熊本県立小川工業高等学校
情報電子科 岩永久幸
○ ホームページの利用(http://www.ths.ogawa.kumamoto.jp/PLAZA/index-j.htm)
「課題研究」など生徒の作品発表の場としての利用(リンク予定)(図,図2)
図1 図2
○ CuSeeMe,WebCamTooなどの映像ツール利用
インターネットに関する技術向上のため,生徒を会場に引率し,映像ツール利用の実体験をさせ,システムを理解させた。
また,他校との交流も行った。
○ 掲示板・チャット
準備中
○ 研修会 (セミナー)
期 日 平成10年12月3日(木)
午前10時〜午後3時
会 場 熊本県立小川工業高等学校
情報電子科( 電子計算機室U )
内 容 自主企画「熊本県高等学校情報交換プラザ」
・ 趣旨説明
研究協議
○ 各校におけるインターネット環境
○ 各校における取り組みたいテーマ(一部)
講 演 「インターネット・イントラネットにおけるサーバ構築と
トピックス」
・ WindowsNTとUNIXによるサーバ構築の相違
・イントラネット適用アプローチ
・インターネット・トピックス
講 師 企業より
○ 熊本県高等学校産業教育フェア中継(図3)
・・・学校間交流(情報交換,デモ,中継)・・・
期 日 平成10年12月11日(金)
午前10時〜午後4時
会 場 熊本市産業文化会館
内 容 WebCamTooおよびCuSeeMeを利用しての中継実施
http://www.ths.ogawa.kumamoto.jp/SANFAIR/sanfair01.html
図3
○ 修学旅行における職員・生徒間交流
熊本県内 ←→ 長野県内
http://www.ths.ogawa.kumamoto.jp/TRAVEL99/index.htm
図4
4 校内での取り組み(本年度)
5 今後の予定
「新100校プロジェクト」は本年度で終了し,それに伴い自主企画も終了となるが,県内のインターネット環境整備はまだまだこれからであり,多くの学校,特に高等学校において情報交換をしていく場として今後も継続して本企画の推進に取り組んでいく必要をいっそう感じたところである。
6 実践を終えて(評価)
今回,工業高校の枠にとらわれず,県内の多くの高等学校に呼びかけを行い,自主企画の取り組みを開始したがインターネットの利用環境に大きな開きがあり,また開始時期が遅かったせいもあり,遅々として先に進んでいないのが現状である。
特に,メーリングリスト参加者の多くがメーリングリストそのものに不慣れなため,発言の回数も少なく,コミュニケーションの確立にはまだまだ時間がかかりそうである。
現在のところ,メーリングリストの効果的な利用に至っていないので,今後十分な理解を図っていくために,工夫を凝らしていく必要があると考えられる。
生徒間のコラボレーションについては,他校との打ち合わせの中で,これから進めていくということで,今後の課題として残ってしまった。
インターネットの様々な活用方法の理解を図っていき,相互に情報交換をしながら,今後の進捗状況を継続して眺めていく必要を感じた。
また,インターネットに関連する運用技術に関しては,研修会への参加・質疑の多さから鑑み,今後も考慮していく必要があると考えられる。
本校は,文部省から平成10・11・12年度「光ファイバー網による学校ネットワーク活用方法研究開発事業」の研究実践校の指定を受け,新たな取り組みもしていかなければならないが,現在のシステムを活かせる範囲で本企画を継続して発展させていきたいと考えている。
参考文献
・ UNIX マガジン アスキー
・ UNIX USER ソフトバンク
・ インターネットマガジン インプレス
・ FreeBSDによるインターネットサーバ構築入門 LOCUS
・ WindowsNT LAN管理者 虎の巻 アスキー書籍編集部編 スーパーアスキーブックス
・ WindowsNTネットワーク管理 基礎編 榊正憲著
・ 実践! WindowsNTネットワークワーキング アスキームック
・ MicrosoftWindowsNTServer4.0によるWebサーバ導入ガイド
Louis Kahn,Laura Logan著/アスキー書籍編集部訳 マイクロソフトプレス