◎Eスクエア・ニュース(第7号): 「サービス別メニューの提供」 Eスクエア・ホームページにおいて、「サービス別メニュー」を作成しました。 全機能を一覧することにより、アクセスしたいコンテンツやサービスを いち早く見つけることができると思います。どうぞ、使ってみてください。  日経インターネットアワード2000のお知らせと本紹介として「インターネット の心理学」を取り上げました。皆様方からの情報提供をお待ちしています。 今号の目次: ================================= 1.Eスクエア・ホームページからのお知らせ:「サービス別メニュの提供」 2.イベントのお知らせ:日経インターネットアワード2000 3.官公庁関連ニュース:「児童・生徒向け教材ページ」に官庁のこどもページ 4.本紹介:「インターネットの心理学」 ================================= 「Eスクエア・ニュース」のページ http://www.edu.ipa.go.jp/E-square/kan/e2news.html で、 バックナンバーのタイトルや内容がご覧いただけます。また、Eメールアドレス等の 登録内容の変更や配信中止の場合のご連絡用のフォームを掲載しました。  この「Eスクエア・ニュース」を受取られている方は、すでに登録されていますが、 新規に配信を希望される方もこのページから、または、e2news@cec.or.jpまで メールでお知らせください。 1.Eスクエア・ホームページからのお知らせ:「サービス別メニューの提供」 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−  Eスクエア・ホームページ http://www.edu.ipa.go.jp/E-square/ では、「校長室」「職員室」「教室」等の表現で、利用者別のメニューを提供して います。  約1年を経過してコンテンツやサービスが増大するなかで、どの提供サービスが どこから見れるかが分かりにくくなったとのご意見を多数いたきました。 この問題点を解決する手段として、今回、「サービス別メニュー」を提供することに しました。  提供サービスの一覧性と、アクセスしたい情報に早く到達するようにという意味で の操作性を考慮しました。 「サービス別メニュー」のボタンを押してみてください。以下のような構造になって います。 事務局関係情報  What's New  事務局からのお知らせ  Eスクエアのご案内  協力企業一覧 教育情報  官庁等の教育情報  関連話題  関連機関Webサイト 授業実践事例  Eスクエア実践事例集  授業実践事例集の検索 教育実践  学校で実施している企画  学校間交流 コミュニケーション  話題の広場  メーリングリスト  投稿ホットニュース  交流相手校探しの掲示板 教材  ソフトウェア   教育用ソフトウェア・ライブラリ   教育用ソフトウェア検索   フリー・シェアウェア  校務テンプレート  美術館や博物館、絵や写真  動物園・水族館  教材のWeb検索や情報収集  授業で役立つホームページ  児童・生徒向け教材ページ 特殊教育・図書室などの情報  特殊教育   特殊教育等授業実践事例   機器ガイド等  図書室  保健室   保健室の情報化の事例   パソコン利用上の健康の注意   心の健康   養護教諭のページ パソコン入門  パソコン入門  インターネット入門  ホームページの作成   ホームページ作成の基本   画像やサウンドの利用   HTMLの拡張 インターネット導入  パソコンの設置  インターネットの導入   利用の手引き   利用のエチケット   有害情報、セキュリティ対策  情報処理技術者の活用  インターネットの構築   インターネットの構築の基礎   サーバの基礎   構築の取り組み   インターネット構築の実践 質問箱(ヘルプディスク)  パソコン初心者相談所  技術者向けヘルプデスク どうか、ご利用の上、事務局(e-web@cec.or.jp)までご意見をお寄せください。 2.イベントのお知らせ:日経インターネットアワード2000 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− (日経産業消費研究所の大石さまよりお知らせいただきました。) 日本経済新聞社は日本インターネット協会、地域活性化センターと 「日経インターネットアワード2000」を開催します。 「ビジネス」「自治体・教育機関」の両部門で先駆的なインターネット活用 ビジネス・事例を顕彰します。 問い合わせ・申し込みはURL:http://www.nikkei.co.jp/award/ をご覧ください。 e-mailはaward@tokyo.nikkei.co.jpです。 応募締め切り日:7月14日(金)   3.官公庁関連ニュース:「児童・生徒向け教材ページ」に官庁のこどもページ −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−  上記「サービス別メニュー」の中の「児童・生徒向け教材ページ」 http://www.edu.ipa.go.jp/E-square/kyouzai/class.html に官庁関係のこども向けページへのリンクをはりました。 ・国土地理院 こどもの地図と測量のひろば ・環境庁 環境について体験しよう! ・文部省 子供のためのホームページ ・通商産業省きっずページ「じどうしゃへん」 をご案内しています。 授業等でご活用ください。 4.本紹介:「インターネットの心理学」本紹介:「インターネットの心理学」 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−                         (By 関 幸一) 「インターネットの心理学」:坂元 章(編) 発行所:学文社 本書は、お茶の水女子大学社会心理学研究室の14名のメンバーが分担して 執筆されました。幅広い範囲の研究や実践が取り上げられており、インターネット 利用に関する多くの先進的な知見が紹介されています。また、実用性を重視した 編集となっています。特に第1部「教育におけるインターネット利用」と 第4部「インターネットの影」は、教育関係者に大いに参考になると思われます ので、その一部を引用してご紹介します。 序章:インターネットと心理学(坂元章:著) インターネットはそれを利用する人間の能力、性格、行動などを大きく変化させて しまう可能性がある。たとえば、 1)子どもの情報活用能力や国際理解能力、さらに学力がたかまるのではないか 2)内向的で対人不安の強い人がたやすく自分のことを語れるようになり、  その結果、心理療法や自助集団がうまく機能するのではないか 3)障害者や高齢者などに対する偏見が少なくなるのではないか 4)権力や地位の低い人の対人的影響力が強まるのではないか 5)集団の会議では、より無難な意思決定が行われたり、創造的なアイデアが多く  出されるのではないか 6)他者を中傷したり過度に非難する人が増えるのではないか ということが指摘されてきた。 これらの研究や実践の内容が本文で紹介されている。 第1章 教育現場におけるインターネット(足立にれか:著) インターネットの5つの特徴は、 1)情報量の多さ・多様さ・得やすさ 2)個から多へ向けて情報発信が可能であること 3)物理的距離・年齢・肉体的制約からの解放 4)教育や協同学習に関わる人材の得やすさ 5)さまざまな学習形態の可能性 であり、それぞれが重なり合っている。 インターネットを用いた教育は、ほとんど長続きせずに終わるといわれているが、 成功例にみられる要素としては、 1)その知識がいつ、どこで、どのように必要になり役立つのかという具体性を  帯びたものとなっていること 2)その活動の中で自分が貢献していると感じられること 3)オンラインのみではなくオフラインでの友だちとのやり取りや協同活動が  活発であればあるほど、オンライン上での活動が促進され、学習意欲を高めて  いること があげられている    学習活動の一環としてインターネットを活用することの必要性、妥当性、その 方法について、きちんとした議論と検討をする必要がある 第11章 インターネットと社会的不適応(小林久美子:著)  最近報告されている研究には、インターネットは家族や友人との関係を希薄に したり、ひいては家族関係の崩壊など社会的不適応を招くという報告もある。  今やインターネットが社会化の一手段になっているということは否定できない と思われる。しかし、問題はそのインターネットが単なる一手段ではなく、 唯一の手段となった場合ではないだろうか。                       −−以上−− ================================= 発行:Eスクエア・プロジェクト事務局 編集:関 幸一、原 明美 =================================