本募集要項については内容の変更を行わない限り,転載・複製・再配布して構いません。

平成11年6月   
財団法人 コンピュータ教育開発センター  
Eスクエア・プロジェクト事務局   

Eスクエア・プロジェクト 平成11年度学校企画公募要項

1.企画の主旨

 本プロジェクトでは,これからネットワークを教育に活用する,小・中・高等学校,特殊教育諸学校および教育関係機関(以下,「学校等」という)の参考となるような,情報化に対応した授業の実践事例をできる限り集め,学校等の先生方に提供することをねらいとしています。ついては,インターネットを教育に利用した独自の教育実践(学校企画)を進めていただける学校等に広く公募します。
 提出していただいた企画の中から選考し、1学校等あたり50万円を限度として経費負担を行います。

2.公募の対象

 既にインターネットを教育に利用する環境が整っている学校等を対象とします。
公募の対象とする企画は以下のとおりです。

(1)教科指導での有効利用を主目的とする企画
 (注) 体育,美術,音楽の事例は少ないので,特にこれに関連するものは 積極的にご応募下さい。
(2)研究会の企画
 例) 複数(数校程度)校で協力した研究(実践事例発表会,インターネット関連 技術講習会等)の企画
(3)その他ネットワークを活用した企画
 例) 地域社会(PTA,ボランティア等)との連携や交流を主目的とする企画
 例) 国際交流を主目的とする企画
 例) 課外活動(部活動等)に活用する企画

3.応募の方法

(1)提出期限
 提出期限は,平成11年7月9日(金)です。
 必要書類(企画申請書,企画提案書,企画負担措置要求見積書)を郵送と, 同時にE-mailで提出して下さい。

(2)提出書類
 企画申請書および企画提案書を提出して下さい。
 ・企画申請書
   「企画申請書様式」<添付別紙1>に従い,必要事項を記入し,企画申請書を提出して下さい。
 ・企画提案書
   「企画提案様式」<添付別紙2>に従い,応募する企画の内容を記入し,
   「企画負担措置要求見積書」<添付別紙3>とともに提出して下さい。
  なお,企画の提出にあたっては,必ず所属長(学校長等)の許可を得て下さい。
  また,複数校で実施する場合は,協力校から許諾を得て下さい。

(3)応募に関する問い合わせ先および各種書類の提出先
   〒105-0001
   東京都港区虎ノ門1-23-11 寺山パシフィックビル7階
    財団法人 コンピュータ教育開発センター(CEC)
     Eスクエア・プロジェクト事務局 学校企画担当宛
     電話番号       : 03-3593-1804
     ファックス番号    : 03-3593-1806
     電子メールアドレス  : gakko99@cec.or.jp

4.スケジュール

 ・募集期間 平成11年6月7日(月)〜 7月9日(金)
 ・審査期間 平成11年7月12日(月)〜 7月16日(金)
 ・結果通知 平成11年7月21日(水)
 ・実施期間 平成11年7月 〜 平成12年1月20日(木)

5.企画の推進に伴う負担措置

 採択された企画の実施および事例の報告書の執筆について,1学校等あたり 50万円(予定)を上限とする費用負担を行います。また,要求見積にて査定 させていただきます。
 なお,採択された企画の実施に対して,以下の学校企画の推進に伴う負担措置 を行います。この企画推進に伴う対象負担経費は,以下のとおりです。

(1)会議費
  ・研究グループ等の会議開催に要する経費
(2)旅費
  ・研究グループ等の委員の会議出席旅費
  ・研究グループ等の会議における外部講師出席旅費
  ・連絡調整に要する旅費
  ・実地調査に要する旅費
(3)諸謝金
  ・研究グループ等の会議における外部講師謝金および原稿執筆謝金
  ・実践事例執筆に関わる原稿執筆料
(4)図書資料費
  ・推進に必要な図書,資料の購入に要する経費
  ・推進に必要なソフトウェアの購入に要する経費
(5)消耗品費(レンタル料含む)
(6)備品相当品費
  ・保守費用は,含みません。

6.実施いただく内容

  採択された企画の実施にあたり,学校等には以下の作業等をお願いします。

(1)採択された企画の実施
   必要があれば,企画への参加校,協力校および実践企画研究グループの 募集等を行って下さい。
(2)実践事例報告の執筆
  企画実施後,実践事例報告をA4用紙6ページで執筆していただきます。  (提出形態はHTML形式の電子データが望ましい。)
  以下は実践事例報告の記述例です。原則として,授業での実践が可能な 形式の記述例1で作成していただきます。特に,研究会の企画については, 記述例2で記述願います。なお,企画の内容的に記述が困難な場合は, 記述例3の記述内容でも結構ですので,事務局にご相談下さい。

記述例1
[1]企画のタイトル 学年/教科
[2]インターネット利用の意図
[3]単元名(狙い/指導目標/利用場面/利用環境/稼動環境等)
[4]指導計画(指導計画の中でのインターネットの利用場面)
[5]学習の展開(具体的な場面,内容/エピソード/効果等)
[6]実践を終えて
[7]ワンポイント・アドバイス(他の先生に役立つもの等)
[8]学習で活用したURL等

記述例2
[1]企画のタイトル(研究テーマ等)
[2]企画の目的・意図(成果発表/技術講習会等)
[3]実践内容
  (発表等に関わる環境設定等のノウハウ等/期間(スケジュール)/
   人員/実施マニュアル/カリュキュラムの内容等)
[4]成果と課題
  (教職員の関心の向上,インターネット利用ならではのメリット等)
[5]ワンポイント・アドバイス(他の先生に役立つもの等)
[6]複数の参加・協力学校等名

記述例3
[1]企画のタイトル
[2]企画の目的・意図
[3]実践の準備
[4]企画の実践
[5]実践の評価
[6]実践を終えて

(3)企画実践進捗状況(中間)報告および実践事例報告の提出期限
  ・企画実践進捗状況(中間)報告の提出期限:平成11年10月29日(金)まで
            提出先:応募時の書類提出先と同様
  ・実践事例報告の提出期限:平成12年1月20日(木)まで
            提出先:応募時の書類提出先と同様
(4)事務局との窓口並びに企画推進に係わる会計責任者の設定
   企画の推進に伴う経費措置を行う会計責任者を設定していただきます。
(5)事務局等が開催したり,支援する「成果発表会」,「地域ネットワーク利用研究会」等
  において,成果の発表等についてお願いすることがあります。
(6)実践事例報告の公開
  実践事例報告は,Webや印刷物などの媒体にて,公表いたします。

以上

添付書類

  添付別紙1 企画申請書様式word文書html文書
  添付別紙2 企画提案様式word文書html文書
  添付別紙3 企画負担措置要求見積書様式word文書html文書

  
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