以下のように、インターネット全般とその技術面について学習し、実際に自 分のホームページを作成しました。
FTPで、様々なソフトをダウンロードして、自分にあったコンピュータの 環境を構築していました。
コンピュータを専門として学んでいる者にとって、計算をする機械としてだ けなくコミュニケーションもできる機械として、多面的にコンピュータに触れ ることができたことは、すばらしいことだと思います。
この2年間、「工業高校でのインターネット」とは、何をすべきなのかとい うのが課題でした。そこで考えたのが、インターネットやネットワークの仕組 みや構造を知り、技術面のアプローチでした。しかし、教師の側もまだまだ未 熟だったので、生徒たちにより高レベルでのインターネット活用にまで指導す ることができなかったように思います。
コンピュータや工業を専門とする生徒たちは何を学ばなければならないか、 教師は何を教えるかが、まだまだ我々にとっての課題です。
2年半前、思いも寄らなかった100校プロジェクトの話を卒業生から聞か され、コンピュータを専門とする者にとっては願ってもない話でした。
当時、巷では「インターネット」という言葉がやっと囁き始められた頃でし た。この機会にインターネットを導入し、勉強して生徒立ちに、先端のコンピュー タ技術を学ばせることができればと思い応募したことを覚えています。
そして今、こんなにもインターネットが普及し、何気ない世間話の中にも、 「インターネット」という言葉が出てくるようになるとは思いも寄りませんで した。
じっくりインターネットについて研究しようとしていたのですが、世の中の 流れの早さに圧倒され、ついていくのが精一杯だったように思えます。
この100校プロジェクトに参加して以来、様々な研究会に参加させていた だき、他の学校の活用例などを見させていただきました。どこの学校の取り組 みもすばらしく、我々も同じような研究をしてもつまらないと思い、工業高校 が何に取り組めばいいのか考えさせられた2年間でもありました。
来年度も、是非、引き続き研究をしていきたいと思います。