授業実践事例が約540件登録 されています。  また今回は、授業情報の登録がWebブラウザ上から容易にできるように改善する とともに、それらを参照・活用された先生方の利用者のご意見やご感想を入力して いただけるように機能追加しました。 情報登録者のIDを取得いただくと、気に入った情報をすぐに参照できるマーキング等 の機能が使用でき、新着情報をお知らせするメールが送信されます。また、実践されて いる授業事例や感想の登録が行えるようになり、全国の先生方との情報交換の場 としてご活用いただけます。  今後も引き続き授業実践事例の登録件数の増加及び内容の充実に努めていきた いと考えていますので、より一層のご利用、ご活用をお願い致します。  主な改善内容は以下です。 (1)授業情報の登録    授業情報の登録がWebブラウザ上から容易にできます。    (ID登録が必要になります) (2)感想の登録    授業情報に対するご意見やご感想の登録がトップページからできます。    (ID登録が必要になります) (3)感想の一覧表示。    授業情報に対するご感想やご意見の一覧がトップページから見られます。 (4)参照回数順表示    授業情報について、参照された回数の多い順に並べた一覧(校種別)が    見られます。  なお、授業実践事例集の検索(898件) http://www2.tokyo-shoseki-ptg.co.jp/cec/search/index.html も合わせてご活用下さい。 こちらは、インターネットを活用した授業実践事例が、学校区分、教科区分、ジャンル、 地域およびキーワードで検索できます。 2.プロジェクト紹介:「国際交流のハードルを超えて, 子どもたちを世界へ」 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 (1)プロジェクト名   「国際交流のハードルを超えて, 子どもたちを世界へ」 (2)背景  世界規模では学校のIT化が教育の国際化を促進している。海外に目を向けるとイン ターネットの普及につれ、世界の各地で教師の新しいネットワークが急激な勢いで生 まれ、国際間プロジェクト学習が大きな潮流となって21世紀の教育を形作ろうとして いる。しかし、日本の教師や子どもたちにとって、このようなグローバルなプロジェ クトとの接点が異常に少なく、教師自身も国際間プロジェクトの認識が低く、当たり 障りのない交流活動を行っているのが現状である。 国際理解・交流の問題は、単に教師自身やボランテイア団体だけの努力で解決するも のではなく総合的に情報の提供や支援体制を整備したセンター組織と、地域で地元の 学校支援をするボランティアによる地域ネットワークの構築、および双方の連携が不 可欠である。 (3)成果目標  国際交流とは人をつなげることである。つまり本プロジェクトの総合的な構築は、間 に入って手を貸したり、そっと支援したり、問題を事前に予知したり、そこには人を つなぐために、人にしか出来ない思いやり、ミッション、情熱が介入することを大事 にした提案を含んでいる。例えば、情報や技術だけでなく心を伝える講習会、地域の ボランティア、コーディネータ、ヘルプデスク、交流フォロー、そして500名もの世 界中の教師との出会いの場の提供である。テクノロジーと人の絆で、はじめてハード ルが超えられ、子供たちの国際交流が実現するのである。 (4)活動内容  上で述べたような人をつなぎ、子供たちを海外にデビューさせるためのシステムとし て、ホームペ−ジを9月から立ち上げ、本格的に活動を開始している。その主な内容 は以下のとおりである。 ・国際交流情報ハブステーションと情報提供システム ・各地域での講習会の実施、地域別連絡会の実施 ・ボランティア登録と主体的な仕事 ・交流パッケージの整備 ・過去事例の収集と公表、事例収集システム ・翻訳支援活動 ・自動翻訳機能付チャット・掲示板の提供 ・ヘルプデスクの設置 ・国際会議出席 (5)国際交流支援サイトの講習会予定  下記のように東京と熊本で11月に支援サイトや交流方法の講習会を予定 していますので、ご興味のある方はご参加ください。 ・「明日からできる国際交流」JERAN関東地区講習会・交流会 11月10日(土)  https://www2.jearn.jp/event/event.php?eid=26&ymd=1005318000 ・第4回JEARN講習会IN熊本 11月17日(土)  https://www2.jearn.jp/event/event.php?eid=27&ymd=1005922800 詳細は以下を参照ください。  http://www.jearn.jp/ (以上、今回のプロジェクトご紹介は村上 芳子さんでした) ================================= 発行:Eスクエア・プロジェクト事務局 編集:関 幸一、塩本 愛 =================================