日 時:2000年1月22日(土) 14:00〜16:00
場 所:CEC会議室
出席者:検討委員 中澤 泰紀 先生(平塚市立富士見小)、金 井 清 先生(大宮市立泰平中)
榎本 竜二 先生(都立新宿山吹高校)
CEC 関 幸 一 部長 ヒューマンインターフェース(株) 池上 良己
東京書籍 浦井 郁郎、酒井 浩二 東京書籍印刷 富家 啓一、真中 孝道
(1) 学校区分
【原案】
01) ALL 05) 特殊教育諸学校
02) 小学校 06) 視聴覚センター
03) 中学校 07) その他
04) 高等学校
【議論内容】
*視聴覚センターよりも「教育センター」が一般的。教育委員会、教育研究所等もあるのではないか?
→「教育センター」は項目として視聴覚センターの前に入れる。教育委員会、教育研究所は少ないと判断して「その他」扱いとする。
*特殊教育諸学校とは?
→養護、聾、盲学校。特殊学級については小中高それぞれに包含する。
*中高一貫校の扱いについて
→中高というカテゴリィーは設けない。検索結果として中学校、高校で検索した場合、それぞれでヒットさせる。小中一貫も同様に扱う。
【修正案】
01) ALL 05) 特殊教育諸学校
02) 小学校 06) 教育センター
03) 中学校 07) 視聴覚センター
04) 高等学校 08) その他
(2) 教科区分
【原案】
01) ALL 09) 物理(高) 17) 図工(小)
02) 国語/書写/書道 10) 科学(高) 18) 音楽(小)
03) 社会 11) 地学(高) 19) 保健/体育
04) 地歴(高) 12) 英語 20) 情報
05) 公民(高) 13) 生活 21) 総合的学習
06) 地図 14) 家庭 22) 道徳/特活
07) 算数/数学 15) 技術家庭 23) 学校経営
08) 理科 16) 技術 24) その他
【議論内容】
*「科学」は「化学」の誤り。「生物」が抜けている。図工(小)があるなら、美術(中)、芸術(高)が必要。
→誤りなので修正する。
*「総合的な学習」については、一つにして良いか?「国際理解」「環境」「福祉」「健康」「情報」などのカテゴリィーに細分すべきか?
→データが少ない段階では、細分すると検索にヒットしない可能性が高くなる。この段階では、「総合的な学習」でひとまとめにして、タイトル一覧の画面では区分がわかるようにしてほしい。
*高等学校の専門教科(農業、水産、工業、商業、福祉、情報、看護、体育、……)についての扱いは?
→それぞれで項目建てるのは多くなり過ぎるし、データ件数も少ない。今後も増える可能性が高いので「専門教科」として一項目建てる。
*表現の仕方として、項目の後に(小)(中)(高)がついている場合とついていない場合がある。基準を統一すべきだ。
→小学校のみの教科は(小)、中学校のみの教科は(中)、高等学校のみの教科は(高)と付加する。(小・中)(中・高)という表現も有り得る。ただし、全部に共通の場合は何もつけないことにする。
例)社会(×)
地歴(高)
公民(高)
算数/数学(×) 等
*「学校経営」は必要ないのではないか?
