埼玉県立越谷総合技術高等学校学校 Page2/2
○平成8年度の成果と課題 各方面からの本校の掲載 ・文化放送「ヤングマイスター」 ・雑誌「Global EduNET」96年8月号−教育とマルチメディア− ・文部省広報 月刊誌「大学と学生」97年3月 ・月刊「高校教育」96年11月号−インターネットと高校教育− ・月刊「りぶる」97年2月号−学校はどう変わる?− 活用方法 ・2年間で、広報活動として主に使用した。内容は以下の通り。 ・ホームページの作成 ・専門学科の生徒への教育 ・地域住民への開放 *回線速度が遅いため、他校との連携授業や学校内外の一斉授業等はできなかった。 教育効果 ・初めての試みであったが、教員・生徒ともに高い関心を持ち、教育的効果はかなり 高かった。 ・専門学科をはじめ、英語科・理科からもたくさんの要望を受け、海外へのアクセスなど 行った。(英語の先生の関心はかなり高い) ・専門学科を中心に、新しい授業の形態が生まれた。 ・地域住民の関心も高く、開放講座ではたくさんの人が集まった。 ・ホームページへのアクセスが多く、本校のPR活動に大変役に立った。 技術的課題 ・回線速度が遅いため、リアルタイムの処理ができなかった。 ・ドメイン名が長いため、外部からわかりづらかった。 ・クライアントマシンをたくさん設置することができなかった。(回線の問題) ・全体の技術が発展途上であり、なかなか専門の技術者を多く揃わない。 ○100校プロジェクトに参加して 2年間活動して、大変成果があったように思われる。平成7年度では、情報系の教員と 生徒を中心に作業を進めていったが、平成8年度からは教員では委員会が発足し、生徒も 全学科にわたって活用されるようになった。また、授業や部活動で利用方法を確認した後、 地域住民へ開放講座の形へインターネットに関する教育をすることができた。 また、中学校や他の高校からの視察も多く、さまざまなな学校間の取り組みも検討され てきている。 関心が高まるにつれ、利用者が増え、現在の回線では対応しきれなくなってきており、 今後の大きな課題となっている。また、ソフトウェア技術の開発が早すぎて最新の情報に 追いつくので精一杯な面もあった。 この100校プロジェクトは大変勉強になり、インターネットは、将来の教育効果に大 きな力を発揮すると思われる。