2.定点観測結果データの活用に関する企画

2.1企画の条件

2.1.1  企画の概要、目的

定点観測企画は、複数の学校同士が一つの事象について、あるルールに基づいて継続的に観測(測定・観察)し、観測した結果を編集・比較することで地域の環境条件や事象の変化等の特性を学習に活用しようとするものである。
 本企画では、定点観測結果データをグラフ化、Web化を含め教材化して、授業で活用することによる授業の変化や児童・生徒の学習態度の変化を抽出し、授業に活用することの効果と課題を調査する。また、小学校の低学年での定点観測の実践を通して、定点観測が持つ継続性と義務感が児童に与える意識の変化について抽出し、定点観測を継続して実施することの教育的な効果について調査する。さらに、映像による教材の学習での活用を通して、映像教材の作成の仕方や利用方法、映像教材を学習に活用することによる理解度の変化を抽出し、映像教材が学習に与える効果と課題を調査する

 

 

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