3.2.3.3 インタフェースの改善

 昨年度の調査において、本企画で利用している日経新聞データベースのインタフェースの改善についての要望がでていた。データベースシステムの内部プログラム自体に手を加えること、ネットワーク的な問題を改善するために分散配置を行うことなどは、本企画の中で短期間に解決する事はできなかったが、システムのインタフェースに関して、可能な限りの改善を試みた。
 昨年度の調査にでていた改善要望のうち、システムのインタフェースに関するものには、以下のようなものがあった。

  【教師から】
   ・期間(入力)によって検索時間が非常に長くなる
   ・全文表示の場合、新聞紙面のような表示が欲しい
   ・用語の解説(辞書)が欲しい
   ・検索条件の認識方法の検討(条件の絞り込みが弱い)
  【生徒から】
   ・文字だけでなく絵や写真を入れて欲しい
   その他、教師からの内容と同様であった。

 これらのうち、本年度は、検索期間の入力等に関する省力化と、システムへの負荷の軽減、システムの利用説明等の改善、検索条件の選択方法の改善、検索語選択支援について、改善を図った。紙面風の表示、絵や写真の表示は今後の課題として残された。

 

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