2-1.教育活動の中での位置づけ
(1)プロジェクトを実施した具体的な教育活動(1,3)
- 理科の授業
- 理科以外の授業
- クラブ活動 (理科部)
- ホームルーム活動
- その他の活動
(2)測定を行ったのは誰ですか。 (1)
- 生徒
- 教師
- 生徒と教師の共同作業
(3)データの送信は誰が行いましたか。 (2)
- 生徒
- 教師
- 生徒と教師の共同作業
2-2.プロジェクトを教育活動の中で実施するとき、ネットワークの具体的な利用場面(1,2,4)
- データの送信
- 他校のデータの収集
- 他校との交流
- 他のホームページを使った資料の収集
- その他
2-3.プロジェクトの実施にあたり利用できたネットワークの環境。
該当するものを全て選び、その他のものがある場合は具体的にお書き下さい。(1,2)
- ホームページ
- 電子メール
- 電子掲示板
- テレビ電話
- チャット
その他
3−1 理科部の活動
準備 10月から NOxカプセル設置場所の決定
設置、回収、測定の役割分担NOx調査のホームページ開設、更新 測定 @10/18
A10/25
B11/1
C11/8
D11/15
E11/26日曜日にカプセルを設置し、翌月曜日の放課後回収、測定をするというパターンであった。 まとめ 冬休み 日野中学校での観測結果のまとめ
他の地域の結果との比較3−2 第3学年理科の授業
授業 1月 NOx調査結果を活用した環境の学習
単元:地球と人間
「人間と自然とのかかわり」3時間のうちの第2時
−身近にある窒素酸化物(NOx)−
(1) 学習のねらい
- 大気には、窒素、酸素以外に様々なものが混じっていることを知る。
- NOxの濃度を人間の生活との関わりでとらえられることを知る。
- 大気汚染の種類と原因、環境への影響について考察できる。
- 環境保全に対して自分なりに考えを持つことができる。
(2) 授業の展開
学習の流れ 教師の援助活動・留意事項 導入 ・大気の成分。
・大気汚染の種類。・資料を示す。 展開 ・ホームページで公開された本校理科部の調査結果を見て、気がついたことをまとめる。
・発表。
・日本各地の調査結果を見て、本校の結果と比較しながら、気がついたことをまとめる。
・発表。・ワークシート
・コンピュータの操作にとまどっている生徒には個別に援助する。まとめ ・「環境を守るためにできること」について、自分なりの考えをまとめる。
・自己評価をする。・ワークシート (3) 評価
- 大気には、窒素、酸素以外に様々なものが混じっていることが分かったか。
- NOxの濃度を人間の生活との関わりでとらえられることが分かったか。
- 大気汚染の種類と原因、環境への影響について考察できたか。
- 環境保全に対して自分なりに考えを持つことができたか。
(1)実践で得られた成果
- 環境について学ぶ活動の一環として、実践例ができた。
- 部活動(理科部)の活動の一環として、実践例ができた。
- 調査結果を3学年の授業で活用できた。
- 調査の経過や結果、まとめ等を自校のホームページに掲載ができた。
(2)反省・課題
- 今後も調査は続行できるが、NOxという物質そのものを生徒が実感できていない。NOxの濃度と被害?の関係が生徒に不明確なままである。
- 酸性雨調査の方は、結果が1度も出ていない。雨が少ない時期になっていることと、レインゴーランドを設置してもうまく動作せず結果が出るにいたらない状態である。
- メールや掲示板をほとんど使っていない。生徒が活用できるようにすると研究の交流が進むと思われる。今後、実践してみたい。
(3)今後の実践にあたってのワンポイントアドバイス
- 調査結果を送信するだけでなく、ホームページを作成し、自校のホームページ上に掲載した。これにより、授業でデータを活用するのがやりやすくなっただけでなく、保護者や地域の方に学校で生徒が行っている調査・研究活動の一端を知っていただくことができた。
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