今年度も校舎の建築,引越しなどの仕事に多くの時間を取られ、特に成果と思われるものはほとんどない.前ページで示した通り,ほぼ平成9年度と同じことを継続して行っただけである.
ハード的な整備はほぼ終わった,今後の活用に関しての次のような問題点がある.
・ 今までは選択科目等一部の生徒だけが利用してきただけだが,全校生徒がインターネットを利用するために,コンピューター,インターネットの基本的な操作法,ネチケットなどをどの教科で教えていくのか.来年度に向けて・ 放課後など,生徒にコンピューター教室を開放し自由にインターネットを活用させようと考えてきたのだが,最近になり,インターネット上の犯罪と関連する好ましくないホームページなどの存在が明かになってきた, ホームページのアクセスの制限,メールの利用を制限すべきなのか(そのような方法があるのか).
・ 端末の台数が増えることによるコンピューター,LANのトラブルも増え,それに伴い担当教員の負担も増加している,担当教員の負担をどうやって軽減していくのか.
情報検索センターとしての図書室の実現
蔵書の遡及入力も終わり,来年度から図書室の電算化をスタートさせる.図書室のコンピューターを図書室の検索にのみ用いるのではなく,WWWやCD-ROMなどを利用しての情報検索の道具としての活用を考え,図書室内にCD-ROMサーバーの設置などを検討している.また共同研究室内に12台のコンピューを配備し図書,コンピューターを利用した少数の授業も行えるようになった.新100校プロジェクトに参加して
校舎新築・引越しという時期に重なったため,共同企画,自主企画などにも参加せず参加校のリストに名前を連ねるだけの参加になってしまって申し訳なく思っています. 学内のインターネットの環境の整備も完了し,今後は他校の新100校プロジェクトの活動を参考にしてこれらの施設を大いに活用して行きたいと思っています.