有害情報
有害情報について、文部省からの依託事業である「情報教育における影の部
分(有害情報等)への対応に関する調査研究」が現在進行中です。主な内容は、
以下の通りです
(1)情報化の光と影の部分を明らかにする。
〈光の部分〉
- 情報量の膨大さと内容の多様さによる、児童生徒の興味関心の向上
- 個別的な学習や学習の在り方への可能性
〈影の部分〉
- 誤った情報や不要な情報の受信や発信
- 人間関係の希薄化や子供たちの実際の生活体験・自然体験の不足
- 子供たちの心身の健康に与える影響
(2)児童、生徒にとっての有害情報と考えられる内容を明らかにする。
- インターネット活用場面における有害情報
- 情報教育の場以外(地域社会を含む)における有害情報
- 実際に行なわれている対応方法
(3)情報の発信や受信に関するルール作り及び有害情報に対する学校での
取り組みや指導の在り方について提示する。
- システムによる対応
- メール等で利用される諸機能の抱える課題
- 個人情報の保護
- 著作権、知的所有権
- メールの悪用
- 他人への誹謗中傷
- 物品等の無計画な購入
- 児童生徒自身の判断能力の向上
- ルール作り
- 適切な理解のための指導内容及び指導方法
- 情報を主体的に活用する能力を身につけさせるための指導
(4)学校、行政と家庭、地域社会の連携等について提示する。