平成15年8月7日
財団法人 コンピュータ教育開発センター

平成15年度 Eスクエア・アドバンス「学校企画」公募要領

  1. 「学校企画」について
     財団法人コンピュータ教育開発センター(CEC)では、平成14年度から 「Eスクエア・アドバンス」を実施しております。
     今年度の「Eスクエア・アドバンス」の取組みのひとつとして、小・中・高等学校、盲・聾・養護学校および教育関係機関(以下「学校等」)を対象に「学校企画」を実施いたします。
     学校企画では、学校等が主体となって情報化に対応した教育活動テーマを実践していただき、その成果を「ITを活用した教育実践事例」として、全国の先生方に紹介することをねらいとしています。
     今年度は20テーマ程度の採択を予定しており、CECから経費支援(上限30万円;税込)を行います。

  2. 「学校企画」の応募について
    (1)企画内容
     学校等における教育活動を伴う、ITを活用した実践研究テーマとします。
    教育現場からの新しいアイデアや取組み、他校の参考となるように工夫された教育手法や内容など、広く他の学校等の教育活動への波及が期待できる企画を歓迎します。
    尚、以下のテーマ例を参考に、本公募の趣旨に沿った提案をお願いします。
    • 日常的なIT活動実践の事例

    •  例 : 学級活動・学級日誌等へのIT活用
    • 高等学校の教科「情報」の実践事例
    • 市販ソフトウェアを活用した事例
    • 基礎基本の定着を目的とした事例

    •  例 : 算数・国語のドリル学習にITを活用
    • 先進的ITを活用した事例
       例 : 自動翻訳、音声認識・音声合成等
    • メディアミックスの事例

    •  例 : IT活用だけでなく、紙媒体やビデオ教材等の他のメディアおよび対面学習指導を併用した事例
    • 評価のためのIT活用の事例
    • その他(上記以外の事例)
    (2)応募資格
     既にIT機器等の教育利用環境を有する学校等からの応募を受け付けます。(学校等に所属する「研究グループ」も含みます。
     応募には所属長の承認が必要です。

  3. 企画テーマ選定基準
     企画テーマの選定にあたっては、提案内容を主に次の観点から審査します。応募書類の中で、企画の目的、実施手順などを具体的に記述してください。なお、今年度は新規の応募校を優先します。
    (1)必要性・・・教育現場において、早急に実践事例を示す必要性があるテーマか
    (2)新規性・・・新しいアイデアや取組みが含まれているか
    (3)波及効果・・・成果を普及することにより、広く他の学校等の教育活動への波及が期待できるものか

  4. 審査方法と決定通知
     CECおよび有識者により審査し、20テーマ程度を採択いたします。
     また、必要に応じて学校等にヒヤリングを行うことがあります。
     決定通知は9月中旬を予定しています。
      (注)応募状況により、スケジュール変更をする場合がありますので予めご了承ください。

  5. テーマ採択学校等の義務
     企画を採択された学校等は、速やかに企画内容等の調整作業を行い、以下のものをCECへ提出していただきます。
     情報交流会(平成15年11月頃実施予定)での情報交換および成果発表会(平成16年3月上旬に東京都内にて実施予定)での成果報告をお願いすることがあります。
     提出物の必要要件(項目)、書式、提出方法等の詳細については別途、採択校等に通知いたします。
    (1)実施計画書の提出
     提出期限:平成15年9月30日(火)
     「学校企画提案書」をさらに具体化した、実施準備段階で必要な指導案、授業計画、カリキュラムやスケジュール表などのラフスケッチを含んだ実践計画書です。
     (A4サイズの用紙で2〜4ページ程度)
    (2)実践報告書の提出
     提出期限:平成16年2月13日(金)
     前項「実践計画書」のバージョンアップ版と実践結果や研究成果を含む報告書です。
     (A4サイズの用紙で8〜15ページ程度)
    (3)情報提供
    • 企画実施期間中は、学校等のホームページで学校紹介、企画の紹介をしていただきます。また企画実施後も継続していただければ幸いです。
    • メーリングリストへの参加とEスクエア・アドバンスのアンケートへの回答をお願いすることがあります。
    • 企画終了時に、学校から企画の内容を授業実践事例データベースに登録していただき、Eスクエア・アドバンス活動の一環として成果(事例)を広く普及していきたいと考えております。

  6. 成果の取扱い
     本企画の成果については原則として経済産業省に帰属します。ただし、別途手続を行うことで、企画参加者も権利共有(又は利用許諾)を行うことができます。

  7. 応募方法と期限
    (1)応募方法
     別紙1「学校企画申請書記入要領」と別紙2「学校企画提案書記入要領」に従って申請書及び提案書を作成の上、提出してください。
     「学校企画申請書」には所属長の承認印が必要です。
    (2)応募期限
     平成15年9月4日(木)(必着)
    (3)必要書類
    1. 学校企画申請書   2部
    2. 学校企画提案書   4部
    (4)応募関係書類の提出方法
    1. 書類の送付について
       提出書類は原則として郵送によりご送付ください。 (宅配便でもかまいませんが、事務処理上持ち込みはご遠慮ください。)
      ※提出書類は返却いたしませんのでご了承ください。
      ※提出書類は提案テーマ毎に封筒に入れ、表に「学校企画」と朱記の上、提出ください。
    2. 書類の電子データによる送付について
      提出書類は郵送と併せて、Email(添付ファイルも可)にて送付してください。
    3. 参考資料等の添付はしないでください。ただし、審査上、必要が生じた場合のみCECから資料を請求することがあります。
    4. 書類提出時、ホッチキス止めはしないでください。書類をまとめる場合はクリップ等で脱着可能としてください。
    (5)郵便物の提出先
       〒108-0072 東京都港区白金1−27−6
       白金高輪ステーションビル3階
       財団法人 コンピュータ教育開発センター
       ネットワーク利用促進部 宛
    (6)E-Mailの送信先
       e2a@cec.or.jp

  8. 経費支援
    (1)金額
     30万円(税込)を限度に支援いたします。
    (2)経費の支払い
     必要経費の積算根拠をCECで査定し、双方で金額を合意の上、支援決定額を2回に分けて、半額ずつ支払います。
     請求と支払い期限は下記のとおりです。
     具体的な請求方法と事務処理方法については採用決定通知書にて通知いたします。
    1. 1回目の提出物(実践計画書)に対して
       請求:平成15年9月30日(火)(請求日は実践計画書の提出日と同じです。)
       支払:平成15年10月末
       CECで提出物の記述内容を確認後、お支払いいたします。実践計画書に必要な要件(記述)が足りない場合、再提出をお願いする場合があります。
    2. 2回目の提出物(実践報告書)に対して
       請求:平成16年2月27日(金)
       支払:平成16年3月末
       CECで提出物の記述内容を確認後、お支払いいたします。実践報告書に必要な要件(記述)が足りない場合、再提出をお願いする場合があります。

  9. 問い合わせ先
     財団法人コンピュータ教育開発センター
     ネットワーク利用促進部 宛
     FAX : 03-5423-5916
     Email: e2a@cec.or.jp
     応募に関する問合せは、EmaillあるいはFAXとします。電話での問い合わせには応じられませんのでご注意下さい。
以上