岐阜県立海津北高等学校 Page1/2


100校プロジェクト 平成8年度実施状況   


   ○ネットワーク利用状況
    1.校内LAN
      情報処理棟内や情報処理棟から本館及び本館内にてLANを整備している。本館1
     F2教室、3F2教室にもHUBやLANケーブルを整備し、2F進路指導室・事務
     室・校長室・職員室にもケーブルを整備し、各部屋からインターネットを利用してい
     る。2階の各部屋に整備されているケーブルは、生徒が製作したもので取り付けも生
     徒が取り組んだものである。具体的な利用例としては、各教室にモジューラジャック
     があり、教室からインターネットを利用した授業展開や校内外におけるメールのやり
     取りを行っている。また、ファイル転送や画像の送受信や文字会話も行っている。
    2.情報検索・収集及び情報交換・交流
      国内のみならず海外にも目を向けさせ異国文化に触れグローバルな視野に立ったも
     のの捉えかたができるようにし、今、社会が求めている人材・時代の先駆者としての
     人材育成に努めている。生徒が地域社会・社会経済動向に目を向けインターネット関
     連知識を身につけ国際社会・地域社会・学校内外との交流を深めさせていかなければ
     ならない。また、教材開発(開発に伴う情報収集)の充実も図っている。

   ○平成8年度の成果と課題
    1.ネットワークの活用方法と教育効果
      生徒一人一台でインターネットを利用することはできず、3〜4人のグループによ
     り取り組んできる。また、各クラス教室から、商業科目の授業のみならず、他学科科
     目及び普通科目においてもプロジェクト推進されている。
      国内のみならず世界各国の人々と交流することができ、メールなどを発信とするこ
     とにより返信されたときの生徒に表情を見ていると、次にどんなことをしようか考え
     始め積極的に生徒自身で企画し考え取り組んでいく姿勢が見受けられる。特に海外と
     のやり取りには英語が不可欠であり受験勉強の英語ではなく、生きた英語に身近に接
     することができる喜びを実感することができた。また、ホームページ製作に関しても
     地元の産業等を研究することができた。
    2.技術的課題
      UNIXに関する研修会やイントラネットの構築・インターネットの設定(サーバ
     ー内)などの研修会にも参加していきインターネット関連のスペシャリストとしての
     人材育成にも手がけていく必要がある。そのためには、まずは、教員側が日々研修を
     深めていかなければならない。
     
   ○プロジェクトに参加して
    〜情報の検索・収集・発信による情報活用能力の育成及び通信機能の学習〜
    <生 徒 側>
      ホームページの作成を通じて、感性を磨き上げ自己を確立し高めていくことができ
     た。素材の収集のために地域の人々を取材し交流を深めたり、地元の史跡・文
     化・産業・観光等についても情報を収集することができ、自分たちで情報をいかに活
     用しそれをどのように生かしていくかを判断・設計をしていくことができたと考えら
     れる。授業での取り組んだ内容をweb上に掲載したり、生徒個人の作品も発信して
     いる。
      部活動の取り組みの一つとして、ホームページコンテストに応募したり、マルチメ
     ディアのテクニックをインターネット上の情報検索を通じて行ったり、メールにより
     質問してみたり、情報の収集・活用能力の育成をし成果を収めている。
      情報処理科の生徒全員にメールアドレスを設け、進路に関する質問やホームページ
     作品製作における質問や国内外の他校の生徒や本校内での生徒同士・教員とのメール
     交換が行われている。また、CuーSeemeなどによる交流も行っており、インタ
     ーネットの素晴らしさを体験している。
      進路に関する情報収集なども生徒が進んで取り組んでおり、進学先の大学情報やそ


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