→外す。
*教科については、東書サイドで整理して再提示する。
【修正案】
01) ALL 11) 生物(高) 21) 音楽(小・中)
02) 国語/書写/書道 12) 地学(高) 22) 保健/体育
03) 社会 13) 英語 23) 情報(高)
04) 地歴(高) 14) 生活(小) 24) 総合的な学習
05) 公民(高) 15) 家庭(小) 25) 道徳/特活
06) 地図 16) 技術家庭(中) 26) 専門教科(高)
07) 算数/数学 17) 家庭(高) 27) その他
08) 理科 18) 図工(小)
09) 物理(高) 19) 美術(中)
10) 化学(高) 20) 芸術(高)
(3) ジャンル
【原案】
01) ALL
02) 授業実践事例
03) 実施報告
04) 成果発表会資料
05) その他
【議論内容】
*「授業実践報告」は理解できるが「実施報告」「成果発表会資料」はこれだけでは何のこ
とか分からない。
→実施報告を「報告資料」に変える案も出されたが、いずれにせよ分かりにくい。今回CECのデータベースなので、CEC用語をそのまま使うことにする。
*研究指定校以外の登録が増えてくると、この項目建てでは当てはまるケースが少ない。
→項目として「指導案」「指導資料」「授業プリント」「カリキュラム」などが考えられる。しかし、この段階で項目を入れてしまうと、期待して検索してもデータがないと言うことになってしまうので、追加項目の検討を行っていつでも修正できる状態にしておくのが望ましい。
*高等学校の専門教科(農業、水産、工業、商業、福祉、情報、看護、体育、……)について
【修正案】
※原案通り
(4) 地域
【原案】
01) ALL
02) 北海道/東北ブロック
03) 関東/甲信越ブロック
04) 北陸/東海ブロック
05) 近畿ブロック
06) 中国/四国ブロック
07) 九州/沖縄ブロック
08) その他
【議論内容】
*この分類方法はCECの方式か?
→Yes。
*地域で分けることに意味があるか?
→管理職や行政サイドでは活用の可能性がある。また、近くの学校と交流するようなに有効であるので、このまま残す。
【修正案】
※原案通り
(5) 年度
【原案】
01) ALL
02) 平成9年度
03) 平成10年度
04) 平成11年度
05) …
【議論内容】
*年度はあまり意味がない。検索項目としては必要ないのではないか。
→検索項目から外す。
*検索結果を表示する際(タイトル一覧画面)は、データの新しいものから順に表示が望ましい。
→了解した。
【修正案】
※検索項目から外す。
(6) フリーワード検索
*当面はこの形式でいいが、将来的にデータが増えた場合の「絞り込み検索」についても、
考えておきたい。たとえば goo の絞り込み検索方式などを参考にすると良い。
→今後も継続するシステムなので、来年度以降の修正課題とする。
【修正案】
※原案通り。
(7) その他
検索項目として「学年」と「単元名」を入れるかどうかの議論もされた。
・「学年」については、特に高等学校において履修学年と教科・科目がリンクしないことを由として検索項目には含めない。
・「単元名」については、同一内容であっても使用教科書によって単元名が違うため検索項目としては適さないという結論になった。
※システム内部のことなので、本委員会では検討の対象にしない。
(1) 検索先頭画面
*特に議論無し。
(2) タイトル一覧画面
*検索ヒット数を画面先頭に出して欲しい。
→了解。
*「総合的な学習」では、この画面の教科欄が何らかの形で「国際理解」「環境」「福祉」「健康」「情報」が分かるように表示してほしい。
→考慮して設計する。
*都研のDBはクローズドだが、なかなか良くできている。参考にするといい。
→東書サイドで見学に行く。
(3) データ画面
*特に議論無し。
*なるべく簡素化すべき。それがそのまま登録されるのではなく、単なる受付画面とすれば現場教師が簡単に操作できるものが良い。
*現在の報告書等のフォーマットを見ても、書式、必要事項等ほとんど守られていないのが実態。なるべく入口(登録画面)は簡素化して、後のチェックを厳しくするべき。
*入口に何らかのセキュリティーチェック機能が必要なのでは?
→基本的にCECホームページは誰でも入れることが原則。したがって入口でのチェックは考えない。
→厳密なチェックということではなく、心理的なものならあったほうがいいのでは。
→原則として設けない。ただし、セキュリティー事態は重要なので継続的に検討する。
※東書サイドで検討して再度提示する。
【原案】
(1)学校(教員)が実践報告受付画面より内容入力し、メールにてCECに受け付ける。
(2)受け付けた実践報告を検閲確認を行う。
(3)写真、音声テープなど別途送られてきた場合はデータ化を行う。
(4)文字データについては、データベース登録画面によりCECが入力する。
(5)写真、音声データについては、別途対応する。
【議論内容】
*将来的には、教師が直接入力することまで考えていくべきだ。ただ、現段階ではスキルやハード環境などから、取りあえず受け付けてフィードバックする方式で良い。
*実際のデータは「電子データ」でも「紙」でも受け付けようになるのか?
