5.38 児童活動を活性化する企画1(’97 子どもギネス)

宮城教育大学附属小学校 滝野澤清史,小澤  裕  

5.38.1 「’97 子どもギネス」の概要
 
 平成8年度から本校の児童会活動「いずみ委員会」において,跳び縄(長・短)などを使ったギネス大会を行っている。一年通してのものではなく,特に冬季に期間を設けて実施している。本年度,上記委員会において校内にとどまらず,校外からの挑戦を受け付けて,競い合ってはどうかということになった。そして,本校のホームページ内に記録を募集するページを設け,その結果を随時公表していくことにしたものである。
 
5.38.2 実施状況
 
 (1) 種目・ルール
 
   本企画「’97 子どもギネス」で実施している種目・ルールは以下の表の通りである。
  表5.38−1 子どもギネスのルールについて


















 
種 目 ル ー ル
短 縄


 
 1学級20人以上で一度に跳びます。学年ごとに決められた時間を跳び続けて,最後まで残った人数を競います。
 ・1・2年生・・・・・1分 ・3・4年生・・・・・3分
 ・5・6年生・・・・・4分
長縄A
 
 3分間に何回跳ぶことができるか競います。途中で引っかかっても続けて数えてください。1学級の人数は最低20人です。
長縄B
 
 時間は,決めません。1学級20人以上で連続で,跳び続けます。引っかかったところで終わりです。
鉄 棒



 
 1学級20人以上で,前回りか,逆上がりで決められた回数を回ります。スタートしてから全員が終わるまでの時間を競います。
 <1人が鉄棒を回る回数>
・1・2年生・・・・・1回 ・3〜6年生・・・・・2回
馬跳び


 
 1学級20人以上で馬跳びをしながら,100mを何秒でゴールするかを競います。スタートしてから全員がゴールするまでの時間です。もし,1学級が20人より少ないときは,ほかの学級や学年から人をかりてもかまいません。

















 

 (2) ホームページでの記録の募集と結果公表

 
 本校ホームページに表5.38−1の内容を公表し,また,メーリングリストに呼びかけを行い,記録を募集している。記録の募集方法は,各種目ごとにテキストエリアなどのフォームをつくり,メールの形で受け取る形を取っている。 

 送られてくる記録メールは,URL形式のため,Clip Decoder for Windowsというフリーソフトによって解析して,ホームページにその結果を手作業にはなるが,公表していく予定である。また,校内でも掲示板を使って知らせていく方向である。


5.38.3 本企画の効果と課題

 (1) 効果  

   本企画は,現在も実施中である。2月末かまたは,3月初旬まで記録を募集して行くつもりである。現在(平成10年2月6日)までと,これからの実践から考えられる効果については以下の通りである。

 (2) 課題  

  本企画に関わる課題について以下に述べる。