・モニタ | 10台 |
・液晶プロジェクタ | 1台 |
・スキャナ | 12台 |
・フィルムスキャナ | 2台 |
・デジタルカメラ | 7台 |
・MO | 2台 |
・WWW兼メールサーバ | 1台 |
・Proxyサーバ | 1台 |
指 導 計 画
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留 意 点
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(1)HTMLの文法 ・<HTML><HEAD><BODY><HR> ・<IMG SRC> ・<A HREF> ・<CENTER> ・<TABLE> |
・教師が説明しながら,一太郎で基本的な ホームページを作成し,生徒はモニタを見ながらHTMLの使い方を学習する。 ・共通フォルダに事前に入れた,本校の実験動物の写真の画像を利用し,<IMG SRC>を使った,画像の表示方法を,同様に 生徒はモニタを見ながら学習する。 ・<CENTER>や<TABLE>を使った,水平方向の文字や画像の配置方法をモニタを使って学習する。 |
(2)Adobe Photoshopによる文字(ロゴ)作成 ・ドロップシャドウ ・浮き彫り文字 ・アクリル文字 ・夜光文字 ・反射文字 ・ネオン文字など |
・基本的ないくつかのグラフィック文字の作成方法を,モニタを使って学習する。
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(3)スキャナ・デジタルカメラの使い方及び 画像処理 ・スキャナでの写真の読みとり ・写真の画像処理 ・デジタルカメラの撮影と画像の読みとり |
・生徒の要求に応じて,随時デジタルカメラの使い方を説明し,生徒に使わせる。 このとき,同時に数人の生徒を集め,お互いに手助けできるようにする。 ・GIFとJPEGでの保存の違いについて説明し,基本的にはJPEGで保存するように指導する。 ・解像度と表示時間について説明し,各自の解像度を設定させる。 ・画像処理では,明度とコントラストなどの調整方法ができるようにする。 |
(4)Java Scriptの文法 ・オブジェクトについて ・メソッドについて ・プロパティについて |
・オブジェクト指向プログラミングの概念を理解させ,オブジェクトの生成は,変数にオブジェクトの先頭アドレスを代入することであることを理解させる。 ・主なメソッドとプロパティの使い方を理解させる。 |
(5)ホームページの登録 ・FTPによるホームページの発信 |
・TCP/IPの設定方法を含んだインターネットの接続方法について説明し,理解させる。 ・Next FTPの設定方法及びこれを使ったホームページの転送・更新方法を説明し,自分で利用できるようにする。 |
(6)課題研究のまとめ ・課題研究集録の原稿作成 |
・学校指定の様式に従って,要旨,はじめに,研究の内容,まとめの順に作成する。 ・研究の内容では,生徒のホームページを載せ,これについての説明を付ける。 |
学習活動・内容 | 活動への働きかけ |
1 ネットサーフィン | ・Netscape Navigatorの使用方法を教える。 |
2 検索エンジンの利用 |
・YAHOO! Japanの使い方の指導をする。 ・群馬県,岡谷工業高校,環境,インターネット放送局,チャットの体験をする。 |
3 ネチケットについて |
・インターネット上のエチケットについて,問題点を整理し,個人名と個人の写真については,本人の了解を得ないと発信できないこと。そして,他人を非難したホームページを作成しないことを確認した。 |
4 HTMLの使い方について |
・本校の実験動物であるゴールデンレトリバーを事前にデジタルカメラで撮影し,ホームページの共通フォルダに入れておき,これを活用しながら,教師用のコンピュータで,一太郎を使ってホームページを作成し,生徒はモニタで見ながら,同様にホームページを作成する中で,基本的なHTMLの文法を覚え,自分のホームページを作成できる能力を身につけるようにした。 |
5 Adobe Photoshopによる文字作成 |
・生徒が自分のホームページで利用したくなると予想されるグラフィック文字を8種類,教師用のコンピュータで作成し,生徒はモニタを見ながら,自分のコンピュータで作成し,基本的な知識・技術を身に付けた。 |
6 スキャナ・デジタルカメラの使い方及び画像処理 |
・必要に応じて,数名の生徒を集め,使用方法を説明し,明度・彩度・コントラスト及び解像度の調整ができるように指導した。 |
7 FTPの使い方 | ・ホームページが完成した生徒から順番に,同様の生徒数名を集めてFTPの設定を説明し,登録した。 自分でインターネットを始めようとしている生徒に対しては,TCP/IPを含む接続の設定方法の説明を実施した。 |
8 課題研究のまとめ | ・生徒の最初のページをコピーでクリップボードに貼り付け,Adobe Photoshopを使って周辺を切り取ったものを,一太郎に貼り付け,その下に生徒の感想を入力させた。 |
インターネットを利用し,ホームページを作成する上で,教師側に求められているものは,生徒の要求に応えられるための技術的なレベルアップであり,このことに多大な時間が費やされるが,同時にインターネットを楽しむ余裕もまた必要である。 生徒のテーマ設定と同時に,教師も自由にテーマを設定し,ホームページを作成し楽しむ。といった取り組みが「課題研究」には合っているように考える。努力する中で,本当に教師が楽しく取り組むことができれば,生徒も自然と本気で取り組むと考えるが,これができるのが課題研究であり,今後はこの方向を目指したい。 |