指導計画 | 留意点 | |
(1) | 地域を環境の視点から観察する 身近な自然環境がどうなっているかを話し合う。
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(2) | グループごとに調べる方法を考え計画をたてる。
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(3)(4) | グループごとに調べる。 (継続実験)
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(5)(6) | 調べたり,実験した結果をコンピュータを使ってまとめる
☆インターネットの利用(受信) |
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(7) | 調べた結果を発表する。 ※コンピュータを道具として活用 ☆インターネットの利用(送信) |
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┌──────────┐ ┌─────────┐ 国語│生きている土 │ 理科│ものの燃え方と空気│ │釧路湿原とタンチョウ│ └─────────┘ └──────────┘ ・空気中におけるCO2の増加 ・自分たちを取り巻く身の回りの ┌───────────┐ 環境についてふりかえる │植物のつくりとはたらき│ │ └───────────┘ │ ・植物と環境の関わり │ ・森林の減少など │ ┌──────┐ │ │星とその動き│ │ └──────┘ │ ・大気汚染 └──────┬──────┘ │ (1)問題の把握(環境問題を自分自身の問題としてとらえる) ┌───────────────────────┐ 理科 │わたしたちの生活は,どうなっているのだろうか。│ └───────────────────────┘ ・とても便利になっている。 ・その反面,自然を破壊している。 │ ┌─────────┴───────────────────┐ │わたしたちをとりまく自然環境は,どうなっているのだろうか。│ └─────────┬───────────────────┘ │ (2)地域環境の観察・調査活動(問題意識に基づいて,観察・調査活動等を行う ┌────────────────────┐ │グループごとに身近な問題を調べてみよう。│ └─────────┬──────────┘ │ (3)表現活動(観察や調査によってわかったことをいろいろな方法でまとめる) ┌─────────┴─────────────────┐ │きれいな空気,水のある恵まれた環境にいるが,気づかない│ │ところには様々な自然環境の問題がある。 │ └─────────┬─────────────────┘ │ (4)参加・行動(自己のできる範囲内で,環境をよくするための行動を始める) ┌────────────────────┐ 道徳・図工│今のわたしたちで自然を守る努力をしよう。│ 特別活動 └────────────────────┘ ・物を大切にしよう。----------------環境問題への意識の向上, ・地球を汚さないようにしよう。 実践の目あて ・啓発活動としてポスター作り ・ヒマワリ作戦,リサイクル,クリーンデーなどへの参加など ・調べた結果を他の地域に発信して,わたしたちが行った活動内容 を見てもらったり,意見を聞いたりしよう。(インターネット) ・インターネットでメール交換
学習活動 | 活動への働きかけ | 備考 | |
1 | 学習の目あてをつかむ。 | ||
わたしたちをとりまく自然環境は,どうなっているの だろうか。調べた結果をまとめよう。 | |||
2 | グループごとに調べた結果をコンピュータを使って,次のてんを中心
にまとめる。
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(科学的な思考) |
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◎映像,音声,写真,表,グラフなどを選び,結果をより効果的に 表現する。 |
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◎必要に応じて他の情報も参考にする。 |
(技能・表現) |
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3 | 他の地域から得た情報を知る ☆インターネットの利用(受信) |
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ただ,最近はコンピュータといえば,マルチメディア,インターネットと新 しいものに目を奪われがちだが,新しいものがすべてよいとは限らない。著作 権,個人情報保護の問題など課題も多い。また,すべての児童がコンピュータ に向いているとは限らない。本校においても,わずかながら,コンピュータで の学習よりも,いつもの授業の方がいいと答える児童がいる。したがって,流 行に惑わされることなく,何のために使うのかかねらいをはっきりさせるとと もに,短所についても正しく認識して実践していく必要がある。
(実践者 松戸市立馬橋小学校 村松文江 文責 松野成孝)
なお,本実践は,東京学芸大学助教授 篠原文陽児先生にご指導,ご助言いただ きました。心よりお礼申し上げます。
ワンポイント・アドバイス |
インターネット(ホームページ作成)の環境がなくても,ホームページは
できるぞ ! 本校は,昭和62年に,コンピュータが42台導入され,コンピュー タ研究校として,その研究の成果を毎年公開してきた。しかし100校 プロジェクトなどにも参加しておらず,ホームページを開設する環境は 全くない。しかし,ちょっとした工夫で開設することは可能だ。本校で も,CEC に相談し,同じ県内で100校プロジェクトに参加している学 校のホームページの一部を借りることで開設出来た。 最近では,プロバイダーも契約すれば10MBまでは,無料など,ホー ムページを開設しやすくなってきた。 ただ,のせる内容については,個人情報や著作権等の課題もあり,慎 重に取り組む必要がある。本校でも,児童の氏名は出来るだけ避け,返 事等も,筆者のE メールに届くように設定した。 |