e2情報発信委員会議事録
第1回 議事録
開催日 : 平成11年7月9日(金)
【議事の内容】
本委員会の役割について
- e2プロジェクトは、将来を見据えた先端的研究をおこなうという実証部分とこれまでの成果を含め教育関係者に必要な情報を提供・交換するという情報提供・交流という部分からなる。本委員会では後者の情報提供・交流という部分を主に検討する。
- 具体的には、ホームページの企画、評価を行う。
- 検討の中で、今後教育関係各所でホームページが作られ運用していく場合に、どういう基準で作られ、運用していけば良いかということをガイドラインという形で作成する。
現ホームページを作成したときのコンセプトと作成手順
- 学校のインターネット接続が年間1万校増加する現下の環境に置いて、教員などの教育関係者にできる限りサポートを行っていくということを目指した
- 作成に当たっては、情報教育関連情報・サービスをリストアップすると共に、教員等の業務をリストアップしそれぞれに必要な情報・サービスを洗い出した。その上で情報・サービスと利用者をマトリックスにして整理した
- 完成したホームページを時間をかけて作るよりも、一刻でも早く情報提供を始めることの方が現状に合っていると考え、未完成ながらホームページを公開した。よって、ホームページは建設途上である。
ホームページの今後の方向性
- 手広く何でもかんでもやるというより、得意分野を明確に特化した形でやっていった方が良い。
- これまでの100校プロジェクトの蓄積は強みである。100校プロジェクトの膨大な実践事例等は是非提供していきたい。また、CECは産業界と教育界の架け橋であり、そのような視点から取り組んでいくことが重要である。よって、ソフトウェアや技術の部分は強みである。
- CECは企業との間にたって情報交換する立場だと思う。教育現場からの意見を企業へ返してあげるのも良い。
- 産業界側に学校支援の窓口があると、先生達が使えると思う。
- 現在は学校の中をいくつかのセクション(部屋)に分類して、各々に必要な情報を集めて提供しているが、イベント毎など教員の立場に立った分類も必要ではないか。
- 教育への効果はどれくらいでているのか等情報公開が必要である。
- 現在のホームページは顔が見えない。委員会の報告を公表し意見を広く集めるなど意見収集の仕組みが必要である。利用者全員参加型の仕組みにしたい。
- 情報の提供側・利用側の両方にメリットがある形で運用するようなシステムを作っていくという考え方もある。
- 他のホームページとの競合は考えていない。協力するなどリソースの有効活用を図りたい。
ホームページの今後の検討項目など
- 子供を対象としたページ・情報が必要なのではないか。
- 親と子が参加できるという視点が必要なのではないか。(一番感心を持っているのは親だ)
- 地域と学校が交流できる場を提供することも考えたい。
今後の対応
- 委員会のスケジュール案を作成し、今後の委員会の活動内容を明確にする。
- 委員会だけではなく、広く現ホームページに対する意見を聞く。
・メーリングリストを使って早急にユーザの意見を募る。(事務局)
- ホームページの設計等に関して参考となる資料があればメーリングリストで紹介する。(事務局)