◎Eスクエア・ニュース(第62号):学校企画の選定結果 今号の目次: ===================================== 1.平成16年度Eスクエア・アドバンス「学校企画」の選定結果について 2.官庁等の教育情報:「学校における情報教育の実態等に関する調査」Web公開 ===================================== 「Eスクエア・ニュース」への、ご意見・ご感想そして投稿をお待ちしています。 http://www.cec.or.jp/es/E-square/kan/e2news_2003.html (お友達への再配信またはご紹介は、ご自由にどうぞ。また、配信中止の ご連絡もお願いします。) 1.平成16年度Eスクエア・アドバンス「学校企画」の選定結果について 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 今年度の学校企画に55件(部門A:7件、部門B:48件)の応募がありました。 選定の結果34件を採択とし、その結果を下記URLアドレスにて公開しています。 ご参照ください。 ※[部門A]CECの現在までの成果を活用する部門  [部門B]自由部門 http://www.cec.or.jp/koubo04/gakkou_saitaku.html 2.官庁等の教育情報:「学校における情報教育の実態等に関する調査」Web公開 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜  昭和62年度から実施されている「学校における情報教育の実態等に関する調査」 の最新調査結果(平成16年3月31日現在)の資料がWeb公開されました。 http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/16/07/04072101.htm を参照ください。  調査結果の概要として以下のような内容が報告されています(抜粋)。 (1)コンピュータの整備の実態等  ・学校のコンピュータの総台数は、全体で1,757,225台(前年度1,582,594台)、   であり、そのうち、教育用コンピュータの平均設置台数は、全体で40.0台(前年   度36.5台)であり、小学校で27.7台、中学校で44.1台、高等学校で101.4台、盲・   ろう・養護学校で26.2台等となっている。  ・教育用コンピュータ1台当たりの児童生徒数は、全体で8.8人/台となっており、   小学校11.2人/台、中学校7.7人/台、高等学校6.7人/台、盲・聾・養護学校3.7   人/台等となっている。  ・ネットワーク対応状況について、普通教室のLAN整備率は、全体で37.2%とな   っており、コンピュータ教室のLAN整備率は、全体で94.8%、また、職員室の   LAN整備率は、全体で82.2%となっている。インターネットに接続しているコ   ンピュータの台数は、教育用以外のものを含め全体で1,544,747台であり、全学   校の総台数の84.9%となっている。  ・コンピュータの周辺機器については、デジタルカメラが301,637台整備されており、   また、持ち運びが可能となるビデオプロジェクタが68,423台、固定式の大型プロ   ジェクタが16,795台となっており、マルチメディアに対応した周辺機器の整備が   進んできている。 (2)インターネットへの接続状況  ・インターネットに接続している学校数は、38,149校(前年度38,300校)であり、   接続率は全体の99.8%(前年度99.5%)となっている。学校種別では小学校99.7%   (前年度99.4%)、中学校99.9%(前年度99.8%)、高等学校100.0%(前年度99.9%)、   盲・ろう・養護学校99.9%(前年度99.8%)等となっている。  ・インターネットへの接続は、学校から民間プロバイダに直接接続している学校が   17,021校(接続校全体の44.6%)、セキュリティの確保や有害情報のフィルタリン   グ等を行うために教育センターや自治体のネットワークセンターなどの公的機関   を経由してインターネットに接続する学校は、20,799校(接続校全体の54.5%)   となっている。  ・動画像のスムーズな送受信が可能となる回線速度(400Kbps以上)での高速   インターネット接続は、合計で27,324校(接続校全体の71.6%、前年度57.0%)と   なっている。 (3)ソフトウェア整備の実態等  ・市販の教科用ソフトウェアの1校当たりの平均保有種類(タイトル)数は、全体で   10.8種であり、小学校で10.7種、中学校で11.5種、高等学校で8.2種、盲・ろう・   養護学校で17.7種等となっている。  ・市販の教科用以外のソフトウェア(教科を特定しない統合型、教科横断型ソフト   ウェア)の1校当たりの平均保有種類(タイトル)数は、全体で6.7種類であり、   小学校で6.3種、中学校で6.9種、高等学校で7.0種、盲・ろう・養護学校で13.6種   等となっている。 (4)教員のコンピュータ活用等の実態  ・コンピュータで指導できる教員数は、全体で60.3%(前年度52.8%)となっており、   小学校で72.7%(前年度66.3%)、中学校で53.8%(前年度46.1%)、高等学校で46.1%   (前年度38.1%)、盲・ろう・養護学校で48.5%(前年度37.4%)等となっている。  ・コンピュータで指導できる教員の割合を教科別にみると、理科、数学、技術、情報、   専門教科・科目が多い。  ・教員の情報教育に関する研修については、平成15年度内に全体で524,853人   (前年度540,187人)の教員が研修を受けており、そのうち、校内研修を受けた   教員数は、470,429人となっている。 =================================== 編集・発行:財団法人コンピュータ教育開発センター 関 幸一、末野 高樹 メールアドレス: e2news@cec.or.jp ===================================