インターネット利用ガイド


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電子メール

本ページの内容
電子メールとは
 電子メールとは、パソコン通信のメールと同様にコンピュータ間で手紙 (メッセージ)をやり取りする機能で、「e-mail」または単に「メール」とも 呼びます。この電子メールは、インターネットでもっとも頻繁に使用される 機能の一つです。
 インターネットの電子メールには、現在160カ国が接続されており、これ ら世界中と瞬時にしてメッセージのやり取りが出来る非常に便利な機能です。 また、電子メールでは文字だけでなくプログラム、ワープロ文章、絵や写真 のファイルなどを送る事も出来ます。

説明画面
電子メールアドレス
 インターネットで電子メールのやりとりを行うには、自分の電子メールア ドレスを持つ必要があります。郵便を送るときに宛先を書くように、電子メ ールを送る時にも、宛先として、「電子メールアドレス」を指定します。
 電子メールアドレスは、ユーザー名、区切り記号(@)、ドメイン名 で構成されています。

例: username@abc.edu.ipa.go.jp

 ユーザ名は、利用者であるあなた自身を表します。これは、あな たの所属しているシステムの管理者に依頼して同じユーザ名がないように登 録してもらいます。通常、他の人が覚えやすい名字を使用しているようです。

 ドメイン名は、学校、会社などの組織、あるいは国や地域を表し、 利用者が参加しているネットワーク(およびメール・サーバ)を表します。
 この、"ユーザ名@ドメイン名"が、世界中で唯一のあなたのメールアドレ スとなります。

メールリーダ
 電子メールを使うには、メールリーダというアプリケーションソフトウェ アを使います。
 様々な種類のメールリーダが提供されていますが、共通の基本機能につい て紹介します。

・リプライ機能
受信したメールに返事を書くとき、返信メールのタイトル、アドレスの 自動設定をします。
・引用機能
 上記の「リプライ機能」を使うと、返信メールの本文部分に送られて きたメールの本文をコピーして、行頭に"引用"を表す記号(不等号、縦棒 など)を付けます。 相手の書いた内容にコメントをつけて返信する時に便利です。
・転送機能
受信したメールを他の人に転送する機能です。自分のコメントを書き添 えることもできます。
・エイリアス(別名)機能
 何度も同じグループにメールを出したいとき、宛先グループを登録し ておくことによってグループ名を指定することで全員にメールを出すこ とができます。宛先の指定が簡単で、間違いを防ぐこともできます。
・フォルダ機能
 フォルダを作成して、受信メールを分類・整理して管理する事ができ ます。(ソフトによっては「メールボックス」「書簡箱」などとも呼ば れています)
電子メールの構成
電子メールは大きくヘッダ、本文、署名(サイン)の3つの部分から構成さ れています。 ヘッダは、電子メールを正しく配送するための情報を記述する部分です。
各フィールドの意味は以下のとおりです。

 本文の書式については、基本的に制限はありませんが、文字コード等につ いて若干の注意が必要です(「電子メールを書く時の注意事項」参照)。
 署名は、受信者が電子メールで送信者に返信できない場合に、送信者にコ ンタクトするための唯一の手段となるものです。スタイルに規定はありませ んが、通常、名前・住所・電話番号・FAX番号・その他の電子メールアドレ スなどを記述しておきます。
電子メールを書く時の注意事項 電子メールのセキュリティ
インターネットの電子メールは、通常幾つかのメール・サーバと呼ばれるコ ンピュータを介して配送されますが、悪意のある第三者がこれらのコンピュー タに進入した場合、メールの中身を読まれる可能性があります。
 単純なアドレスの誤記によって他人の目に触れる可能性もあり得ますし、メ ールの配送に問題があった場合には、管理者の目に触れることもあります。そ の意味では、電子メールのセキュリティはハガキのようなものと言うことがで きるでしょう。
 クレジットカードの番号のように「第三者に見られてはならない情報は、電 子メールで送らない」などの注意が必要です。

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