→その通り。紙の場合は当面CECでデータ化する。
*将来的には電子データでも制限が必要。例えば、テキストは「WORD」「一太郎」「TEXT」とか。
→今後、検討していく。
【修正案】
*原案通り
■次回会議予定■
日 時:2000年2月16日(水) 18:30〜20:00
場 所:CEC会議室
出席者:検討委員 中澤 泰紀 先生(平塚市立富士見小)、金 井 清 先生(大宮市立泰平中)
榎本 竜二 先生(都立新宿山吹高校)
CEC 関 幸 一 部長 ヒューマンインターフェース(株) 池上 良己
東京書籍 浦井 郁郎、酒井 浩二 東京書籍印刷 真中 孝道
議 題:1) 事例データベースのプロトタイプを実際に画面で見ながら最終検討を行う。
2) その他
日 時:2000年2月16日(水) 18:30〜21:00
場 所:CEC会議室
出席者:検討委員 中澤 泰紀 先生(平塚市立富士見小)、
金 井 清 先生(大宮市立泰平中)榎本 竜二 先生(都立新宿山吹高校)
CEC 関 幸 一 部長 菅野 忠雄 課長
ヒューマンインターフェース(株) 池上 良己
東京書籍 浦井 郁郎、酒井 浩二 東京書籍印刷 真中 孝道
(1) 体様
【原案】A4判2頁
【決定】最大A4判4頁とし、必要項目の追加、画面イメージをアンケート用紙に入れる。
(2) 検討内容
1) 検索項目について
検索項目の画面イメージを載せて、質問項目を並べる。
2) 表示画面について
検索結果一覧の画面イメージを載せて、質問項目を並べる。
3) 登録画面について
質問項目を追加する。(内容は東書サイドで検討)
4) 回答者のプロフィール
特に意見はなかったのでこのままとする。
5) その他
「使い勝手(操作性、検索容易性)」などの質問項目を設ける。
レスポンス(検索スピード)についての設問を設ける。
「使ってみたいと思うか」というような設問を検討する。
ホームページ上でのオンラインアンケートの提案もされたが、今回は見送る。
アンケート依頼時に、今回制作するCD-ROMを同封する(オフラインでも回答できる)。
アンケート対象者はEスクエア関係校約200校とし、回答は100校を目指す。
校長宛に発送し、回答率を高める。
(1) 検討内容
1) 検索条件入力画面
タイトル→「実践事例検索」とする。なお、Eスクエアのロゴタイプを付加することにより、デザイン上の見栄えを高め、「初期画面へ戻る」機能をもたせる。
「学校区分」選択による「教科区分」のダイナミック変更→優れた機能なので採用する。小学校/中学校/高等学校はそれぞれの教科を表示し、特殊教育諸学校以下は全ての教科を表示する。
「検索」ボタンを中央に配置し、「やり直し」ボタンは別の場所に配置する。
キーワード検索において「スペース」による区切りによって、AND検索となるように変更する。(サンプルはOR検索になっている)
区切り文字の「スペース」は半角/全角両方に対応させる。
2) 検索結果一覧表示画面について
「実施報告」のデータタイトルが「100校プロジェクト 平成X年度実施状況」で統一されているため、検索結果に同じタイトルが並び内容がわからない。
→登録されているデータから「年度」「学校」を使用して「平成X年度 □□□学校」というタイトルに変える。
タイトルが長過ぎて一覧表示機能がそこなわれるため、タイトルの画面表示はMAX30全角文字で切る。
学校区分の表示形態として、短縮形を使用する。
→【小学校】→【小】、【中学校】→【中】、【高等学校】→【高】、【特殊教育諸学校】→【特殊】とし、教育センター以下は全表示とする。
(1) 検討内容
・入力項目を必要最低限とする。
「タイトル」「学校名」「名前」「メールアドレス」「学校区分」「教科区分」「ジャンル」「地域」のみとする。
・入力の容易制を考慮して、「学校区分」以下はチェックボックス方式とする。
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