輪之内町立大藪小学校

○インターネット利用状況

□授業実践

 @1年 

  <特別活動「社会見学」> 事前に岐阜中央市場のホームページを見て、1日の様子を紹介し、見学する目的をはっきりさせた。

  <生活「いきものとなかよし」> 近くの川や野原へ行って生き物を捕まえたことについて情報発信した。

 A2年

  <特別活動「社会見学の注意と説明」> 社会見学の見学先である岐阜の市場のホームページを見て、市場の1日の動きや設備を知り、市場見学への動機付けをはかった。

  また、ホームページを見る中で疑問に思ったことを市場の人に質問した。

  <生活「生き物ランド つかまえたよ 絵を描いたよ」> 近くの川へ生き物を捕まえに行ってその生き物を観察し、絵に描いたことを情報発信した。

 B3年

  <国語「自然のふしぎ」読書 科学読み物 読書紹介 おすすめの一冊> 読書紹介をホーム    ページにデータベース的にのせて、その情報を見て読書計画を立て読書した。

 C4年 

  <特別活動「スポーツに親しもう」> 冬のオリンピック情報をwwwで検索してスポーツ に親しみをもたせた。

  <国語「方言と共通語」> 各地の方言をwwwで調べ、特徴をとらえた。

  <国語「ごんぎつね」> 遠隔地共同学習の一環として子供の初発の感想を載せたり各時間の板書の写真を載せ、交流を図った。

  <社会「各地のくらし」> 暖かい地方、寒い地方の小学校のホームページを見ることで、 各地の様子をとらえた。SCS交流学習として新潟県高士小、香川県坂出小と冬の生活について話し合った。

  <総合「ふるさと学習 わが町 わのうち」> 地域の特徴である低地のくらしを調べ、 情報発信した。そのホームページを見た他校から質問があり、メールで答えた。

 D5年 

  <社会「野菜作りのさかんな地域」> 野菜のさかんな地域の出荷の工夫、野菜の生産量等ホームページで調べ、学習に生かした。

  <社会「自動車を作る工業」> 自動車工場の様子、自動車の生産量等会社のホームページを見て、学習に生かした。

  <理科「気温と天気の変化」> 天気予報と雲の写真を比較しながら見た。

  <家庭「栄養素のはたらき、野菜サラダ作り、たまご料理作り、楽しいおやつ」>  栄養素の種類や働きを調べ、まとめに生かした。野菜サラダ、たまご料理、各地で好んで食べられてきたおやつのいろいろを検索し、調理計画に取り入れた。

  <家庭「身の回りを整えよう」> 住まいの汚れや材質に合った掃除の仕方から1つを各自の課題として検索し、まとめ発表し交流し合った。リサイクルの作品例、作り方等を調べ不用品に手を加えて作品作りをした。

  <総合「老人福祉センター訪問」> お年寄りのことを知って仲良くなったことを知らせるため情報発信した。

  <総合「関ヶ原青少年自然の家での生活」> 町内各小学校と自然の家を結んで行く前に知りたいことを質問し、不安をなくした。

 E6年 

  <総合「修学旅行」> 行き先の京都、奈良の情報を調べることによって、自分の課題をはっきりさせた。

  <国語「宮沢賢治」> 宮沢賢治についての情報を検索し、賢治の人となりの理解の助けとした。

  <社会「世界の中の日本」> アメリカ、中国、サウジアラビアその他の国のくらしの情報を検索し、国の様子を知る助けとした。

  <総合「福野のまとめ」> 県教育委員会委託指定事業『心の情報横断軸』事業として交流している富山県と本県を比較するため、情報を検索したり、他のホームページにリンクをはらせてもらったりして、自分なりのまとめを情報発信した。

  <家庭「計画的な食事作りをしよう」> 米の栄養素を調べた。ご飯の炊き方、じゃがいもを使った調理、魚や肉の加工品の調理、サンドイッチ料理の検索をし、調理計画の参考にした。

  <家庭「衣服の選び方と手入れの工夫をしよう、住まい方のくふうをしよう 」> 取り扱い絵表示の種類と内容、選択の仕方、洗剤の種類を調べ、話し合った。電球の特徴、省エネ、住まいの工夫について調べ、まとめた。

  <家庭「心のつながりを深めよう」> 手作りプレゼントの計画を立てるとき、参考資料をインターネットから取り出した。

  <理科「環境汚染について知ろう」> 環境問題に関わる内容を検索し、調べた。

  <特別活動「中学校生活に向けて」> 中学校の部活について、中学生からテレビ会議を用いて放送してもらい、その内容に対して質問をして、中学校生活への期待を膨らませた。

 Fたんぽぽ 

  <生活「ハムスターの紹介」> 教室で飼っているハムスターの様子を写真や言葉で載せ、知ってもらうようにした。

□その他の活用 

 @委員会、クラブ等  

  <ボランティア委員会> 全校で平和の折り鶴に参加し、大薮小の平和のイメージをインターネットにのせて全国に知らせた。独居老人へのプレゼントを作るのに手芸から検索し、参考にして計画を立て作った。

  <手芸クラブ> 手芸作品を検索し、実習計画の参考にした。

 A保健室での利用

  むし歯、インフルエンザ、O−157、エイズ、お茶、遊び、かぜ予防、換気、伝染病など保健目標に関わることを調べ、保健室前に掲示したり児童に呼びかけたりした。

○平成9年度の成果と課題

□成果

  情報収集により身の回りの情報とともに広い範囲から情報を得られたので、自分の課題に対する考えの幅が広がった。ホームページにのせるということで相手意識がはっきりしたので、表現の工夫ができた。またリンクをはらせてもらって自分の表現に幅ができた。ホームページを見た人からメールをもらい交流が広がった。

  SCS交流学習、TV会議などで遠隔地の人との交流、町内小中の交流が図れ、お互いにすぐ質問し合ったりできたことで、表現能力が高まった。

  2人一台で使えたので、自分の知りたい情報がすぐ調べられ、課題解決ができた。一人で自信をもって操作できるようになった。授業の中での活用が増えた。活用方法も多様になった。

  『輪中情報発信基地』として、ホームページをはることで、児童の中に自覚ができ、進んで情報を集めることができた。また、他の学校の学習に役立つことができた。

□課題 

  今後さらに学習等に役立つ活用内容、活用方法の具体化を図りたい。

○新100校プロジェクトに参加して

  11月の東海北陸大会、3月の全国大会と2回の成果発表の機会に、本校の実践研究や成果を公開し、他校の研究成果との情報交換ができた。