下関市立長府中学校 Page1/2


       100校プロジェクト 平成10年度実施状況   


1 インターネット利用状況
 (1) 利用環境  Fujitsu SUN (web&mail&proxyサーバ UNIX)
            NEC PC-MA33DM5AAA42(イントラサーバ winNT Pentium2 333MHz)1台、
        PC-MA33DM7AAA42(教師用 win98 Pentium2 333MHz)1台、
        PC-MA23CC5AAA32(生徒用 win98 MMXPentium 233MHz)20台、
        Mac LC630(生徒用 MacOS)1台、生徒用大型モニタ1台、
        デジタルカメラ、イメージスキャナ、ビデオカメラ、MOドライブ
 (2) 稼働環境 64Kデジタル専用回線、校内LAN、スイッチングHUB、ルーター

 (3) 実践内容 国際交流 「生徒たちが切り開いた姉妹都市締結への道」

2 平成10年度の成果と課題(選択教科・英語での取り組み)
(1) はじめに
  このプロジェクトは、教室に居ながらにして国際コラボレーションを実際に体験する
 機会を提供しようとするものである。学校という物理的に閉ざされた空間では、このよ
 うな試みは非常に困難と思われてきたが、インターネットを駆使することでそれが可能
 となった。また、国際コラボレーションだけで終始せず、生徒間の派遣活動を長期的に
 促進するためには、市レベルでの理解が不可欠となる。そこで本校では、国際コラボレ
 ーション、姉妹都市締結、生徒間の派遣活動といった一連の流れをつくるための活動を
 行ってきた。

(2) ねらい
  中学校英語科では、電子メールの利用という単元がある。この単元の学習では、通信
 端末としてのコンピュータを利用しながら、英文を書くこと、読むことを主体とした学
 習活動を通して、コミュニケーション能力を身につけさせることをねらいとしている。
 そこで、この活動を通して、いわゆる情報モラルのあり方を考えさせ、相手を意識した
 配慮と情報に対する責任が生じてくることを身をもって経験させたい。

(3) 指導目標
  情報の相互伝達の経験を通して、コラボレーションの楽しさと必要性を実感させたい。
 また、国際交流には共通言語としての英語の学習が必要不可欠であることも認識させた
 い。将来的には、プロジェクトに参加した生徒同士が国際的な舞台で再会し、実社会で
 も相互理解のもとに協力をしていこうとする心情を育てたい。

(4) 実践内容
 @ 締結式に向けたメッセージカードの作成
  ・班ごとにテーマを決め、調べてみたい課題について英文英文の原稿を考えさせる。
   その際、下関市の特色にあたるものは何かを考えさせる。
  ・イラストは特色を端的に表現し、制限された時間内でまとめるように指導する。
 A 姉妹都市締結式の映像受信
  ・海外からリアルタイムで受信した映像を生徒用端末に一斉転送し、海外で行われて
   いる姉妹都市締結式の映像を確認させる。
 B お祝いのメッセージカードの送信
  ・あらかじめ用意したメッセージカードを電子メールに添付して、締結式が行われて
   いる現地へすみやかに発信できるようにする。
 C 授業の感想を記入する
  ・補助プリントに授業の感想を記入させる。内容については、自分の言葉で、できる
   だけ詳しく記入させる。

(5) 展開
 ヒルビュースクールからの自己紹介文の例
 My name is Heather,and I like sports. I would like to hear about you.
 I am wearing the blue jersey with the white shirt.My name is Shelley and I love
 animals and musicals.
 What are your hobbies? I'm the one in red. My name is Angelina,and I'm the one
 in blue next to Shelley.I love animals,too. I'm Jessica. and I have been sending
 e-mail to Den 10.

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