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Wakana Projectわかなプロジェクト

募集要項


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      学校教育用モデルガイドライン作成プロジェクト
           共同企画の提案とお誘い

名称  「わかなプロジェクト」

目的    小中高校用インターネット利用モデル・ガイドラインの作成

 各学校が独自のインターネット利用規定やガイドラインを定める際の参考と
して活用できるガイドラインの雛型を作成し、インターネットの正しい利用の
普及に資する。

趣旨

 初等中等教育でインターネットの教育利用を図るにあたって、各校でネット
ワーク利用規定の制定やネチケットの指導が必要となるが、そのためには幅広
い経験と知識が必要で、特に新しく取り組もうとする場合には経験と知識の不
足が問題となってくる。その際に見本となるモデル・ガイドラインがあれば、
学校教育におけるインターネット利用者教育に早期に取り組むことができ、イ
ンターネットの正しい利用の普及に資することができる。この目的に利用でき
るガイドラインの資料で現在得られるものは米国等で作成されたもののみであ
り、必ずしも日本の学校の状況に適応しておらず、日本版モデルガイドライン
の早期作成が望まれる。
 本企画はこのようなモデル・ガイドラインの作成を目指したもので、インタ
ーネット利用経験を持つ小中高の教員を中心に、より多くの経験を持つ大学関
係者や一般人からの助言を得て意見交換を行いながら、初等中等教育機関の児
童生徒のためのガイドラインの見本を作成することを目的とする。
 ガイドラインは利用規定の雛型とネチケットとで構成し言語は日本語。また、
標準規格(standard)として押し付けるものではなく、各学校が独自の規定やガ
イドラインを定める際の参考として活用できるものとする。
 学校教育関係者ばかりでなく一般の参加も必要だと考えるのは以下のような
理由による。すなわち、(1) ネチケット(ネットワーク・エチケット)はイン
ターネット利用上のマナーであるが、どの行為が良くてどの行為が悪いかとい
う線引きには広くインターネット利用者間の合意形成が必要であること、
(2) 学校の特殊性もある一方で、ネットワークでつながっていれば広く一般に
も関わる状態であること、(3) ガイドライン作成に必要なインターネットに関
する経験と知識は教員にはまだ乏しいことなどから、議論への参加は学校に限
定せず、一般からの意見を取り入れることは重要となる。
 メーリングリストとWWWを併用して意見情報交換を行い、合意を形成しな
がらモデル・ガイドラインの作成を図る予定である。
 作成したモデル・ガイドラインはWWW、FTP等の方法で公開する。
 平成8年度はモデル・ガイドライン作成までを予定し、次年度以降、実際の
運用実績をもとに改訂を加えていくほか、集めた資料をもとにインターネット
の利用方法やネチケットなどを学ぶオンライン教科書の開発へとステップアッ
プすることも検討している。

対象 有志の小中高等学校教員、一般人などから協力者を公募し、ワーキング
   グループを構成する。

活動方法

 専用メーリングリストを構築し、これを中心に意見情報交換を行う。
 意見交換内容は一般の閲覧に供するためWWWで公開する。
 参考資料(文献や経験例など)を収集し、WWWで公開する。
 意見・資料をもとに順次、ガイドラインの項目を煮つめ、編纂する。
 完成後はWWW, FTP等で公開する。
 活動形態は非営利目的のボランティア活動とする。

実施期間 平成8年9月〜平成9年1月を予定。

   9月  準備作業(参加募集と活動計画の検討、WWW立ち上げ)
   10月  意見交換および資料収集
 10月〜11月 意見情報交換、アンケート等を通して掲載事項の選別
 11月〜12月 β版を作成し、広く一般の意見を求めながら完成へと煮つめる。
 12月〜1月 完成版の発表。

 次年度以降、教育現場での実際の運用実績をもとに改訂を加えていくほか、
集めた資料をもとにインターネットの利用方法やネチケットなどを学ぶオンラ
イン教科書の開発へとステップアップすることも検討している。

「わかなプロジェクト」ワーキンググループへの参加方法
1. 参加資格 本企画の趣旨に共鳴し、下記の要請事項に同意いただける方。
2. 参加者への要請事項
(1) 意見情報交換はメーリングリストで行い、発言内容はWWWで公開します。
  ただし、公序良俗に反するなど、議論にふさわしくないと事務局が判断し
  た発言は削除させていただきます。
(2) 意見情報交換にあたっては氏名・所属を明記して発言していただきます。
  *所属の開示に支障がある場合は○○県や市町村名などでも結構です*
(3) 意見情報交換における発言は原則として個人の立場での意見とします。
  誰かの発言が、その所属組織の見解であるとは考えないでください。
(4) 意見情報交換での敬称は「さん」に統一します。
(5) 発言内容を外部に転載する場合は発言者の許可が必要です。
  ただし事務局は本企画の広報のためプライバシーを侵害しない範囲で発言
  内容を引用できるものとします。
(6) 本企画を通じて作成された著作物は複製・配布無制限とします。

3.  活動場所
      メーリングリストアドレス:wakana@edu.ipa.go.jp
      WWW:http://www.edu.ipa.go.jp/wakana/
	(サービスを開設していただいているサーバは好意で場所を提供していただい
	 ているものであり、本企画との直接の関連はありません)
4. 参加申し込み
  本企画メーリングリストに参加登録をしてください。
  登録は登録メールの受理により自動で処理されます。
           To: wakana-request@edu.ipa.go.jp
      Subject: subscribe
         本文: (なし)
	1日分のメールを1通にまとめるダイジェスト版形式での参加も可能です。
	その場合は、宛先をTo:wakana-d-request@edu.ipa.go.jpにしてください。
5. 企画運営事務局    連絡先:junbi@kiyokawa-jhs.kisarazu.chiba.jp
  本企画発足時の事務局は以下のメンバーの合議体です。(順不同)
        東金女子高等学校(千葉)   高橋邦夫
        県立高取高等学校(奈良)   杉崎忠久
        県立岡山芳泉高等学校(岡山) 谷本泰正
        県立岩井高等学校(茨城)   斉藤達也
        木更津市立清川中学校(千葉) 吉沢信之
        葛尾村立葛尾中学校(福島)  渡部昌邦
        広島市立鈴張小学校(広島)  玉井基宏
    大和市立林間小学校(神奈川) 島崎 勇
    前橋市立第四中学校(群馬)  折田一人
    長野市立篠之井西中学校(長野)力 尚宏
    県立大門高等学校(富山)   藤井修二
    県立神戸商業高等学校(兵庫) 坂東英敏 

6. 問い合わせ先 高橋邦夫
    電子メール:ktaka@togane-ghs.togane.chiba.jp
  学校:〒283 千葉県東金市田間1999 東金女子高等学校
  学校電話:0475-52-1161
  学校FAX :0475-55-6388
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(この募集要項の複製・再配布は自由です)
この募集要項は電子メール自動応答サービスでも入手できます。
	To: wakana-request@edu.ipa.go.jp
	Subject: info
	本文:(なし)
で電子メールを送ってください。

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(c)1996: Wakana Project / Admin Group: junbi@kiyokawa-jhs.kisarazu.chiba.jp
URL = http://www.edu.ipa.go.jp/wakana/youkou.html