◎Eスクエア・ニュース(第32号):地域産業教育情報化推進事業等の公募結果について 今号の目次: ==================================== 1.お知らせ:地域産業教育情報化推進事業等の公募結果について 2.イベントのお知らせ:情報教育研究発表会(福島県立清陵情報高等学校) 3.プロジェクトご紹介:「ネット社会の歩き方レッスンキット」 ==================================== 「Eスクエア・ニュース」への、ご意見・ご感想そして投稿をお待ちしています。 (お友達への再配信またはご紹介は、ご自由にどうぞ。バックナンバーの参照、 送信先の変更または中止等のご連絡は、「Eスクエア・ニュース」のページ http://www.edu.ipa.go.jp/E-square/kan/e2news.html をご覧下さい。) 1.お知らせ:地域産業教育情報化推進事業等の公募結果について 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 「情報経済基盤整備事業および地域産業教育情報化推進事業公募結果について」が CECのホームページ http://www.cec.or.jp/CEC/ で公開されています。ご参照ください。 2.イベントのお知らせ:情報教育研究発表会(福島県立清陵情報高等学校) 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 Eスクエア・ホームページのイベント情報 http://www.edu.ipa.go.jp/cgi-bin/cgiwrap/~www/event.pl?action=list に投稿いただきました下記イベントについて、福島県立清陵情報高等学校の 大森先生より、Eスクエア・ニュースへの掲載依頼が寄せられましたので、 ご紹介します。 ----- 情報教育研究発表会について(ご案内)  本校では平成10〜12年度文部省より「光ファイバー網による 学校ネットワーク活用方法研究開発事業」の指定を受け,研究主題 「高等学校における光ネットワーク活用のありかた」のもと,すべての 普通教科・科目においてネットワークをどのように活用すべきか実践 研究して参りました。また平成11〜13年度文部省・文部科学省指定 「教育課程の基準改善のための教育研究開発」の研究開発学校として, 専門教科「情報」の科目研究並びに情報教育のあり方について研究を 進めて参りました。このたび,両指定研究を終えるにあたり関係各位に, これまでの研究の一端をご覧いただき,ご指導を賜り,情報教育の あり方を考える有意義な研究会にしたいと考え,ここにご案内申し上げます。 タイトル: 福島県立清陵情報高等学校 情報教育研究発表会 期間: 2001年11月22日から1日間 種別 公開授業 参加対象者 学校 開催地域: 北海道・東北 内容: 専門教科「情報」科目の「情報産業と社会」「マルチメディア表現」 「情報実習」,普通教科のネットワークを活用した授業への取組み, 工業・商業科の情報教育への取り組み等の研究発表会 詳細情報URL: http://www.seiryojoho-h.ed.jp/ 問い合わせ先: E-mail:koukai@mail.seiryojoho-h.ed.jp TEL 0248-72-1515 なお、資料費一人あたり1000円、昼食1000円(希望者当日受付にて)となります。 また,上履きを持参下さい。 ----- 3.プロジェクトご紹介:「ネット社会の歩き方レッスンキット」 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 (1)背景  平成12年度Eスクエア・プロジェクト「先進的情報技術活用プロジェクト」で 「ネット社会の歩き方:教育指導カリキュラム及び体験ソフト」を作成し、  http://www.net-walking.net/ で公開している。  このソフトはプロジェクトの主旨に従い、教育現場での利用目的であれば 自由にダウンロードできるよう「教材のダウンロード」画面を用意している。  また、実際にこのソフトを利用した授業が終わった後、直接生徒から 分かりやすさや操作性、表示性能、感想等を答えてもらう仕組みができており、 これまで、1000件近くの回答を得ており、その内容の分析や、アクセスカウントの 集計を行い、今年度の開発に活かす計画である。  このように、昨年度の成果から得られたいろいろな意見、要望を参考に 学習テーマを広げ、使い易い教材を開発する事を目標に多くの先生方や関連 機関の協力を得ながら開発を進めている。 (2)活動内容  本実践研究では、以下の様な教材とその補助教材の開発と授業実践、 及び普及を計画している。 a.学習ユニットの開発  同一学習テーマを一斉学習用、個別学習用に分けることで、学習形態に あわせた利用方法が選べるようになっている。学習テーマはカテゴリを 4種類に分け、教師がどの学習ユニットがどのようなテーマを扱っているのか、 学習ユニット毎にキーワードが登録されており、キーワードから学習ユニットを 選ぶ事もできる。個別学習型ユニットであれば、学習テーマの解説も見る ことができ、一斉学習型ユニットであれば、課題のみアニメーション表示され、 その後は教師と生徒、生徒間で話し合い、考えながら学習を進める事ができる。 b.電脳商店街の開発  ネットショッピングを体験しながら、信頼できる店、信頼できない店の見分け方を 学習する教材であり、あわせて、体験を省略して学習できる仕組みも作成する。 c.補助教材の開発  学習指導資料、プレゼンテーション資料、学習プリント、リンク集もあわせて作成し、 情報モラルやネット消費者教育について、経験の少ない先生も利用できるように なっている。 d.授業実践と普及  プロジェクトに参加している先生や教育関係者が多く参加している メーリングリストで授業実践に協力していただく先生を募集し、評価を行い、 その意見をもとに利用事例についても公開する予定である。  なお、ダウンロード画面のおいて、利用目的や所属機関名等アンケートに答えて もらうように依頼した結果、次の様な集計結果となった。有効回答人数66名  アンケート期間(平成13年7月18日から8月27日) ○利用目的 研修会で利用が18名、授業で利用が28名、その他(教材研究等)の  利用が20名 ○所属機関別 小学校が8名、中学校が25名、高等学校が10名、大学が3名、  養護学校が3名、教育センター、教育委員会等が17名 (3)目的  上記(2)を通して、「学校における教育の情報化に役立つツール・システム・ 教育手法などの先進的な取り組み」の調査、研究を行い、その成果を公開し、 利活用の機会を広げる事を目的としている。 <参考情報> ・平成13年度「ネット社会の歩き方:レッスンキット」実施計画書(抜粋)   http://www.net-walking.net/pub/001228/jisi-keikaku.htm ・平成13年度「学習ユニット検討資料」   http://www.net-walking.net/pub/001228/gaku-unit-base-v6.htm ・教材のダウンロード   http://www.net-walking.net/pub/down-load/kyouzai-dl.htm (以上、今回のプロジェクトご紹介は大熊勇雄さんでした。) ----- 【お詫びと訂正】 前号のEスクエア・ニュース(第32号)で、「3.プロジェクト紹介」の プロジェクト名がまちがっていました。正しくは、 「バーチャルモールを活用した地域連携共同学習システム」 でした。お詫びして訂正させていただきます。 ================================= 発行:Eスクエア・プロジェクト事務局 編集:関 幸一、塩本 愛 =================================